アサギマダラ

チョウ目 タテハチョウ科 マダラチョウ亜科
Parantica sita
濃茶色地に青白い斑紋があるアゲハチョウよりも大きなチョウ。斑紋部分は半透明。胴体もまだら模様になっている。
本州・九州・四国で唯一見られるマダラチョウの仲間。あまりはばたかずにふわふわと優雅に飛ぶ。移動性が強く、マーキング調査では数百キロも離れた場所で発見されることもある。
初夏から発生するが、晩夏から秋にかけて見る機会が多くなる。
幼虫の食草は、キジョラン、イケマなど、ガガイモ科の植物。幼虫も成虫も体内に食草由来のアルカロイド系毒物質をもつ。
幼虫で越冬する。
アサギマダラ
吸蜜 : 長野県諏訪市霧ケ峰 2010.7.28 
アサギマダラ
吸蜜 : 長野県諏訪市霧ケ峰 2010.7.28 
アサギマダラ
吸蜜 : 大阪府四條畷市室池 2002.9.25 
アサギマダラ
吸蜜 : 大阪市西区靭公園 2005.11.8 
アサギマダラ
吸蜜 : 大阪市西区靭公園 2005.11.8 
アサギマダラ
吸蜜 : 東京都あきる野市小峰公園 2007.10.10 
アサギマダラ
飛翔 : 東京都あきる野市小峰公園 2007.10.10 
アサギマダラ
飛翔 : 東京都あきる野市小峰公園 2007.10.10 
アサギマダラの幼虫。黒地に小さな白色紋と大きな黄色紋が並ぶ。胸部と腹端には各一対の突起をもつ。終令幼虫の体長は、40mm前後。
キジョラン、イケマ、トキワカモメヅル、サクラランなど、ガガイモ科の植物の葉を食べる。
アサギマダラの幼虫
幼虫 : 飼育個体(大阪府泉佐野市産) 2016.4.24
小さなうちの幼虫は、葉を円形に齧り、その内側を食べる。これを「トレンチ行動」という。
丸い独特の食痕は、葉裏に隠れている幼虫を見つける手がかりになる。
アサギマダラの幼虫
幼虫 : 飼育個体(大阪府泉佐野市産) 2015.3.31
アサギマダラの幼虫
幼虫 : 奈良県桜井市 2014.9.15
アサギマダラの幼虫
幼虫 : 大阪府泉佐野市 2015.3.20
ある程度育った幼虫は、ふつうに葉の縁からも食べるようになる。
アサギマダラの幼虫
幼虫 : 大阪府泉佐野市 2015.3.20
脱皮したあと、自分が脱ぎ捨てた殻を食べる幼虫。
アサギマダラの幼虫
幼虫 : 大阪府泉佐野市 2015.4.16
アサギマダラの幼虫
幼虫 : 大阪府泉佐野市 2015.4.16
十分に育った幼虫は、葉裏などにぶらさがって前蛹になる。前蛹は爽やかな淡緑色で美しい。
アサギマダラの前蛹
前蛹 : 大阪府泉佐野市 2016.4.19
アサギマダラの前蛹
前蛹 : 大阪府泉佐野市 2016.4.19
蛹は黄緑色で、銀色に輝く小さな紋がある。
アサギマダラの蛹
蛹 : 大阪府泉佐野市 2016.4.19
羽化が近づいた蛹。翅の模様や複眼の色が透けて見える。
アサギマダラの蛹
蛹 : 飼育個体(大阪府泉佐野市産) 2016.5.9
アサギマダラの蛹
蛹 : 飼育個体(大阪府泉佐野市産) 2016.5.9
羽化したばかりのアサギマダラ。
アサギマダラ
飼育羽化個体(大阪府泉佐野市産) 2016.5.10
アサギマダラ
飼育羽化個体(大阪府泉佐野市産) 2016.5.10
アサギマダラ
飼育羽化個体(大阪府泉佐野市産) 2016.5.10