むし探検広場
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2620. 1. 1.2004 from 松原文献堂 さん

 2049. (6.14.2003)掲載、謎のグンバイムシについて

 これはアワダチソウグンバイ Corythucha marmorata という種類で最近日本に入ってきた移入種です。国外の分布はアメリカ、カナダ、ジャマイカ、メキシコで、現在関西で分布を広げています。
 これと同じものを2003年7月に奈良市のはずれで採りました。路傍のセイタカアワダチソウに大量に発生していました。

園長:情報ありがとうございます!
 アワダチソウグンバイというんですか。
 実は、No.2049のえつろうさんにメールをいただいた一週間後に、たまたま私の自宅(奈良です)の鉢植えにいるのを見つけて写真撮影しました。

 

 今のところ、ネット上にもこの虫についての日本語の情報は見つからないようですが、既にけっこう勢力を広げているみたいですね。


2619. 1. 1.2004 from M.O さん

 この前、窓のサッシにテントウムシがたくさんいました。
 おそらく冬眠だと思います。 
 1つ気づいたんですけど、ナミテントウやナナホシテントウ・たぶんニジュウヤホシテントウもいっしょに冬眠していました。 
 種類がちがっても同じところで冬眠するんですか?

園長:テントウムシの仲間は違う種類が仲良く越冬していることがあります。カメノコテントウとナミテントウは特にいっしょにいることが多いようです。
 ナミテントウは確かに集団越冬するのですが、ナナホシテントウやニジュウヤホシテントウは、あまり集団になって冬越しするのはみかけません。ナナホシテントウは、厳密には「冬眠」はせずに、不活発な状態で冬を乗り切るようです。(冬眠はしないけど、エサの少なくなく夏場に「夏眠」をするらしい)
 ナミテントウは、個体によっていろいろな斑紋のパターンがあるので、同じ種類なのに別種に見えることもあります。


2618. 12.31.2003 from みなこ さん

 昨日、私の家にある観葉植物の近くから、突然黒くてでっかい蝶が現れてすっごく驚きました(>_<)しかも真冬に蝶を見たのは初めてですし・・・
 外は雪景色の青森なのになぜ今の時期に蝶が現れたのかは、不思議で不思議でたまりません!
 気になって蝶の図鑑を見てみたら、カラスアゲハでした。
 こんなことはよくあるんですか??蝶のことは詳しくないのでよくわかりません・・・。教えてください!!

園長:真冬の青森にカラスアゲハ!びっくりですね。こんなこと、めったにあるもんではありません。
 もしかしたら、その観葉植物は、秋までは屋外に出されていたか、それとも、秋以降に購入されたものではないでしょうか?
 もしそうなら、植物のどこかにアゲハの越冬蛹がついていて、それが屋内の暖房のために、季節を間違えて羽化してしまったのではないかと思います。


2617. 12.30.2003 from あかみね さん

 沖縄のあかみねです。
 我が家のアリ戦争が終結し、冬なのでゴキブリも出ず、お陰様で紙魚もめったに見なくなり。すると…。

 …へなちょこに送るネタが全然無くなってしまいました(笑)。いつもちゃんとロムってます。最近はバッ吉君が気になっております。

 今年も一年楽しいホームページをありがとうございました。来年もますます愉快でへなちょこなページを作ってください。応援しております。それでは。

園長:あかみねさん、今年も南国ならではの楽しくも涙ぐましい話題をいろいろとありがとうございました。来年もまた、暖かくなりましたら、いきものとの戦況レポートや平和的レポートなど楽しみにしています。


 みなさま、今年一年、「へなちょこ動物園」と「みんなの広場」をご愛顧いただきありがとうございました。

 来年の春ごろをメドに、いろいろとごちゃまぜになったサイト内を整理して、
 へなちょこテーマ中心の「へなちょこ動物園」 と、
 昆虫テーマ中心の「昆虫エクスプローラ」
のふたつのサイトに再構成するつもりです。
 その際に、この「みんなの広場」は、昆虫の話題をメインにした「むし探検広場」(仮称)としてリニューアルしようかと思っています。

 来年も、見て/読んで楽しく、参加して嬉しいサイトをめざしてがんばりますので、これからもよろしくお願いします。 


2616. 12.30.2003 from わに さん

 テントウムシは、園長さんが書かれていた種類とよく似ているような・・・。でも、上半分は、確か、5つ点があったような・・・(でもそのうち2つの点は、下の黒地の部分に半分かくれていたような感じだったので、・・・・どうでしょう・・・???)
 ところで、先日から、サビキコリらしきやつが、家の中を歩いていました。夏に連れて帰ったのは逃がしたので、多分どこからか入り込んだんだと思いますが、このまま外に逃がしてやっていいのでしょうか?今は、バッ吉のかごの中の、カブトムシの止まり木の穴の中に入り込んでいますが・・・
(リンゴをやると、ちょっと食べたようです・・・)

園長:変わった斑紋のテントウムシ、ちょっと私の手に負えない感じです。
 この前ご紹介した「オオフタホシテントウ」は分布域からして可能性が低いように思いますし、ほかの種類にもいろいろ斑紋の変異があるようで混沌としているし、ナミテントウの変型判の可能性も捨てきれないし‥。写真かイラストがあればもうちょっとなにかわかるかもしれませんけど‥。

 サビキコリは、今頃は、樹皮の下や朽ち木の中にもぐりこんでいるはずなので、暖かい日を選んで樹木の多い場所に逃がしてあげるのがいいように思います。冬季なのであまり活動はしていないはずですが、もしこの季節に摂食しているとしたら、朽ち木の中にいるほかの昆虫類が主食になっているのではないかと思います。


2615. 12.29.2003 from ゆき★ さん

 1年くらいから私の部屋に3o〜4oの幼虫みたいな虫がわいています。カーペットの中からでてきます!!
 部屋の端っことか、タンスをどけたりしたらいっつもいます。もう気持ち悪くてはだしで部屋を歩けません。
 ダニアースなどためしてみましたが無駄でした・・。
 この虫はなんなんでしょうか??

園長:その幼虫は、わりとずんぐりした体型ではないでしょうか? もしそうなら、「ヒメマルカツオブシムシ」の幼虫です。
 過去ログに写真を送っていただいた投稿がありますのでご確認ください。 → No.2564


2614. 12.29.2003 from まゆみ さん

 アヲスジアゲハの夏に幼虫を見つけ家で飼っていました。そうしたらさなぎになり、蝶にならないように外に出しておいたのに12月になり蝶になってしまいました。なぜそのような事になったのか教えてください。

園長:なってしまいましたか‥この冬の真っ只中に‥。
 もしかしたら、置いた場所が悪かったのかもしれません。
 たとえば、飼育ケースに入れた状態で、日当たりの良い場所に置いたりすると、ケースの中の温度がかなり上昇してしまって、春と間違えてしまうこともあるのではないかと思います。


2613. 12.28.2003 from よこすかのPooh さん

 こんにちは!よこすかのPoohさんです
 このところめっきり虫の姿をみかけなくなりました。
 いるのは蜘蛛と色白の蝿くらいです。
 今日は庭の植木鉢の引越しをしていたら、ガラスビーズのようなものを見つけました。
 鉢の裏にも乳白色の物がついていました。
 直径は3oくらいです。「なめくじ」の卵かな?
 近くにチビなめくんがいたので…

 

園長:ああ、この透明の玉は、おっしゃるようにナメクジの卵ですね。接写すると特に綺麗で、私も夢中になってしまった覚えがあります。
 鉢の裏の乳白色の方は、ナメクジでなくてカタツムリのものではないかと思います。


2612. 12.25.2003 from わに さん

 こんにちは。最近あたたかかったり、急に雪が降ったり、変な天候ですね。バッ吉は、もうよれよれですが、しっかり食べてます。チャームポイントだった、ぴんと立った触覚も、へにゃへにゃになり、中足も動きがい・・・・でも、暖かい日には、食べてます・・・ばりばり・・・。でも、あとはぼ〜っとしています。寒い日には、死んだように動きませんでした。
 やはり、おひさまの力は、偉大ですね。あと、どれくらいかわからないけど、頑張ってお世話したいと思います。
 ところで、今日は、とてもあたたかかったので、テントウムシ(冬眠中の?)がたくさん、出てきていました。この辺が特別なのか、変わった模様のテントウムシが多いです。今日は、上半分が赤地に黒点が五つ、下半分が、黒地に赤点が二つという模様の、変わりナナホシテントウ???を、見つけました。すごいバリエーションですよね。
 そこでちょっとテントウムシに関する質問ですが、ナミテントウやナナホシテントウは、アブラムシを食べるはずですが、なぜか、ネギについている、黒いアブラムシは食べません。前に、プランターのネギに黒いアブラムシがいっぱい着いて気持ち悪いので、外から、テントウムシの幼虫を捕まえてきてネギに放してやりました。すると、アブラムシの上をまたいで逃げるではありませんか・・・。しばらくして様子を見ると、幼虫は、死んで落ちていました。連れて帰ったときは元気だったのに・・・。今日の、テントウムシもネギの所へ連れていって見たのですが、触角で探るようにするのですが、アブラムシに触ると、避けていってしまいました。おなかがすいていないのかとも思いましたが、アブラムシの分泌したべたべたの汁のところをずっとなめているようでした・・・。やはり、テントウムシは、黒いアブラムシを食べないのでしょうか?もしそうなら、なぜなのでしょう???
 またまた、変な質問で、すみません・・・。宜しくお願いします。

園長:冬至が過ぎて、日がだんだん長くなるので、バッ吉さんも復活してくれるといいんですけど‥。

>上半分が赤地に黒点が五つ、下半分が、黒地に赤点が二つ
>という模様の、変わりナナホシテントウ???

 変わってますねぇ。なかなか頭の中でイメージが浮かびません。
 ナナホシテントウは斑紋に変異が少ないので、ナミテントウのバリエーションかもしれませんね。
 図鑑で調べてみたら、九州南部から南に分布している「オオフタホシテントウ」の変型バージョンで、「上3分の2が赤地に黒点三つ、下3分の1分が、黒地に赤点が二つ」というのがいましたが‥ でも、やっぱり、ナミテントウかな‥。

 ネギのアブラムシの件もよくわからないのですが、アブラムシには、幼虫のうちは、攻撃性を持っていて、みんなで協力して天敵をやっつけてしまう種類がいるようです。そういう種類は、天敵を攻撃するとともに、警戒フェロモンを分泌して敵に塗りつけ、その匂いに反応して仲間がどんどん攻撃をしかけるらしいです。
 ‥と考えると、「アブラムシの分泌したべたべたの汁のところをずっとなめている」というもの説明がつきますね。(ほんとうのところは知りませんので無責任な想像です)


2611. 12.24.2003 from かずき さん

 こんにちは。
 ちょっと気になる虫(?)を発見したのでメールをしてみました。

 湿気った窓のサッシの部分に白い1mm程度の虫が何匹もいます。
 それはサッシから窓側の机にまできているので、どうにか対処したいのですが、虫の名前がわからないので、駆除の方法などがわかりません。
 写真でとろうと思いましたが、小さすぎてぼけてしまうので写真は省略させていただきます。

 よろしくお願いします。

園長:それは、もしかしたら、近頃、この広場にもよく登場している「コナダニ」の仲間ではないかと思います。
 こちらを参照してください。 → No.2605


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