ヒメシロチョウ

チョウ目 シロチョウ科 ヒメシロチョウ亜科
Leptidea amurensis
白色で、細い翅を持った可憐なシロチョウの仲間。前翅に黒紋があるが、個体によっては紋の色が薄くなる。
東日本の河川の堤防や、田畑の土手、草原などで見られるが、分布は極限される。
近畿地方、四国には見られず、中国地方でも近年は確認されていない。
九州では、阿蘇・九重の高原地帯にのみ生息する。
草原上を低く飛び、いろいろな花で吸蜜する。地表で吸水することも多い。
幼虫はツルフジバカマ、カラスノエンドウ、ビロードクサフジなどを食べる。
ヒメシロチョウ
吸蜜 : 山梨県富士吉田市富士山麓 2010.8.15
ヒメシロチョウ
吸水 : 山梨県富士吉田市富士山麓 2010.8.15
ヒメシロチョウ
集団吸水 : 山梨県富士吉田市富士山麓 2010.8.15