クロウリハムシ

甲虫目 カブトムシ亜目 ハムシ科 ヒゲナガハムシ亜科
Aulacophora nigripennis
頭部と胸部が赤みがかった黄色で、上翅と脚は黒いハムシ。
林縁、草原、畑と、あらゆる環境に生息し、人家周辺でも見られる普通種。
カラスウリ類の葉を好んで食べ、他にダイズ、エノキ、シソなども食べる。幼虫は地中にいて、ウリ類の根を食べて育つ。成虫で越冬する。
東京都八王子市 2011.7.27
摂食の際、まず、葉を円形に傷つけ、円形の中の葉を食べる。これを「トレンチ行動」という。植物が出す防御物質(苦味や粘性がある)の流入を遮断する効果があると考えられているが詳細は不明。
クロウリハムシ
東京都練馬区石神井公園 2007.9.12 
クロウリハムシ
東京都練馬区石神井公園 2007.9.12 
クロウリハムシ
大阪府四條畷市下田原 2002.9.18