むし探検広 場
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60. 9. 3.1999 from テンテンさん 

アゲハチョウについて教えてください。 オレンジの木にかわいらしい卵を見つけて以来とりこになっています。 やっと,さなぎになりましたが,子供たちの注目の的になり、ケースごと落とされてしまいました。 このままで,羽化できるのでしょうか。 もう一匹の方は,さなぎになって10日くらいたちます。 昨日はぐらぐらとゆれていたのに子供たちに見つかって静止してしまいました。 このままで大丈夫でしょうか。

園長:>ケースごと落とされてしまいました → さなぎは糸でぶらさがったままなのでしょうか?それとも落っこちてしまってるのでしょうか?落っこちてしまってたら羽化はできないと思います。きちんと糸でぶらさがったままなら、落とされた時期が悪くなければ羽化する可能性が高いと思います。
>昨日はぐらぐらとゆれていたのに子供たちに見つかって静止してしまいました → さなぎは、はじめのうちはグニュグニュと体を動かしますが、そのうち固まって動かなくなります。いたって正常です。


59. 9. 1.1999 from ラッキーさん 

小さな天使
ヤマトシジミの写真が撮れました。 動きが素速いし、すぐに飛び立つので苦労しました。 小さな天使が、背伸びしているように見えますね。 あでやかなチョウではありませんが、愛らしさがあります。
CoolPix910 1999/08/25 福島県相馬市

園長:ヤマトシジミは都会の真ん中でもしたたかに生きているチョウです。デジカメをお持ちの皆さん、一度カメラハンティングしてみてください。


58. 9. 1.1999 from E・Kさん 

北海道に住むE・Kというものです。HP見ました。とっても綺麗ですね。蝶もHPも。
ところで、お聞きしたいことがあるのですが, 先日,とても綺麗な蝶をみました。どうしても、その蝶の名前を知りたくて。
・大きさは,しじみ貝くらいで、水色。
・羽はガラスを紙のように薄くして,すりガラスにしたよう。
なんていう蝶か,分かりませんか?自分でしらべたけれど,分からなくって。 お忙しい所申し訳ありませんが,よろしければ教えてください。
光が当るたびオーロラ色に輝いて,夢のようでした。

園長:今頃北海道で見られる、水色の、しじみ貝大のチョウというと真っ先に思いつくのはカバイロシジミ()です。 でも「オーロラ色に輝く」というのが少し気になります。オオミドリシジミなどミドリシジミの仲間かもしれません。 (7月のチョウなので、時期的には少し違うのですが) あと、ツバメシジミ、ヒメシジミ、ルリシジミなども可能性があります。 どんな地域のどんな場所にいたか、羽根の裏面のもようはどんなだったか、などの情報があればもう少し絞り込めると思うのですが…。


57. 8.31.1999 from yさん 

子供の素朴な疑問から私の大きな疑問になっていることがあるのです。分かれば教えてください。また、調べる方法があれば御教授頂きたいのですが・・・・・・。
私は、自然の残る横浜郊外に住み、5歳の息子と2歳の娘を持つ普通の お父さんです。疑問とは、「昆虫の生態?」に関することです。
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毎春、夏、秋、昆虫好きの息子と週末に虫を捕まえに行っています。最近は、バッタ、カマキリといったこれからが旬になる虫を捕まえるようになってきたのですが・・・・・。バッタを捕まえに行き、気になるバッ タの習性に遭遇しています。はじめは息子が発見し、質問をされ苦慮している次第です。その疑問を以下に書きます・・・・・。
バッタといっても「ショウリョウバッタ」にのみ見られる現象で、死にかたがヘンなのです。草原のちょっと高めの草の頂点付近ににしがみついて 死んでいるのです。たまたまかと思いましたが、よくよく周りを見ると、かなりの数の死骸が同様の状態で存在してました。この場所だけかとも 思いましたが、数キロ離れた別の場所でも同様の状態での死骸を多数発見 しました。なぜこんな行動を取るのでしょう?習性なのでしょうか。それとも別の要因があるのしょうか?
息子の説は、死ぬ前に蟻から逃げて来たのだといっています。父親の説は、殺虫剤、除草剤等を浴び、たまたま草の頂上付近で力尽きた。 いいかげんな説ですが、親子ともども気になって毎夜議論している次第です。

園長:草にくっついて死んでいる原因は、おもには2つ考えられます。
1.植物がベタベタしていて、虫の足が離れなくなってしまった。
   ツツジの茎にくっついて死んでいるのはこのパターンです。
2.カビや細菌に犯されてしまった。
   体が硬直したように死んでいて、時に体のあちこちに白い菌糸の固まりのようなもの(分生子)が生じます。
今回のショウリョウバッタは2の方だと思います。主婦と生活社から出ている「虫のおもしろ私生活」というガイドブックの196ページに、(ショウリョウバッタではありませんが) 2匹のバッタが草のてっぺんにしがみついたまま死んでいる 写真が載っていて、糸状菌というカビの仲間に感染したものと説明されています。では何故ショウリョウバッタだけが…という疑問が残りますが、ショウリョウバッタと結びつきの強いカビがはびこっているということでしょうか。


56. 8.29.1999 from 奈良のロバ君 

こんにちは へなちょこ動物園見させていただきました。 大変面白いですね。 ところで、馬の所に しまうまとポニーがいましたが ロバがいませんので。出来たらロバも載せていただけませんか?

園長:ロバの写真、どっかで撮った気がするので捜しておきます。
ところで、投稿者の「奈良のロバ君」さんのサイト http://www1.neweb.ne.jp/wa/kwmr-imago/nararoba.html には、小粋なロバの写真がいっぱい掲載されています。下の写真は、許可をいただいて転載させていただきました。

 物思いに耽る ロッシー君


まるでマジックで描いたような目がなんともかわいらしいですね。


55. 8.29.1999 from ラッキーさん 

日陰を弾むように飛ぶヒメジャノメが撮れました。 ヒメジャノメの方がヒメウラナミジャノメより眼状紋がきれいです。 写真撮影中、じっとしていてくれて助かりました。
眼状紋を見て「気味が悪い」と感じた方、 この写真を一週間くらい見ていると慣れますよ。
Nikon CoolPix910 1999/08/10 福島県相馬市 マクロモードにて撮影      

園長:大きな目玉模様、迫力ありますね。まあ、世間一般には「眼状紋なんかに慣れたくないっ!!」という人の方が多いでしょうけどね。


54. 8.29.1999 from コジロ−さん

はじめまして。 私は、猫が大好きです。が、 7月から飼い始めた猫は、やんちゃで、毎日噛まれる一方です。 誰かしつけ方、教えて下さい!

園長:サルだったら、思い切り噛みかえしてやれば良いのですが、猫はどうしたらよいんでしょう?ご存じの方、教えてください。


53. 8.28.1999 from 園長(サイト管理者)

夏旅行レポート

昨年以来、わが家の夏旅行のテーマは、もっぱら「磯遊び」。
今年も、南紀田原町と兵庫県竹野町の海へ行ってきました。
海岸近くをスノーケリングするだけのとても軟弱なマリンウォッチングなのですが、それでも、たくさんの魚や海岸動物と出会い、思いっきり楽しんできました。





昨年スノーケリングを憶えた小学1年の長男は、めざましい上達ぶり。まるでウミイグアナのように体と手足をくねらせながら、自由に海中を泳ぎ回っていた。

今回はじめて、水中で使える「写ルンです」を試してみましたが、水中メガネをしているとファインダーが見にくいし、1m以内はピントがあわないので、なかなか思った写真が撮れませんでした。



むしろ「自分が水面にプカプカ漂いながら家族のスナップを撮る」というようなことが可能なので、水上?写真の方でとても重宝しました。
それにしても海の中はおもしろい。昆虫に代表される陸上の世界も楽しいけれど、生物の多様性の面白さは、海中に軍配があがるといわざるをえません。

本格的な水中カメラがほしいなぁ…と思いつつ、写真という目標ができてしまうと、子供のように純粋無心に海中に遊ぶことができなくなりそうで迷っています。


52. 8.27.1999 from ラッキーさん 

川の近くの林で昆虫観察していたら、 一所懸命に砂利道を横断しているこの虫に出会いました。 黙って見ていると、砂利に足を取られ数回横転していました。 体長80mm前後もあるこの虫は、何の幼虫でしょうか? たぶん、スズメガの仲間ではないかと思っていますが・・・。      

園長:コスズメの幼虫でしょうか。頭部のあたりは、なんかヒルみたいですね。


51. 8.24.1999 from ラッキーさん 

先日、昆虫の写真を撮りに神社の境内に出かけました。見つけたのは、片方の羽を失ったアブラゼミ。 短い成虫の期間に、どんな歴史があったのでしょうか? その近くには、夏の終わりを告げるツクツクボウシのぬけがらが、ひっそりとありました。

園長:詩的ですねぇ…。私も見習わなければ。
(写真の投稿が増えてきたので、プレビュー画像を置くことにしました。皆さんも身近な自然で撮影された写真がありましたら、ぜひ投稿してください。)


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