ウスバカゲロウ(ナミウスバカゲロウ)
(幼虫の俗称:アリジゴク)

アミメカゲロウ目 ウスバカゲロウ科 ウスバカゲロウ亜科

Baliga micans

体は暗褐色、触角は短く、透明の翅を持つ。
夜行性で、灯火に飛んでくることもある。日中でも、林縁などのやや薄暗い環境で見られ、細長く大きな翅を使って、ヒュラヒュラと少し不器用に飛ぶ。
ウスバカゲロウ
大阪府四條畷市下田原 2003.7.16
ウスバカゲロウ
1994.8.
ウスバカゲロウの幼虫。淡褐色で扁平。黄褐色の鋭い大顎をもつ。人家の縁の下や崖の斜面にすり鉢状の巣をつくり、落ち込んだアリなどの小昆虫の体液を吸う。
俗にアリジゴク(蟻地獄)と呼ばれる。
ウスバカゲロウの幼虫(アリジゴク)
幼虫 : 奈良県大和郡山市 2014.9.26
軒下にたくさん作られた幼虫の巣。
アリジゴク
幼虫の巣: 奈良県大和郡山市 2014.10.18
すり鉢状の巣の底に潜んでいた幼虫が、アリを捕えた。
蟻地獄
幼虫 捕食: 奈良県大和郡山市 2014.9.26
ウスバカゲロウの幼虫に捕えられた毛虫(ガ類の幼虫)を、巣の底からピンセットで引っ張り出すと、捕食中の幼虫がいっしょに出てきた。
ウスバカゲロウの幼虫
幼虫 捕食: 奈良県大和郡山市 2014.10.10