はねの裏面に白い帯と目玉模様を持つ、茶灰色の地味なチョウ。
雑木林の縁の草藪や林内で見られる。飛び方はゆるやかで、すぐに葉上などにとまる。腐果や獣糞など地面の汚物などにやって来ることが多く、樹液に来ることもある。
幼虫の食草は、アシボソ、チジミザサ、ススキなど。
ヒメジャノメに似るが、本種の方がはねの地色が暗いこと、後翅裏面の大きな目玉模様の上に並ぶ小さな目玉模様の数が4つ(ヒメジャノメは3つ)であることで見分けられる。
また、本種の方がより薄暗い環境を好む。
幼虫の情報はこちら →
コジャノメの幼虫(芋活.comへ)
1995.5.