キマダラルリツバメ −古寺にすむ珍蝶−

 はねに4本のシッポを持つ小さな珍蝶キマダラルリツバメ。幼虫のうちは、ハシブトシリアゲアリというアリに育てられます。京都では、古いサクラのある寺社や、郊外のクヌギ林で見られます。

キマダラルリツバメ Spindasis takanonis
6月下旬 京都市左京区南禅寺
地面で水を吸っているところ。1.5pほどの小さなチョウです。

キマダラルリツバメ Spindasis takanonis
6月下旬 京都市左京区南禅寺
昼間はあまり活動せず、葉のうらなどで休んでいます。

キマダラルリツバメ Spindasis takanonis
6月下旬 京都市左京区南禅寺
昼間、気がむいたらヒメジョオンの花などにやってくることもあります。

キマダラルリツバメ Spindasis takanonis
7月上旬 京都市左京区南禅寺
メスはなんとなく、ちょっとポッチャリした感じです。

キマダラルリツバメ Spindasis takanonis
6月上旬 京都市右京区嵯峨野
夕方が近づくと高い樹の上を活発に飛びまわりはじめます。
オスは写真のように目立つ場所ではねを思い切り開いて、なわばりを主張します。