昆虫採集・昆虫観察の旅行記

むし探検ツアー

奈良・春日山
〜緑百景、虫千態〜
【5】 輪廻の森の銀竜花
腐植土の上に生える腐生植物、ギンリョウソウ。キノコではありませんが、日陰に生える白い姿から、ユウレイタケとも呼ばれます。
こちらは本物のキノコ類2種。左はニセキンカクアカビョウタケ、右はアラゲコベニチャワンタケ
ガガンボの仲間を捕らえたイオウイロハシリグモ
左:ウズグモの隠れ帯。巣の主は、裏側に隠れています。
右:地表にいたヤチグモの一種。
渓流の石の上にいたアオグロハシリグモ。水辺環境に適応しており、獲物を追って水上を走り、また、身を守るために水中に潜ることもできます。
左:子ガニを守るサワガニのお母さん。子ガニたちは、するするっと母ガニのお腹の下へ逃げこんでいきました。
右:脇腹に大きなダニをくっつけているワカバグモ
自然が豊かな森の中では、危険な生き物に出会うことも多いので注意が必要です。
左:いつのまにか人間の身体に取りついて吸血するヤマビル
右:身づくろいをするモンスズメバチ。蜂の仲間は、秋に攻撃性が増します。
土崖に巣を造ったホソアシナガバチのファミリー。
初夏に愛らしい花を咲かせるクリンソウ
初夏の新緑と沢沿いの道。この森の中では、太古の昔から今にいたるまで、絶えることなく豊かな命の営みが繰り返されています。
FIN. 
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