ヤマトシミ

シミ目 シミ科
Ctenolepisma villosa
暗灰色の鱗片でおおわれ、銀白色の光沢がある。外来種のセイヨウシミとは、胸部と腹部の太さがあまり変わらない寸胴型(セイヨウシミは胸部が太く腹端に向かって細くなるしずく型)であることや、腹端(腹部第10節)が小さな台形(セイヨウシミは縦長の台形)であることで見分けられる。体型がよく似た外来種セスジシミは、背面に縦筋があることで本種と見分けられる。
家屋内に生息し、部屋の片隅などでよく見られる。書籍や衣類、小麦粉、パン、乾物などを食害する。
ヤマトシミ
奈良県生駒市 2015.5.31