イセリアカイガラムシ(ワタフキカイガラムシ)

カメムシ目 腹吻亜目 ワタフキカイガラムシ科
Icerya purchasi
貝殻部が赤褐色で楕円形、後部に白色の大きな卵のうを付けたカイガラムシの仲間。普通に見られるのはメスで、オスは赤紫色で翅がある(オスの体長は3mm前後)。
オーストラリア原産で、日本には明治時代に苗木について侵入した。
ミカン、ナンテン、トベラ、カキ、ビワ、モチノキ、ナシ、キイチゴ、アカシアなど様々な植物に付き、公園や人家の庭などでもよく見られる。
ツノロウカイガラムシとも呼ばれる。
♀ : 京都府京田辺市 2014.8.29
♀ : 奈良県天理市杣之内 2004.12.19