ギフチョウの生活誌 2


ギフチョウ Luehdorfia japonica 左♀右♂
京都市左京区 4月中旬
交尾をしているところ。蝶の仲間は普通お互いに後ろ向きになって交尾しますが、ギフチョウの場合は抱き合います。
オスは精子を送りこんだあと、メスの体に交尾付属物をくっつけます。(他のオスと交尾できないようにするため)
ギフチョウ
ギフチョウ Luehdorfia japonica
京都市左京区 4月中旬
ヤマザクラの花が散る頃、ギフチョウのメスはミヤコアオイの葉裏に産卵します。
サクラの散る小道 ギフチョウ
真珠のようなギフチョウの卵
ギフチョウの卵
孵化が近いギフチョウの卵。中の幼虫が黒く透けて見えています。
ギフチョウの卵
ギフチョウの一齢幼虫。小さいうちは固まって暮らします。
食べるのも一緒、寝るのも一緒の仲良し兄弟たちです。
幼虫は夏の前にさなぎになって、そのまま翌年の春まで長い眠りにつきます。
ギフチョウの幼虫