むし探検広場
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3480.10.11.2004 from ととろ さん

はじめまして今回近くの木に写真のきれいな昆虫を子供がを発見しました、名前がわからずわからないと気になって仕方がありません、いろいろ調べましたがわかりません、あつかましいのですが教えてください。


園長:これは、カメムシの仲間の「オオキンカメムシ」です。
それにしても美しい! まるで、熱帯の昆虫みたいですよね。
お腹の横の縞模様なんか、ほとんど蛍光カラーですね。

※この投稿は「むし探検広場 ブログ版」にも掲載しました。


3479.10. 9.2004 from 純子 さん

初めまして、園長様。

実はお伺いしたい事があります。
バラの葉が糸でくっついていたので、開きましたら何かが飛び出してきました。次の日だったかも同じ葉がくっついていたので又開きましたら同じものが出てきました。カマドウマっぽく見えましたが、速くて良くわかりませんでした。何なんでしょうか?
後一つ、カマキリが茎に卵を産み付けましたが、通常の積雪量なら確実に雪に埋まるほど低い位置です。ほっておいても、大丈夫でしょうか?

園長:葉っぱの虫は、茶色と緑色が混ざってませんでしたでしょうか?
もしそうなら、葉を綴って巣を作る虫、「コロギス」だと思います。
その名のとおり、コオロギとキリギリスの合いの子みたいな昆虫です。こちらのページに画像を掲載していますのでご確認ください。 → コロギス

カマキリの卵は、雪に埋まってもおそらく大丈夫ですが、水に弱いので、雪解けのときにダメになってしまう恐れがあります。
なので、ふつうは、その冬の積雪よりも高い位置に産みつけられることが多いのですが、中には低い位置に産みつけてしまうこともあるようです。
‥もしかしたら、今年の冬はとんでもない暖冬で、(岩手の)純子さんのところもあまり雪が積もらなかったりして‥。


3478.10. 9.2004 from 砦の主 さん

(No.3473の続きです)
次の朝、再び訪れた砦の主の目に飛び込んで木た予想外の光景とは?。

その朝、日の出とともに動き出すカナブンや、クワガタムシも加わって、楽園は昨夜に劣らず、賑わっていました。
でも、よくよく見ると何か変です。昨日の朝は複数のオスだって、まだ食事をしていたのに、この朝はウジャウジャいるのはメスばっかり。はて?
この間10時間足らず。その間に、一体何が起こったんでしょうか?
もしかして、夜の間に何者かが侵入して、かっこいいオスだけ誘拐して行ったのでしょうか?それとも、食欲旺盛なメスが、オスを全部食べてしまったとか?
(カマキリじゃあるまいし・・・)

やっぱり、可能性として一番高いのは、種族保存の儀式に疲れ果てたオスは早々に引き上げて、眠りについたというところでしょうか。

それにしても、朝になっても井戸端会議を繰り広げて、ペチャクチャと飲み食いを続けるメスの食欲のすごいこと。儀式を終って役目を終えたオスと違って、これから卵を産まなければいけないから、十分な栄養が必要なんでしょうね。
「人間と一緒だっ!」と言った人がいました。いいえ、違います!。この子達は、卵を産み終えたら食べなくなりますが、人間はといえば・・・。
これ以上言ったら、石が飛んできそうですね。(つづく)

 

園長:ほんとうにメスばっかり、しかも凄い数ですね。
そういえば、日が昇ってからの雑木林で居残っているのが見つかるのはメスが多いですね。


3477.10. 9.2004 from ヒロりんのオヤジ さん

台風のお蔭で、山ん中はいろいろあって熊たちも大変のようです。同じく、昆虫たちも異常続きのようで、百姓やっているワタシんちもとんでもない虫だらけ。野菜たちの消え行く状態に頭を悩ませています。
さて、子供に頼まれメールをさせていただきました。奇妙な卵が砂の中にいっぱいの話しです。
8月、愛知の海に行った時、海岸で拾って持ち帰った砂を水槽に入れて、オカヤドカリを家の中で飼っています。先月末の天気のいい日、砂を天日干ししようと外に出し、網をかぶせておいておきました。そして三日ほどして取り込もうと砂をいらってびっくり。砂の中からキイロに近いクリーム色のようで、大きさが1.5〜2mmくらいの卵が30個ほど出てきました。最初はヤドカリの卵?と子供達も張りきったのですが、全然違う。昔見たミミズとも違う。カブトムシにしては表面がかたそう。つぶすと、やはり水分が出てきます。どうも卵?。
教えてください。ヤモリなんかじゃ喜ぶのは僕だけ。まさか、海から持って帰った?。いや、いなかったです。

 

園長:うーーん、まん丸ですねぇ‥。
生き物の卵には違いないですね。
形的にはカタツムリの卵に似てるんですけど、ふつうは乳白色なので、ちょっと色的に苦しいところがあります。
種類によってはこんな色してることがあるのかな‥。孵化直前に色が変わるということもあるかもしれませんが、今回の場合は日数が合わないですよね‥。
カタツムリなど陸生貝類の一種の卵、というのが、私の予想です。
ぜひ、ちょっと水分を与えながら見守って、孵化させてください。続報お待ちしています!

※この投稿は「むし探検広場 ブログ版」にも掲載しました。


3476.10. 9.2004 from アカリのパパ さん

お世話になってます。アカリのパパです。
すっかり寒くなってしまって(兵庫県は姫路の北の方に住んでるのですが)周りに虫の姿が激減してしまい、この夏から昆虫写真を撮り始めた私としては物足りない様な、寂しい様な……..。

で、今回なんですがトンボを撮影したのですが、トンボを見分けるのが初心者にはとても難しく、添付写真のトンボの名前を御教示願えないでしょうか?

それと、トンボを見分けるポイントなど有りましたら、併せて御教えねがいます。

園長:トンボを見分けるのは、けっこう難しいですよね。
これは、十分な自信はありませんが、「マユタテアカネ」の端班型のメス(端班型とは、はねの先端が黒いタイプ)ではないかと思います。
トンボの見分け方は、どんなグループのトンボなのかにもよりますが、今回のようなアカトンボ系の場合は、翅の黒色部、胸部側面の黒条、成熟したオスの色彩、尾端の生殖器の形状、などがポイントです。(でも、やっぱり、むずかしい)
この写真の場合は、翅の黒色部分と、胸部側面に目だった黒条が見られないことで判断しました。


3475.10. 9.2004 from ずっき〜 さん

初めまして、こんにちは!
数週間前ベランダに置いてあったクチナシにオオスカシバの幼虫がついていたので飼い始めました。
それで最近黒くなってきたのでそろそろ蛹になると思います。
でも、どういうふうに蛹になるかはしりません。
何をすればいいのか、教えて下さい!
よろしくお願いします。

園長:オオスカシバは、蛹になるとき、普通は土にもぐりますので、5〜10cmぐらいの深さに土を入れてあげるのがいいと思います。
蛹のまま土の中で長い眠りにつき、羽化するのは来年の初夏ごろになります。


3474.10. 9.2004 from マシュマロマン さん

こんにちは!是非、教えていただきたいことがあります。
最近、築20年の賃貸(鉄骨造)に引っ越したのですが、ユニットバスにときおり黒いゴマ(そのもの!)のようなものが発生します。
まったく動きませんし、何かの虫の糞かな?と思うのですが、肝心かなめの虫の姿が確認できません。ただし、一度入浴剤などをまとめて入れている籠をどかして掃除したときに、白蟻かダニ?のようなすごく小さな虫がいるのを見たのですが、その虫のものにしては糞のようなもののほうが大きすぎアンバランスです。
なにか思い当たるものが、何なのか糞をする以外に害があるのかどうか教えてください。

園長:う〜〜む‥ 籠のところにいた小さい虫は、たぶん「ヒラタチャタテ」などのチャタテムシの仲間ですが、肝心の黒ゴマの方の正体はよくわかりません。
よくよく見たら、どうやら虫、ということはないでしょうか?もし、そうなら、「ジンサンシバンムシ」などのシバンムシの仲間が怪しいんですけど‥。
やっぱり、虫本体ではなくて、糞っぽかったら、なんだろうなぁ‥。ゴキブリかなぁ‥。よくわかりません。スミマセン。


3473.10. 8.2004 from 砦の主 さん

(No.3469の続きです)

さて、どちらのオスが、メスを手に入れたでしょうか?そうです、ご想像どうり、大きい左側のオスのほうが結婚相手を獲得いたしました。負けた方のオスはスゴスゴと、幹を登って、立ち去って行きました。
目を幹の反対側に転ずると、そこでは別な光景が展開されていました。ナント、3匹のメスを引き連れた(?)モテモテのオスがいるではありませんか。一人で独占しないで、さっきの負けたオスに、1匹譲ってやればいいのに・・・。
自然界の結婚事情も、なかなか難しいものがありそうです。

長居は無用。夜中にペンライト片手にウロウロしてる不審人物と通報されても困るし虫で商売をしようというような輩に、この聖域を知られたくないと、早々に立ち去った砦の主でした。
もちろん、次の朝も早起きして再び訪れたのですが、なんと、そこには予想外の光景が繰り広げられていました。(つづく)

園長:カブトムシの紙芝居みたいになってきました。
予想外の光景って、いったい‥ 乞うご期待!


3472.10. 7.2004 from かよこ さん

我が家に訪問してくれる虫さんのみ撮影して楽しんでいます 余り代わり映えのする虫はいないと思いますが虫の目の愛くるしさに魅力を感じています

オレンジ色のハエ名前が解らなくて宜しく回答お願い致します

ぞうむし君の可愛いおめめ見てやってください 名前はクリシギゾウムシかな?
違っていたらこれも宜しくご回答を






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すべてホソハリカメムシでよろしいでしょうか
よろしくお願いいたします



園長:オレンジのハエは、ショウジョウバエの仲間でしょうけど、詳しい種類はわかりません。近頃、アカショウジョウバエというのがふえているらしいのでそれかも‥。(ぜんぜん自信ありません)

ゾウムシ君は、首をちょこっとかしげてるのもいいですね。
クリシギゾウムシには、クヌギシギゾウムシ、コナラシギゾウムシなど、よくにた種類がいて難しいのですが、クリシギで合っているのではないかと思います。

カメムシは、2枚目、3枚目は、おっしゃるとおりホソハリカメムシの、5令幼虫と成虫であっています。1枚目は、ぜんぜん別種の「スカシヒメヘリカメムシ」の幼虫ではないかと思います。

※この投稿の一部は「むし探検広場 ブログ版」にも掲載しました。


3471.10. 7.2004 from みこたん さん

園長先生ありがとうございました。やっぱりぼくのうちの幼虫はこがねむしの幼虫みたいです。くわがただと思ってたのに残念です。お母さんは逃がしたほうがいいと言います。こんなにたくさんいたら死んじゃうからです。今から公園の林に逃がしてもみんなちゃんと生きられますか?

園長:昆虫マットの中で育ってたんですよね。けっこう大きくなっているということなので、林に腐葉土や朽ち木がたくさん溜まっている場所があったら、逃がしてあげても大丈夫だと思います。
自然界はきびしくて、敵もいっぱいいるので、みんなそろって生きのびるのはむずかしいですが、強くて運のいい幼虫は、しっかり生き残って、りっぱな成虫になることでしょう。


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