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ゼフィルス −裏山の宝石−
ゼフィルス(Zephyrus)とは西風の意味。ミドリシジミを中心としたグループの愛称(むかしの学名)です。京都周辺の里山では、低い山に暮らすゼフィルスの仲間がたくさん見られます。 |
オオミドリシジミ Favonius orientalis |
上:♂ 下:♀ 6月中旬 京都市左京区岩倉 |
数はあまり多くありません。オスはブルーに輝くはねをもっています。 |
アカシジミ Japonika lutea 6月中旬 京都市左京区岩倉 |
普通に見られます。数も、ピーク時期(6月10日頃)にはかなり多くなります。 |
ウラゴマダラシジミ Artopoetes pryeri 6月中旬 京都市左京区岩倉 |
おもに沢沿いにすんでいます。 下の写真は、産卵場所をさがしていたメスが、食草のイボタを見つけて、触角で確かめているところ。 |
ダイセンシジミ Wagimo signatus 6月中旬 京都市左京区岩倉 |
図鑑では「ウラミスジシジミ」としてのっていることが多いのですが、この別名が気にいっています。 分布は限られていて、運がよくないと見つけられません。 |
ウラナミアカシジミ Japonika saepestriana 6月中旬 京都市左京区岩倉 |
アカシジミより時期が少し遅れてあらわれます。発生地はやや限られます。 |
ミズイロオナガシジミ Antigius attilia 6月中旬 京都市左京区岩倉 |
ゼフィルスの中では一番普通に見られます。 ごらんのとおり、なかなかしゃれたデザインのはねを持っています。 |
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