むし探検広場
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2650. 1.26.2004 from Maiko さん

 初めてメールいたします。

 私は南の島に旅行するのが大好きで、年間3,4度海外を含めてビーチリゾートに行きますが、ここで毎回頭を悩ますのが、虫対策です。

 元来、私は虫に刺されやすい体質のようで、数人と一緒にいるとなぜか私だけいつも数倍多く刺されており、虫除けスプレーも時として効き目がないように思います。

 南の島のビーチリゾートへ行くと、どこの国でも必ず数十箇所、多いときで100箇所を越す虫刺されがあります。
 それも決まって、手の甲、背中、太もも全体、おしりなど、集中して刺されます。これがとても痒く、刺された数日間は眠れないほど痒く、1ヶ月経ってもまだ痒いことがあり、痕も残ります。
 見た目は5-8mmくらいに真っ赤に晴れ上がり、中央が多少隆起しており、かまれた痕は肉眼では見えません。
 ベットや屋外のデイベットなどが怪しいと思っており、虫除けをこれでもかと掛けてもやはり同じことで、安心してくつろげません。
 暑い南の島で厚手の長袖長ズボン、さらには靴下と手袋をして寝ることもあります。

 そこで質問ですが、
 1.この虫は何と推測されるか。
 2.良い対策法
 3.虫にかまれにくい体質にするためにはどうしたらよいか。

 以上のアドバイスをいただけたら大変助かります。
 どうぞよろしくお願いいたします。

園長:100箇所もかまれるのですか‥。せっかくのリゾート気分も萎えてしまいますよね。
 その状況からすると、犯人は、やっぱりダニの仲間ではないでしょうか。
 虫除けスプレーは、体にも塗っておられるでしょうか?ベッドや床材にひそんでいるのは間違いないと思いますが、刺されるのを防ぐためには、体に塗るタイプの防虫剤を、(耳なし芳一のお経のように)刺されやすいところを中心に体中くまなく塗っておくほうが効果的だと思います。
 あと、もしできるなら、防虫対策をしているホテルを選ぶこと。アレルギー体質の人などが安心にて宿泊できるようにフローリングやタイル張りを多用して虫の住み着きにくい環境を実現しているホテルもあるようです。
 また、海外リゾートの場合は雨季と乾季があるので、湿気の少ない乾期を選べば、被害は比較的少ないのではないかと思います。
 なぜMaikoさんだけそんなにかまれるのかはよくわかりませんが、どちらかというと体温の高い人がねらわれやすいので、夜のお酒をガマンすると、体質的にもお友だちより有利な立場に立てるかもしれません。(お酒をとるか、ダニをとるか‥悩ましいですね)


2649. 1.24.2004 from かいせい(父代筆) さん

 河原の菜の花にミツバチがきてました。
 ミツバチって真冬にも普通にいるものなんですか?
 蜜のある花も少ないだろうに。

園長:ミツバチは、実は、真冬も含めて一年中活動しています。花はたしかに少ないですけど、それなりにいろいろな花が咲いているので、移動力のある彼らにとってみたらどうってことないんでしょう。
 あと一か月もして、早春の梅の季節になると、一番目につくのがミツバチたちですね。


2648. 1.24.2004 from ハッブル さん

 リニューアルなさったんですね。ますます楽しい動物園になりましたね!
 一瞬、みんなの広場がなくなったのかと思いましたが、こちらのむし探検メールをみつけてほっとしました。
 今回も質問です。私は養護学校の教員をしていますが、同僚が学校の農園のブロッコリーでアオムシを見つけて教室で育てています。もう3センチを超えるくらいに大きくなっていますが、こんな寒い時期にアオムシがいるなんて驚きです。今の時期でも、羽化までいっちゃうのでしょうか?同僚は「(ケースの壁から)よくぽてっと落ちてる」と心配しています。教室は生徒がいるときは暖房が入って暖かいですが、夜間や休日は結構冷えます。

園長:この季節に幼虫でいるということは、「タマナギンウワバ」というガの幼虫かもしれません。
 もともと南方系の種類で、夏の間に世代交代をくりかえしながら分布を北に広げて、冬になると寒い地方のものは野外では死んでしまうようです。今年は、冬になってもけっこう暖かい日が多かったので、生き残っていたのでしょうか‥。
 寒すぎない環境に置けば蛹になって羽化する可能性はありますが、健全に育てるためには、夜でも15度以上はある場所に置くのがいいと思います。


2647. 1.23.2004 from はるママ さん

 こんにちは、教えていただきたい虫が、家の中で発生!
 巡り巡ってたどり着きまして...。
 その虫ですが、足は6本蝕覚らしきものが2本大きさが2ミリほどで背中には、うぶげが生え足は黒。
 トイレと窓の淵、部屋の隅にもガムテ−プで回収すると一日80から120匹は出てきます。 
 9ヶ月の子供がいて何でも口に入れるので心配です。
 何の虫か教えていただければ有難いです。 

園長:背中にうぶげがあって足が黒、ですか‥。しかもそんなにいっぱい‥。
 いただいたメールでは胴体が何色かわからないのですが、いずれにしても、私には正体がよくわかりません。
 ひょっとして、2つ下のさくらさんの会社に出たのと同類かも。そのときは、トビムシかも、と思ったのですが、トビムシの仲間ならたとえばこんな感じなのですが、



はるママさんのところに発生しているのは、うぶげがあって足だけ特に黒いんですよね。‥やっぱり違ってそうですね。

 あと、屋内にしばしば大発生する小さな虫としては「ヒラタチャタテ」などチャタテムシの仲間がありますが、これも、うぶげははえていないし、足だけ特に黒いということもありません。

 結局よくわからなくてスミマセン。

 皆さんの中で、なにかご存知の方、心あたりのある方はぜひ情報ください。


2646. 1.23.2004 from わに さん

 こんにちは。わにです。先日のガガンボは、2、3日姿を見せなかったので、自分で逃げたかな・・・なんて思ってたら、昨日晩ご飯中に現れました。そんでもって、食卓の方に突っ込んできたから、さあ大変・・・・。子供たちが、恐い恐いと大騒ぎしたため、ティッシュで、主人に取り押さえられ、外に放り出されてしまいました。おそらく外は、氷点下・・・。どうなったのでしょう・・・?おとなしく隠れていれば良かったものを・・・。

 ところで今日は、またまたテントウムシです。ナナホシと思いきや、点がちいさくて、数が多い・・・。16個ぐらいあったような・・・今回は、写真に撮ってみました。(ぼけててすみません)これは、何だか分かりますでしょうか?図鑑には載ってません。よろしくおねがいします。

園長:普通だったらティッシュでくるんでつぶしてしまうところを、優しく包んで逃がしてあげるところがご主人の優しさですね。そんなに運のいいガガンボだから、案外、どこかで生き延びているかも‥。

 写真のテントウムシは、ナナホシテントウと同じぐらいの大きさだったんでしょうか?であれば「ナミテントウ」だと思います。ナミテントウには、いろいろな模様のパターンがあって、その中の「紅型」と呼ばれるものがこんな感じです。紅型の中にも、ほとんどオレンジ一色のものから、黒紋がとてもハッキリしているもの(下の写真)まで、いろいろです。


2645. 1.19.2004 from さくら さん

 12月20日位から会社(木造住宅)の建物のまわりに黒(濃い灰色)くて小さい、体長2ミリ、幅1ミリぐらいの足が6本の飛ばない虫が大量発生しています。何故か台所、トイレ、天井などにも大量にいます。よく見るとゆっくり動いています。掃除機で吸い取っても翌日には大量発生しています。隣の家にもいるらしいですが、室内までは入って来ていないそうです。
 この虫の正体と駆除方法をを教えてください。写真に撮りたいのですが小さ過ぎて上手に撮れません。

園長:なんでしょうか‥。申しわけないのですが、コレだ!というものは思いつきません。
 もしかしたら、トビムシの仲間でしょうか‥。トビムシなら、湿った土壌中や落葉の堆積している場所などで発生しますので、家の周りに怪しいところがないか点検し、掃除すれば少なくなるかもしれません。
 虫眼鏡で観察して、イラストでも描いて送ってもらったら、もうちょっと何かわかるかもしれませんが‥。


2644. 1.19.2004 from わに さん

 こんにちは。バッ吉がいなくなって、静かな日々が訪れるかと思いきや、この寒いのに、色んな虫がやってきてます。(^_^;)
 まず、驚いたのが、バッ吉のケース(ふたは閉まっています)をたまたま覗いたら、何か動いてる・・・・(--;)よくみると、立派な「ガガンボ」ではありませんか・・・・どこから来たの?何でこんな季節に??どうやって密室(ケース)に入ったの???ひょっとして、ケースの中に蛹がいたのでしょうか?蚊と似てるので、大きなボウフラの形で水の中にいるものだと思っていたのですが・・・また、こんな季節にも、普通にいるのでしょうか?このひと(?)は、今うちの中を飛んでいますが、外に逃がして大丈夫なのでしょうか?
 それと、バッ吉の卵ですが、今まで暖かいところに置いておいたのに、急に寒いところに置いてやっていいものなのでしょうか?それが心配で、今までと同じ暖かいところにおいていました。暖かいと言っても夜は、10度ぐらいになりますが・・・。まだ他にも、色々来てます・・。そちらもお聞きしたいことがあるのですが、また後日・・・

園長:密室ケースにガガンボが突然出現するとはビックリですね。
 それはやっぱり、蛹がまぎれこんでたのではないでしょうか。
 ガガンボの幼虫には、水中にいるものと、陸上の土壌中にいるものの両方がいます。
 この季節に羽化するものがいるのかどうかはよく知りませんが、北国には「クモガタガガンボ」という真冬の雪上に出現する変わりものもいます。冬に出る種類があってもおかしくないかもしれません。でも、どっちかというと、暖房のせいで羽化してしまったもののような気はしますね。

 卵は、そんなに気にせずに移動させてもいいと思います。まぁ、あまりに短時間に急激な温度変化は避けたほうがいいので、昼間の、外気温もあがっている時間帯を選ぶのがベターでしょうけど。


2643. 1.18.2004 from こもも さん

 園長先生お久しぶりです、お正月にオナガウジの質問をしましたこももです。あれから、彼らの虜になってしまった私は かめこに汚い水槽で我慢してもらい、毎日オナガちゃんたちを観察をしているのですが、なかなか変化がありません。小学生の頃、夏休みの理科研究でハエの幼虫を飼っていたのですが、奴らはあっという間に蛹になり成虫になりました。同じ「蛆虫」と呼ばれているのに、アブはハエと違って成長するのに時間がかかるものなんですか?? それに こんなに寒いのに大丈夫なんですか?なんか心配…

園長:とりつかれてしまったんですね。オナガウジに。
 今は冬なので、休眠、もしくは、ほとんど成長しない状態になっているのだと思います。
 ハナアブの仲間は、一般的な図鑑などでは、成虫で越冬することになっていますが、実際には、幼虫で越冬する場合もありますので、寒いのはわりと平気だと思います。


2642. 1.15.2004 from ぴ〜たんQ さん

 はじめまして。洗濯物につく虫の卵の掲載を拝見しました。うちもなんです。しかし掲載されていた方とは卵の形状がちがうんです。色はべ-ジュで大きさ1mmx0.1mm位の触るとザラザラするくらい硬い卵が二列になって30個位付いています。洗濯物以外にも家の外壁などにも付いている事があります。気持ち悪く、また何の卵なのか長年の疑問です。今日、こちらのサイトを発見し、たずねてみるしかないと思いました。よろしくお願いします。

園長:うむむむ‥なんでしょうか。すみません。よくわかりません。
 洗濯物に卵を産みつける犯人はカメムシの仲間であることが多く、細長い卵を産むものもいるのですが、1mmx0.1mmというのはまた極端に細いですね‥。

 皆さんの中で、何かご存知の方がおられましたらメールください。


2641. 1.15.2004 from 乱馬 さん

 新年、あけましておめでとうございます!今年もよろしくお願いいたします。

 さて、いきなり質問なんですが、最近なんか可愛い鳥をよくみかけます。そこで、私が見たのは、嘴がオレンジの鳥でした。体は黒く、目らへんにほんのり白いラインがはいっています。一瞬九官鳥?と思ったのですが、大きさは、セキセイインコより少し大きめで、ヒヨドリより少し小さめの・・・。
 私はその鳥の名前がわからないので、勝手に「ヤンバルクイナ」と呼んでいます。このことを母に言うと、爆笑されました・・・。
 わかりずらいかもしれませんが、よろしくおねがいします。

園長:今年もよろしくお願いします。
 その鳥って、たぶん「ムクドリ」ではないでしょうか。
 近頃は、都会の公園でもよく見かけるようになった気がします。何羽かでいっしょにいることが多いですね。
 何十年も昔の園長が高校生だった頃の話ですが、この鳥を見て、「みんな、いちいちビスケットをくわえてる‥!?」とびっくりした友だちがいました。黄色いくちばしを、そういうふうに見間違えただけなのですが、なんか忘れられなくて、いまだにムクドリを見るとその時のことを思い出してしまいます。


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