昆虫採集・昆虫観察の旅行記

むし探検ツアー

奈良・春日山
〜緑百景、虫千態〜
【2】 瑠璃色、虹色、玉虫色
春日山のシンボル的昆虫、オオセンチコガネ。獣糞を求めて、林の中を飛んでいるのをよく見かけます。
色彩には地域変異があって、ここのものは見事な瑠璃色をしているので「ルリセンチコガネ」とも呼ばれます。
左:体の周縁部は半透明、中央部にはエックス字型の金色紋があるセモンジンガサハムシ
右:赤紫に怪しく輝くアカハムシダマシ
湧き水の滴るあたりをウロウロしていた光モノ甲虫の代表選手、ハンミョウ
足元から飛び立って、樹幹にとまったニワハンミョウ
左:樹皮を歩いていたトゲヒゲトラカミキリ
右:ヒメクロトラカミキリは、倒木の上に生えた植物上で見つけました。
シダの上で休んでいたキイロトラカミキリ
左:まん丸くてキュートなアミダテントウ
右:こちらは、テントウムシではなくて、ゴミムシダマシの仲間、その名もクロホシテントウゴミムシダマシ
渓流のそばのコケ上で触覚の手入れをするアオジョウカイ
左:遠くからでもはっきり目立つ斑紋を持つヨツモンクロツツハムシ
右:路上の石にいたチャマダラヒゲナガゾウムシ
遊歩道の脇で見つけたヤマトタマムシ。不思議の色彩に吸いこまれそうになります。
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