シータテハ

チョウ目 タテハチョウ科 タテハチョウ亜科
Polygonia c-album
黄橙色地に黒い紋があるタテハチョウ。キタテハに似るが、本種の方が翅の外縁の凹凸が激しい。
初夏から真夏にかけて現れる夏型と、秋に現れてそのまま越冬する秋型(夏型に比べて翅が細長く、外縁の凹凸がより顕著)がある。
暖地では山地性で、分布が限られる。渓流沿いや樹林の周縁部でよく見られる。
敏捷に飛び回るが地上に静止して日光浴することも多い。花や樹液に集まり、オスは地表でよく吸水する。
幼虫は、ハルニレ、エノキ、オヒョウ、ホップ、カラハナソウ、コアカソなどの葉を食べる。
シータテハ
夏型 山梨県北杜市白洲町 2008.7.31 
後翅の裏面中央にあるC型の白紋が名前の由来。
シータテハ
夏型 山梨県北杜市白洲町 2008.7.31