むし探検広場
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3330. 8.27.2004 from かん さん

 かん といいます
 家の周りで見つけた虫をデジカメで撮ってHPに昆虫採集として乗せてます
 昆虫エクスプローラで名前探しお世話になってます
 撮り始めてみて結構はじめて見る虫が多くてどうやって調べていいか???でした
 ここにこんないい場所があるのを見つけて早速お願いします
 一瞬翅をとられたトンボかと思いましたが元気よく飛んでいきました

園長:これは、ムシヒキアブの仲間の「アオメアブ」のようです。
 ほかの昆虫をつかまえて体液を吸ってしまう吸血昆虫です。


3329. 8.26.2004 from ふぁる さん

 はじめまして 「ふぁる」と申します。
 早速で申し訳ないのですが、我が家の庭の花壇にこんな物が落ちていました。



 大きさは5.5cmほど。ちなみにマサキの葉が食害されており、近くのアジサイも被害にあっていました。
 ストローみたいな口があるのでスズメガの一種だとは思うのですが地表に無造作に転がっていていいのでしょうか?
 本来、地中に潜っているものだと思うのですが・・・・。
 もしよろしければ、このサナギの正体や羽化時期など教えていただければ助かります。
 ご回答のほど、よろしくお願いします。

園長:う〜〜ん、おっしゃるようにスズメガの仲間には違いありませんが、スズメガの蛹はどれもよく似ているので、種類の判別は難しいですね。
 大きさや口吻になる部分の長さなどからすると、「シモフリスズメ」あたりが怪しそうですが‥。(マサキやアジサイを食害している犯人は別にいるのではないかと思います)
 蛹化は、地中のほか、地表の落ち葉の下などで行われることもありますが、シモフリスズメの場合は普通は地中で蛹になります。地表に転がっていると、直射日光が心配なのと、鳥などの外敵に襲われる可能性が高まりますが、日陰にあって敵に襲われることがなければ羽化すると思います。
 今の時期だと、数週間以内に羽化するのではないでしょうか。


3328. 8.26.2004 from たかちゃんママ さん

 たかちゃんママです。
 夏休みは昆虫発見のシーズンのはずが、子供は部活と宿題に追われ、私は仕事に追われ、ゆっくりと昆虫を観察する暇がありませんでした。
 が、ちょっとびっくりした映像を撮影することができたので送ります。
 シオカラトンボのメスが赤トンボを食べているところです。
 トンボは肉食ですから、アブや蚊やハエなんかを捕食するのは知っていましたが、まさかトンボまで食べるとは・・・・

 自分の体よりちょっと小さなトンボをくわえて、フラフラと飛んでる姿にあっけにとられてしまいました。

園長:おおっ、凄いですね!
 自分とほとんど変わらない大きさの同類を捕まえるなんて‥。
 小さなイトトンボがほかのトンボに捕食されるのは知っていますが、こんなのは始めてみました。


3327. 8.26.2004 from ラビ さん

 はじめまして。先日、家の近くで生まれてはじめてみた昆虫を発見しました。
 名前がわからないので、ご存知でしたら教えてください。
 大きさはバッタ位でハチのような羽があります。
 また、尻尾が黒いハケのようになっています。
 その日以降見たことはないのですが、ハチのように人を刺したりするのか心配です。
 特徴などもわかりましたら教えてください。
 よろしくお願いいたします。

園長:これは、スズメガの仲間の「オオスカシバ」です。
 ガにしては珍しく透明の翅を持っているので、一見ハチのように見えてひるんでしまいますが、刺すことはありませんのでご安心を。
 幼虫は、クチナシの葉を食べるので、人家周辺でもわりとよく見かける種類です。 


3326. 8.25.2004 from 茜まま さん

 こんにちは!茜ままです。この所、少し涼しくなりましたので、娘の図鑑作りもはかどっています。
 涼しげなイトトンボを見つけましたが、『アオモンイトトンボ』でいいのでしょうか。そして、『マメコガネ』と『クモヘリカメムシ』です。結構見つけているのに、まだまだ身近に始めてみる昆虫がたくさんいますね。
 同定するのには苦労しますが、園長さんの昆虫エクスプローラーは本当の図鑑より役に立つ!と娘は絶賛です。お忙しいでしょうが、これからもよろしくお願い致します。





園長:イトトンボは、「アオモン」ではなくて、とてもよく似た種類の「アジアイトトンボ」ではないかと思います。腹部末端のブルーの入り方が見分けるポイントです。
 アジアイトトンボは、うちの昆虫図鑑にはまだ載せれていません。
 身近な自然といえども、登場する虫たちにはほんとうに限りがありませんね!


3325. 8.25.2004 from ハッブル さん

 園長さん、こんばんは。ハッブルです。
 前に間違えてヒメエグリバを連れて帰ってきてしまいましたが、ついに庭のホウセンカにセスジスズメが卵を産んでくれました。このホウセンカはスズメガのために植えておいたのですが、予想以上にたくさんおいでになったので(6匹)、多分、プランターのホウセンカだけでは足りないので、またまたご近所のヤブカラシに住み替えていただくことにしました。ヤブカラシって、葉も花も虫たちに大人気ですね。エサ用に取ってきたヤブカラシに一回り小さい幼虫も発見!7匹になりました。もうこの時期だったら、蛹化してもそれで越冬するでしょうか?コスズメはあれよあれよという間にムチムチに成長しましたが、セスジスズメはどうかな?
 もうすぐ2学期が始まりますが、ブドウの鉢植えにコスズメらしい卵があって、孵化したようですので、両方とも教室に持ち込んで虫好き少年と観察する予定です。「ガの幼虫」って言ったら周りの先生たちにいやがられるかなあ。暑い盛りは虫の姿もあまり見かけませんでしたが、ちょっと涼しくなったので、虫たちも活動再開ってところでしょうか。

園長:セスジスズメの幼虫、おしゃれですね!
 今の時期だと、まだ今年のうちに成虫になるのではないかと思います。
 おっしゃるように、真夏よりもこれからの季節の方が昆虫が多くなります。学校といっしょで、むし探検も夏休みを終えて、もうすぐ二学期に突入ですね。


3324. 8.25.2004 from べてぃ さん

 バッタについて、初歩的な質問です。バッタの種類はわかっている範囲でどれくらいあるのですか?また、バッタは上手にジャンプしますが、その飛距離はどれくらいなのでしょうか?子供がつかまえてきて、いろいろ調べているのですが、よくわかりませんよろしくお願いします。

園長:バッタの種類数は、キリギリスやコオロギなども含めた「バッタ目」の全体では、日本国内に230種前後、世界全体では約20000種ぐらいいるらしいです。
 飛距離は、種類によってもぜんぜん違いますが、飛行能力の高いトノサマバッタの場合、時には50mぐらい飛んでしまいます。(この場合、翅を広げて飛ぶので、ジャンプではないですけど‥)


3323. 8.25.2004 from naoyuki さん

 こんにちは、naoyukiです。
 先日はありがとうございました。
 すいませんが早速質問させていただきます。
 僕はこの夏8回ほど林に虫採りに行きましたがほぼ100%ウシアブに追っかけられました。
 復讐として1匹捕獲し標本にしたのですが(^^;
 自分なりには薄暗い林には多いと考えましたがアブやブユのいる林といない林の違いは何でしょうか?
 それとアブやブユには完全に虫除けスプレーが効きませんでした。
 何か対策はあるのでしょうか?

 PS.マメコガネがヤブガラシにとまっていたので送らせていただきます。

 

園長:夏のむし探検では、アブやブユに悩まされますよね。
 これらがいる林といない林の違いというのは難しいのですが、昆虫観察に適した雑木林周辺には、やっぱりアブやブユも多いですよね。
 特に多い場所としては、ウシアブは牧場の近く、ブユは発生地である渓流の近くではないかと思います。
 虫除けスプレーは、ブユには多少とも効果があるように思いますが、決定的な対策というのは私は知りません。
 当たり前のことですけど、長袖長ズボンで、素肌の露出をできるだけなくすのが大事だと思います。中でも足首が一番ねらわれやすいので、足首を守るのがポイントですね。


3322. 8.25.2004 from 福夫 さん

 はじめまして。Webで発見しまして、問い合わせさせて頂きます。

 手の部分が白色で胴体全体が黒色の蜘蛛を発見したのですが、なんとなく気になったので、どんな種類の蜘蛛で、名前とか毒性が無いのか知りたくなり投稿させて頂きました。

 全体長:2mm〜5mm
 全体は黒色なのですが、手足の部分のみ、白色です。
 結構、ジャンプ力があり、壁から、飛んでYシャツに着いた所を振り払いました。
 結構怖かったのですが、殺さず逃がしてしまいました。
 宜しくお願い致します。

園長:ジャンプ力があったということは、ハエトリグモの仲間ですね。
 体色や大きさからすると、たぶん「チビクロハエトリ」かも。(この名まえ、改名した方がよさそうですね)
 毒グモではありませんのでご安心を。


3321. 8.24.2004 from むしキング さん

 子供から何故しおからとんぼという名前がついたのか。と聞かれました。教えてください。

園長:シオカラトンボのオスは、成熟すると、腹部に白い粉をふいたようになるので、これを塩に見立てて、塩辛トンボと名づけられました。
 一方、シオカラトンボのメスは、粉をふかずに茶色いので、俗に「むぎわら(麦藁)とんぼ」と呼ばれます。


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