1270.　6.16.2002 from みてち さん　

園長：カメノコテントウが出す赤い汁は敵に襲われたときに身を守るためのものです。毒ではなかったと思いますが、とても苦いので、カメノコテントウを食べようとした鳥などは、あきらめて退散することになります。もし勢いで食べてしまったとしても、味を学習して、次からはこの虫を避けるようになります。
　デザインが独特で目立つのも、天敵に覚えてもらいやすくしているのだといわれています。

1269.　6.17.2002 from mika さん　

園長：その小さな虫は、ダニではないかと思います。多少付いているぐらいならあまり影響ないのですが、放っておくと増えてくる可能性が高く、そうなるとクワガタの健康にもよくないので今のうちに退治しておくのがいいですね。
　使い古しのハブラシなどでダニをねらってこするととれると思います。
　あまり長時間こすり続けるとクワガタにストレスを与えてしまうのでほどほどにしてください。
　マットにも発生しているかもしれないので、ブラッシングしてもまただにがつく場合は、マットを変える必要があるかもしれません。
　ゼリーにかえたことによってダニが発生しやすくなった可能性はありますが、朽木や皿を利用してゼリーがマットなどにこぼれないように置きかたを工夫すれば大丈夫だと思います。
　マットを少し深めにし、マット表面の湿度をやや押さえ気味にしてみるのもいいかもしれません。

1268.　6.16&17.2002 from なおたろう さん　

園長：（連続して３つメールをいただいたのでぜんぶまとめて掲載しました）
　シンジュサンはかわいそうなことでした。やっぱりクヌギでなかったほうがよかったのでしょうか‥

　サリガニの脱皮の前ぶれについては、エサを食べなくなるとか、体色が変わるとか、背中としっぽの間に隙間ができるとか、いろいろありますが、なかなか見分けにくいのが現実ですね。
　ザリガニには、触覚の付け根に「聴のう」というくぼみがあって、この中に砂粒をいれて平衡感覚をとっています。脱皮後に自分で砂をかぶって聴のうに砂粒を入れます。
　ある程度の大きさのトレーであれば、自分でさがしあてると思います。
　けど、脱皮用＆脱皮後用（甲をかためて体力回復用）の水槽を別に用意して、そこには砂を敷くようにすれば、「共食い防止」と「砂粒用意」の一石二鳥になりそうです。

　小さなエビは、「スジエビ」ではないでしょうか。
　エサはザリガニと同じものでＯＫで、観賞魚のエサもよく食べます。
　酸素不足や水質変化にはわりあい弱いように思いますので、フィルターのある水槽で飼ったほうがいいと思います。特に夏場は水温があがると酸欠になりやすいので要注意です。
　水槽から飛び出すことがあるので、ふたは必須です。
　ザリガニといっしょにしておくとザリガニに食べられてしまうかもしれません。

1267.　6.16.2002 from ナオ さん　

園長：それは「ツマグロヒョウモン」というチョウの蛹です。
　おっしゃるように、普通はおしりの先をどこかにくっつけて宙ぶらりんの状態になっています。
　今のままだと、脱皮するときに殻からうまく抜け出せずに羽化に失敗してしまう可能性が高いです。
　瞬間接着剤などでおしりの先を、わりばしかなにかにくっつけ、飼育ケースに斜めに立てかけておけば、たぶん無事に羽化できると思います。
　蛹から出て、その殻にぶらさがってはねを伸ばしますので、はねが伸ばせるだけの空間（６〜７センチ程度）を確保してあげてください。
　ただし、寄生されていることも多いので、その覚悟も必要です。

1266.　6.15.2002 from ハジメママ さん　

園長：多少のカビなら放っておいても大丈夫かなとは思うのですが、我が家でも過去に蛹にカビがはえて死んでしまったケースがありますので、絶対大丈夫ともいえません。
　もし、気になるようでしたら、今のままの状態でカビを取るより、いっそ、蛹を掘り出して、人工の蛹室をつくって、そこに移してあげるほうがいいかもしれません。
　人工蛹室は、フラワーアレンジメントなどで使うオアシスをくりぬいて作ることができます。

1265.　6.15.2002 from コークミミ さん　

　こんなもの写真に撮りました

　ヘビトンボ　初めて見ました羽の模様が美しかったので写真に撮りました(ё_ё)
　チョウ　（・・？）　　　美しい羽を持っていますが名前がわかりません。

　　

園長：ヘビトンボはグロテスクですけど、確かにはねは美しいですね。
　チョウの方は「ツマグロヒョウモン」のメスです。
　ランタナのピンクとはねの紅色のとりあわせがいいですね。
　このチョウは、幼虫がパンジー、ビオラなどの葉を食べるので、だんだん増えているみたいです。

1264.　6.15.2002 from めぐ さん　

園長：幼虫と成虫の様子からして、ニジュウヤホシテントウか、オオニジュウヤホシテントウのどちらかに違いないようです。
　一度に何十個も卵を産みますし、世代交代もけっこう早いので、メスが１匹飛んでくるだけで、どんどん増殖し、大量発生状態になってしまうのです。
　殺さずにどこかに行ってもらう方法というのは、ちょっと思いつきません。
　やはり、見つけるたびにこまめに捕まえるか、薬を使うかしかないと思います。

1263.　6.15.2002 from Ｙ．Ｔ さん　

園長：スズメの巣、卵はまだ産みつけられてないのでしょうか？
　まだなら、今のうちに、巣を撤去してしまって、「ここはダメなんだよ」ということを主張する方がいいと思います。
　またすぐ別の場所に巣を作るでしょうから。
　卵がすでにあるようだと、覚悟してそのまま巣立ちまで見守るか、もしくは、かわいそうですけど、卵ごと撤去することになります。
　巣を人間の手で移動させても、たぶん親が放棄してしまうでしょうから‥。

1262.　6.15.2002 from らら さん　

園長：ゴキブリっぽいというか、それは、たぶん「クロゴキブリ」の幼虫ではないかと思います。
　排水溝から入ってきている可能性もありますし、屋内のどこかから移動してきている可能性もあります。
　排水溝に殺虫剤をスプレーすることは効果があるかもしれませんが、発生源を根絶できるわけではないので効果はあまり長続きしないかもしれません。殺虫剤は、残効性の高いものを、通り道になりそうで水に洗い流されにくそうなところを選んで施すのがいいと思います。（難しいかもしれませんけど‥）

1261.　6.15.2002 from まき さん　

園長：同じ部屋にいるのに、ある人だけがよく蚊にねらわれるというのはありえます。蚊は人間の呼吸に含まれる二酸化炭素や汗に含まれる乳酸を感知してよってきます。また、乳酸を感知するときに血液型を判別しているという説があります。
　なので、汗をかいている人、太っている人（＝汗をかきやすい）、息があらい人、お酒を飲んでいる人（＝二酸化炭素をたくさん出している）、Ｏ型の人（なぜＯ型なのかはよく知りませんが）、若い人（生命活動が盛んだからでしょうか）などは、比較的狙われやすいようです。

　「一匹ずつ攻撃してくる」説は、初耳ですが、しかし、羽音などを信号にしてコミュニケーションしながら時間差攻撃し、吸血成功率を高めている、という可能性も否定できませんね。世界のどこかで誰か研究しているかな？意外と大発見だったりして‥。