前翅は、茶褐色、灰褐色、灰青色などが複雑に混ざり合ったまだら模様。後翅は、黄褐色地に太い黒条がある。胸部背面には怪しげな人面模様が浮かび上がっている。腹部背面には青色と黒色の縞がある。メンガタスズメに似るが、後翅の黒条がより発達することや、腹部の青色部の幅が広いことなどで見分けられる。
南方系の種類で、従来はおもに九州以南を分布域にしていたが、徐々に勢力を北に拡大し、本州の温暖地でもよく見られるようになっている。
幼虫は、ゴマ、ナス、トマト、タバコなどの葉を食べる。
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