Cyber昆虫図鑑 環境からさがす

北風が冷たい真冬にも、日ざしのきつい真夏にも、すごしやすい環境の中で、イキイキした虫たちに会えるのが昆虫生態館。
近くの野山では見ることのできない南国の蝶や、絶滅寸前の昆虫を観察するのも楽しみです。
昆虫館でしっかり楽しむコツ　…
その１　屋根があるので雨の心配はないけれどやっぱり晴れの日を選ぶこと→→太陽の光がある方が蝶が活発に飛び回るため。
その２　できれば混雑する日曜・祝日はさけること→→ゆっくりジックリ観察すればするほど色んな発見があるため。
その３　冬でもあまり服を着こまないこと→→温室内は暖かいのでゆっくり観察していると汗ばんでしまうため。

ここでは、奈良県の橿原市昆虫館の虫たちを紹介します。

ハナカマキリ
自分の体を花びらに似せて、ランの花に来る虫を待ち伏せする熱帯アジアのカマキリ。
眼や頭は、おしべの形 をしています。

オオゴマダラ
沖縄で見られる日本最大の蝶。はねを広げたら１５�pぐらいあります。ふわりふわりと、気持ちよさそうに飛びます。

シロオビアゲハ
奄美大島から南では普通に見られるアゲハチョウ。活発に飛び回る元気もの。
これは、ブーゲンビリアの蜜を吸っているところです。

タガメ
水生昆虫の王様。カエルや魚を腕でガッチリつかまえて体液を吸い取ってしまいます。
昔は全国の人里にいた虫ですが、激減してしまい、今ではめったに見つかりません。