むし探検広 場
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470. 4.17.2001 from 栗原昌孝 さん

 ご返答ありがとうございます。
 質問させていただいた栗原と申します。
 さて、下記件についてですが、写真を見たのですが、だいぶ違っていました。大きさはフランクフルト位で、胴体はアゲハの幼虫のように黄緑色です。足は細く、森にいる蜘蛛(名前は忘れました)みたいでした。5年位前に長野出身の友達と調布で夜中にカブトムシを取っていたときに出会いました。捕まえようと試みたのですが、雑草の中に逃げ込んで逃がしてしまいました。長野出身の友達も「山の中で育ったがはじめて見る生き物だ」と、驚いておりました。
 僕は幼い頃昆虫が好きでよく図鑑など見ていたものですが、あんな生き物ははじめてみました。発見のあと、いくつかのHPで問い合わせたのですがどこからも返答をもらえなかったので今回のご連絡大変うれしく思います。
 もし、お手間でなければ他に該当する昆虫を教えてください。
 ウル憶えですが足は8本だったような気がします。宜しくお願い致します。
 あと、もう一つ不思議な生物についてですが、僕の後輩の地元、正確にいうと調布市の国領のくすのき団地に雨の次の日にしか出ない不思議な生物がいます。犬など散歩していると足に絡み付いているそうです。白くて蛭みたいな紐みたいな小さい生物で、両側をつかんで引っ張るととても長く伸びるそうです。地元ではロング虫となずけているそうです。(笑)
 この生物は今でもたまに出現するそうです。お手数ですが思い当たりましたら是非教えてください。
 では宜しくお願い致します。

園長:謎の足つきフランクフルト虫の正体は、ほぼ降参状態です。

 以前、山を歩いていると、反対方向から来た人が、「この先に頭が異常に膨れたヘビがいた」と恐ろしそうに教えてくれたことがありました。
 で、先に進んでみると、確かに大きな頭のヘビがのたうちまわっていて、しかしよくよく見てみると、それはヒキガエルを飲み込もうとしているヤマカガシなのでした。

 で、この事件との関連で、今、足つきフランクフルト虫について、私に思いつけるのは、徘徊性の大きなクモが、チョウかガの幼虫をつかまえて、その頭部あたりを持ってひきずっていたのが、1匹の虫に見えたのでは!? ということぐらいです。夢のない発想ですみません。

 ご存じの方がいらっしゃったら、ぜひメールください。

 こちらも強烈な個性の「ロング虫」の方は、たぶんコウガイビルの仲間ではないかと思います。


469. 4.17.2001 from こゆき さん

  こんにちは!パソコン始めたばかりで(3ヶ月)、これから自分のHPを作りたくって・・・・ここに遊びにきたらあまりにも可愛かったので素材を貰って帰ります。
 頑張って作ってみまーす(゜o゜)。
 今日はありがとうございました。(^^)/~~~

園長:素材、気に入っていただいて嬉しいです。こゆきさんのHP、OPENされましたら、ぜひご連絡ください。


468. 4.16.2001 from 眠れない さん

 初めてお便りします。
 よく夏にプールに浮いてる1cm位の茶色い虫の名前が知りたいんです。多分ゲンゴロウとかミズスマシの仲間なんだけど、夜、窓から飛び込んできたりもするんです。
 ゴキブリを小さくして、もっと丸っぽくして、茶色くした感じなんですが。

 はなぶんとかまめ○○とか、そんな感じの4文字の名前だった気もするんですが、定かではありません。
 周りの人に聞いても「そんな虫知らない」って言われるし・・・

 気になって夜も眠れません。
 どなたかご存知の方がいらしゃったら、教えてください。
 宜しくお願いします。

園長:なんとなくゲンゴロウの仲間っぽい感じですね。マメゲンゴロウというのがいますけど、体長は7mmぐらいしかなく、体色は茶色というより焦げ茶色です。マルガタゲンゴロウというのもいて、体長1cm以上で、黄茶色地にとても細かい黒の点々があります。後ろ足が、オールのように長くなっていたらゲンゴロウ系、前足が長かったらミズスマシ系と思ってほぼ間違いありません。そのどちらでもなく、ふつうのコガネムシっぽい足だったら、ガムシの仲間かもしれません。
 お心あたりのある方、眠れないさんの安眠のためにご連絡ください。


467. 4.16.2001 from 天津 さん

 最近、自分の家の畑で蛾のさなぎをみつけました。もって帰ってみたらおしりのほうがうごいていたので、もうそろそろうまれるな と思って観察記録をつけたいとおもっています。でも、大切な なんていう蛾かがわかりません。畑の土のなかにいて、ちゃいろくて、おしりの先がとがっています。だれか、わかりませんかーーーーー

園長:畑の土のなかにいて、ちゃいろくて、おしりの先がとがっているさなぎには、けっこういろいろあるので、やっぱりうまれてみないと種類はわからないかも。
 無事、羽化しましたら、またご連絡ください。(ヨトウガあたりが、けっこう怪しい)


466. 4.15.2001 from 園長(サイト管理者)

 園長の掲載自慢です。4月6日発行の、The Japan Times 15面、「ANIMAL TRACKER」というコーナーに、昆虫エクスプローラ・Cyber昆虫図鑑のビロードツリアブの写真が掲載されました。
 あと、『小・中学生のインターネットで調べる学習』とか、『授業で使えるホームページ集』とか、『学習に役立つホームページ』とか、いろいろな教育関係の書籍で、サイトを紹介していただいているみたいです。

 

465. 4.15.2001 from まっちゃん

 昆虫の羽の断面は、鳥や飛行機の羽根と違って所謂Wingの形をしていません。
 飛べる原理を教えて下さい。

園長:飛翔のメカニズム的なことには、あまり詳しくないのですが、飛行機・鳥の飛翔のしくみと、昆虫の飛翔のしくみはかなり違うみたいです。

 昆虫の場合、重量が軽い割に、羽根が生み出すエネルギーが高そうなので、感覚的にも飛びやすそうな気はしますよね。
 
 ちょっと調べてみましたところ…

 専門的には、レイノルズ数(物体の表面を流れる流体の速度と物体の長さに対する、流体の粘性係数)という係数があって、飛行機の場合、それが10^6程度で、その場合は揚力は翼に厚みがあった方がよく、仰角が大きすぎると失速するのですが、昆虫の場合は10^3程度で、揚力は、羽根が薄い程大きく、失速がないらしいです。(実は書いてる私、チンプンカンプン)

 また、昆虫の飛翔の技術的に優れている点は、翅のはばたきで生じる慣性力が克服されたことにあるらしいです。昆虫はこれらの力を克服しつつ、それを次のはばたきの半サイクルに活かす方法を身につけているらしいです。(チンプンカンプン)

 また、昆虫の飛翔には、羽根を筋肉で直接動かす「直接飛翔筋駆動」(トンボやチョウなど)と、筋肉で胸部外骨格を振動させ間接的に羽根を駆動させる「間接飛翔筋駆動」(ハチやハエなど)の2種類があります。
 さらに、同じ「直接飛翔筋駆動」型であっても、たとえばトンボとチョウの飛翔のしくみは、全然違います。

 トンボの場合、4枚の羽根をバラバラに動かします。羽は割と硬く、変形はあまりなく、うちおろしではほぼ水平にして揚力を稼ぎ、うちあげのときは仰角を大きく取って揚力のロスを減らすと共に推力を得ているらしいです。(チンプンカンプン)
 チョウの場合、4枚の羽根を持ちながら、2枚ずつひっつけて、あたかも2枚ばねのように動かします。羽が大きいので羽を反転させることは出来ず、かわりにうちあげのときに体を起こして揚力ロスを防いでいます。トンボとは違って安定な推力を得ることが出来ず、ひらひら舞うことになるようです。(チンプン)

 自分も解っていないので、明快にお答えできずすみません。


464. 4.13.2001 from kari さん

 Hello! I am kari.   I  live in Cairns Australia.  I  am   six  years old. Koala no namae wa genjyuumin no kotoba de 'yopparai ' to iu imi to kiki mashi ta.  I tsumo nemusou nanode. Australia dewa koala wo kuruma de hiiteshimauto, bakkin $2000desu. Kazu ga hetteru node taihen kichou ni atsukawarete imasu.  Kangaroo wa bakkin nashi desu.Hon to ka douka wa wakarimasenga... See you!

園長:Dear kari,Thank you for your mail.Watasi mo Roma-ji de kakasete itadakimasu.Australia niha takusan no omosiroi doubutu ga imasune.Koala ya Kangaroo igai nimo Kamonohasi toka Wombat toka.Cairns niha jungle ya sango-syou mo arunode urayamasiidesu.


463. 4.11.2001 from ゆめさん

 こんにちは はじめまして。
 幼稚園児の子供を持つ母達の代表?でありますが 子供達の虫に関する質問で答えに困っています。辞典や図鑑に載ってなく こちらでこういう質問もどうか?と思いますが(前置き長くなって申し訳ございません)虫はおならをするのでしょうか
 母達の意見では食べ物を食べる以上ガスって出るのではないかという意見が多いですが本にのってないので自信を持って答えられません
 変な質問ですみませんが 教えてください。

園長:とても魅力的なご質問で感激しております。お母さんがたに質問する子どもたちの澄んだ瞳が目に浮かびます。
 しかし…、けっこう難問ではあります。虫というものが、一般的におならをするのかどうかは、園長にもよくわかりませんが、「おならをする虫はいるか?」という質問でしたら、答えはYESです。
 畑の周辺の湿った地表にいる体長1〜2cmの甲虫で、ミイデラゴミムシというのがいます。別名ヘッピリムシと呼ばれるこの虫は、おならを武器にしています。敵に襲われると、ブッという小さな爆発音とともに、肛門から臭い液体を霧状に噴き出すのです。(この液体の温度はなんと100度近くもあるらしい)
 しかも、肛門をあらゆる角度に向けることができるので、とても強力な武器になっています。 


462. 4.11.2001 from 栗原昌孝 さん

 はじめまして
 5年位前に東京郊外の山で不思議な昆虫を見つけました。
 胴体はアゲハの幼虫のような色と形でナナフシのような足が生えていました。
 発見以来気いまだに忘れられず気になっています。
 昆虫図鑑なども見たのですがどこにも載っていません。
 このような生物を知ってらっしゃったら是非何か教えてください。
 宜しくお願い致します。

園長:それは、もしかしたら、シャチホコガの仲間の幼虫ではないでしょうか。
 むし探検広場のNo.239に、投稿していただいた写真がありますので、ご覧ください。
 アゲハの幼虫に似ていたということは、緑色系だったのでしょうか?
 No.239の写真は、シャチホコガ(=種名)の幼虫で、茶色っぽいですが、シロシャチホコという種類の幼虫は、黄色っぽくて、もう少しアゲハの幼虫に近い感じです。  


461. 4.11.2001 from のりろん さん

 鳥取県三朝町にはカメムシがいっぱい。寒いときにはサッシの間で冬眠中。すこし暖かくなるともう大変!3月下旬分に20匹げっと。もう、ほんとめまい、吐き気を誘うくささ!ズボンに入り込んでいるのを、知らずにはいた時の悲しさと気持ち悪さ。なによりも臭いのとれないこと!!洗濯しただけではとれません。太陽にあてて乾かしてとれました。できれば、臭いの成分と作用、天敵、タマゴなど詳しく教えていただければ、うれしいです。駆除するには、相手を知り尽くしてからにしたいと、おもっています。今度帰省するのは、楽しみです。

園長:カメムシは本当にやっかいものですよね。
 カメムシといっても色々な種類がありますが、のろりんさんのところのは、クサギカメムシあたりでしょうか?
 カメムシが出す悪臭は食物である植物の臭いが濃縮されたものというようなことを聞いた覚えがありますが、成分のことはよく知りません。 あの臭いには、敵に対抗することのほかに、仲間と集団をつくるため、仲間に危険を知らせるため、といった、フェロモンとしての役割があるらしいです。
 カメムシの一番の天敵は、寄生バチの仲間で、卵に寄生するタマゴクロバチなどがいます。
 また、カメムシを見つけたら、布製ガムテープを長めに切ってくっつけ、直ちにピッタリ2つ折りにするのが、けっこう正しい撃退法です。

 のろりんさんにはメールでも返信しようとしたのですが、デーモンで帰ってきてしまいました。


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