スジボソヤマキチョウ

チョウ目 シロチョウ科 モンキチョウ亜科
Gonepteryx aspasia
淡黄色で、前後翅とも翅端部が尖っっている。ヤマキチョウに似るが、翅端部の突出がより強く、翅の外縁はヤマキチョウのように赤褐色で縁取られることはない。
渓流沿いや雑木林の周辺で見られ、アザミなどでよく吸蜜する。地表で吸水することも多く、集団になって吸水していることもある。
西日本では分布は局地的。
新成虫は6月下旬から出現し、秋まで活動する。成虫のまま越冬し、5月頃まで生き延びる。越冬した個体は、翅にしみができてしまうことが多い。
幼虫は、クロウメモドキ、クロツバラなどを食べて育つ。
スジボソヤマキチョウ
長野県諏訪市霧ケ峰 2009.8.5 
スジボソヤマキチョウ
山梨県富士吉田市富士山麓 2010.8.15 
スジボソヤマキチョウ
吸蜜 : 1994.7.19