むし探検広場
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2780. 4.17.2004 from 茜まま さん

 茜ままです。
 横浜は、気持ちのいいお天気が続いています。
 小さな『ゾウムシかな?』を見つけました。必死に壁を登っていましたが、落ちてしまいました。飛べないのでしょうか?
 家の前で倒れていた『ハチ』ですが、すごく毛深いです。ミツバチはあんなに毛深くなかったような...。それとも、人間のように毛深い個体なんて!!
 とにかく、楽しい季節がやってきました。



園長:虫の姿が増えて、心騒ぐ季節になりましたね。
 甲虫の方は「ヒョウタンゾウムシ」の仲間でしょうか。ヒョウタンゾウムシ関係は、たいてい後翅が退化していて、飛べなかったと思います。
 ハチは、「ヒゲナガバチ」の仲間のメスかも。オスは、長い長い触角を持っています。後肢がこんなに毛深いのはメスの方だけです。


2779. 4.17.2004 from S.R さん

 はじめまして!あるサイトで下記の質問をしたところ、ここのサイトを教えてもらいました。「蛾」について聞きたいことがあるんです。

 私の部屋のあるところにずーーーっと蛾がとまっています。かれこれ48時間以上ずーーーっと動かずとまっています。

 最初に見つけたとき、
 「蛾は光に集まるっていうし、電気を消して寝てればどっかに行っちゃうだろう」
と思い、そのままほっといたのですが、結局朝になっても夜になっても何も変わらないまま2日がたってしまいました。

 質問は、
 ・蛾には同じところでずっととまっているという習性があるのでしょうか?
 ・あるとしたら、どういう理由ですか?お腹はすかないのでしょうか?

 よろしくお願いします。

園長:ガが、同じ場所にずっととまっている、というのはありえることです。
 たとえば、多くの種類のガのメスは、同じ場所にとまったまま、フェロモンを出してオスを呼び寄せますが、オスがやってこなければ、ひたすら同じ場所で待っていることもありえると思います。
 また、ガの成虫には、あまり食事をとらず繁殖活動に専念するものが多くいます。ヤママユガの仲間などは、もともと口が退化していて、食事を取ろうにも取る術がありません。


2778. 4.17.2004 from GT さん

 昆虫採集ゲームの3と10のヒント(できれば正解)を教えてください
 わからなくて 頭が痛いです mmmmm

園長:GTさん、フォームにメールアドレスを記入しておられなかったので、こっそりお教えすることができないじゃないですか。
 この広場にいきなり正解を書くわけにもいかないので、とりあえず、ヒントだけ。
 No.3に隠れているのは、「オジロアシナガゾウムシ
 No.10は、「クロコノマチョウ」です。

 まだわからなければ、今度はアドレスを記入して、もう一回ご連絡を。 


2777. 4.16.2004 from garuu さん

 回答ありがとうございました。2775の質問をさせていただいたgaruuです。
 結論から言うと、教えてくださった「へびとんぼ」に似ています。特に、
>大あごを持っているので、不用意に捕まえると噛みつかれる。
>成虫は、日中は河原の樹木で静止していることが多く、
>夜になると灯火に飛来する。
 という部分が当てはまっています。見つけた場所は川の近くでもありました。
 ただ、画像を見ると、似てはいるのですが少し違うところがあります。
まず、首?(というか、頭と腹の間)がもっと長いです。また、羽はあったように思いますが、外側は透明ではなかったような...(それでカマキリに似て見えたのかも知れません。)あと、全体の色がもっと鮮やかな感じでした。
 そういえば、1018の質問の方が見た虫と少し似ていて、「頭にキリンのようなものがあり、足が腹からはえていた」ような記憶もよみがえってきました。
 体長が12〜3cmというのは少しオーバーっだたかもしれません。でも、大型のカマキリくらいの大きさはありました。
 やはり、ヘビトンボの仲間なのでしょうか。
 もう一度図鑑などで調べてみようと思います。また、その場所に行く機会があれば、是非写真に撮ってきますね。
 どうもありがとうございました。

園長:そうですか‥。ちょっとピッタリしなくて、気持ち悪さが残りますね。
 1018の和泉香さんのイラストもあらためて見ると、腹部から肢がはえていたり、角があったり、ほんとうにヘビトンボだったんだろうか‥と思えてきました。
 ぜひとも、写真、ものにしてください。待ってます!


2776. 4.15.2004 from ちび虫博士 さん

 園長さんとても気になってることがあります。
 それは、ヨナクニサンの幼虫、蛹をみたいのです。写真があったらおねがいします。

園長:そうそう。あの巨大なガの幼虫や蛹って、いったいどんなのか、ほんとうに気になりますね。
 残念ながら、園長は見たことないし、写真も持っていません。
 検索サイトで、「ヨナグニサン幼虫」で検索したら、幼虫の写真は見られます。(ヨナクニではなく、ヨナニで、幼虫の前にはスペース入れずに検索してください) 


2775. 4.15.2004 from garuu さん

 はじめまして。質問させてさい。
 以前、千葉県の山奥で見た虫の名前が知りたいのです。
 その虫は体長12〜3cmくらいで、一見、カマのないカマキリといった感じです。色は黄緑のと黄色のといたと思います。また、全身に小さな黒い斑点もあります。アジサイの木によくいましたが、夜、明かりに集まってくる事もありました。
 図鑑などで調べたところ、おそらくナナフシの仲間だろうということが判りましたが、そのものズバリという写真は見つけられません。
 いったい、何という虫なのでしょうか?
 ちなみにその場所は、野生の鹿も生息する、かなり山深いところです。
 少ない情報で恐縮ですが、よろしくお願いします。

園長:うむむむ。なんでしょうか‥。
 かなり巨大ですよね。
 カマキリに似ていて、しかもナナフシ‥、というと、ひで吉さんのカマキリを思い出しますけど、あれはカマがあるし、日本にはいないはずだし‥。
 はねはありましたでしょうか。もし、大きなはねがあったのなら、「ヘビトンボ」あたりはどうでしょうか。これが違っていたら、ちょっと迷宮です。 


2774. 4.15.2004 from じゃん さん

 こんにちは。
 先日、page276で紹介していただきましたじゃんです。
 スイレン鉢の中の卵について質問した者です。
 お忙しい中丁寧に回答を頂き、ありがとうございます!

 その後、なぞの卵の正体がわかりましたのでご報告いたします。
 どうもユスリカのようです。

 生まれてきた幼虫が細長くくねくねしているので貝じゃないかも、と思い家族の反対を押し切り(笑)その後も観察を続けていたのですが、その幼虫がおもちゃの顕微鏡で見られるくらいまで大きくなるのを待って、きれいに見ることができました。

 すると、ユスリカの幼虫の写真とうりふたつでしたので、卵の写真を探してみました。
 ちょうど図書館が整備期間で休館でしたので、インターネットで探してみると。。。
ありました!
 卵もそっくりでした。

 というわけで、ユスリカの卵だと思います。

 おもちゃの顕微鏡で見たユスリカの幼虫は黄金色の半透明で、太陽の光に反射してキラキラしており、大変きれいでした。
 しばらく飼っていたこともあり、血も吸わないとのことなので、彼らは無罪放免にして、スイレン鉢にもどしました。
 毎日、後から後から新しい卵が増えるのでそれは見つけたら処分するようにはしていますが彼らだけは特別、ということで。

 本当にすっきりしました!
 どうもありがとうございました。

園長:そうですか。ユスリカでしたか。
 モノアラガイとか、見当ハズレのこといって、すみませんでした。
 お礼言われると恐縮します。
 私も、ユスリカの幼虫を、おもちゃの顕微鏡で観察したくなりました。


2773. 4.14.2004 from さん

 園長さん

 たかがハエ、されどハエ。
 ハエはこれまで被写体としては全く興味のなかった昆虫ですが、いろいろな角度から眺めていると、これまで見えなかった特徴や生態などが発見できて、撮影していてとても楽しいです。


園長:確かに。ハエって、どうも、見過ごしがちですが、隠れた魅力がありますね。
 私も、反省して、ちょっとハエに注目してみようかな‥。


2772. 4.14.2004 from 掃除機ムカデのM さん

 昨年、掃除機でムカデを吸ってお世話になりました。
 その節はありがとうございました。
 その後ハウスメーカーの方と検討したのですが、2階の寝室でばかりムカデが出る理由はわかりませんでした。
 ところが昨日、ベッドマットの横を、赤茶っぽい、蜘蛛にしては長細いような2mmくらいのものがささっと歩いて行くのを見ましたが、速かったですし、良く見ることも、叩き潰すこともできませんでした。
 もしかして、あれがムカデの幼虫で、だんだんこの部屋のどこかで大きくなって行くの??と怖いのですが・・・。
 そもそもムカデとは何月ごろにどういう形で生まれるのでしょうか?
 部屋の中で育って行くということもあるのでしょうか?
 自宅は緑は多い環境ですが、壁の隙間も、コンセントとサッシのレールくらいなのですが・・・。
 よろしくお願いいたします

園長:その節は、掃除機でムカデを吸われてご愁傷さまでした。
 ムカデは、春から夏にかけて産卵し、幼生は親と同じ形のものが生まれてきます。しかし、落葉の堆積したところなど湿潤な環境に生息するものなので、人家内の部屋ですくすく育つというのは、あまりないのではないかと思います。
 体はかなり扁平なので、サッシのわずかな隙間などから侵入している可能性は十分にあると思います。
 ささっと歩いていった虫は、確かにムカデかもしれませんが、シミとかであった可能性もあるかも。(シミは赤茶というより灰色〜黒色系なのでやっぱり違うかな‥)


2771. 4.14.2004 from またお さん

 困ったときはいつもお世話になっております^^
 早速なのですが,昨年の11月頃から年末頃までだったと思うのですが,添付した写真の虫が大量に発生しました。取っても取っても次から次へと地中から現れて,一時はどうなることかと焦ってしまいました。
 この虫の正体はなんなのでしょうか?ネットで調べた範囲では,ハエの幼虫なのではないかと思うのですが。
 よろしくお願いいたします。

 

園長:この大勢の虫たちは、ケバエの仲間の幼虫で、たぶん「ヒメセアカケバエ」あたりではないかと思います。
 ケバエの幼虫は、腐食物を食べて育ち、落葉の溜まり場や野菜クズの堆積地などでしばしば大発生します。


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