草原や林の周辺で見られる薄茶色の地味なチョウ。はねの裏面に白い帯と目玉模様を持つ。
ふわふわと比較的ゆるやかに飛び、草の葉などによくとまる。人家の近くにもいる。花にはほとんど来ず、腐果や獣糞などに集まる。
幼虫の食草は、ススキ、イネ、チヂミザサ、カサスゲ、ヒメスゲなど。
コジャノメに似るが、本種の方がはねの地色が明るいこと、後翅裏面の大きな目玉模様の上に並ぶ小さな目玉模様の数が3つ(コジャノメは4つ)であることで見分けられる。また、本種の方がより明るく開けた環境を好む。
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交尾 : 1994.6.