30. 6.12.1999 from yasukoさん
さっそくお返事ありがとうございました。 さらに???がわいてきてしまったので教えてください。
じゃあ、冬にミカンの木とかをよく見てみると、さなぎが見つかると
いうことなんでしょうか?
それから、確か、さなぎになって一週間くらいで
成虫になるんですよね。その年の最後のチョウは、自分が最後っていうのを
どのようにわかるんですか?
なんか、昆虫って不思議ですねぇ。
園長:ひとつめのAnswer:アゲハチョウの越冬さなぎはミカンの木で見つかることもありますが、幼虫はさなぎになる場所をさがすときに食草を離れることが
多く、ミカンそのものよりむしろ、近くの別の木とか、塀の裏とか、
軒下とかでよく見つかります。
ふたつめのAnswer:これ、けっこう難問ですね。 アゲハチョウのさなぎには緑色型と茶色型があるのですが、越冬
さなぎはすべて茶色型なので、羽化する時点でなく、さなぎになる
時点で既に、すぐに生まれるか冬越しするかが決まっているようです。では、それを何で知るか…
手元の書籍を何冊か調べましたが、このテーマにはふれられて
いませんでした。たぶん、
1.日照時間が短くなるのを感じとっている。
2.気温が低くなるのを感じとっている。 3.季節の変化が食草に影響を与え、それを間接的に感じとっている。
のうちのどれかのように思いますが、確かなことはわかりません。図書館に行った時にでもまた調べておきます。
29. 6. 9.1999 from yasukoさん
突然質問ですみません。もしよろしかったら、おこたえいただければ幸いです。
今、良く飛んでいるモンシロチョウや、アゲハチョウは、冬の間どう過ごしてい
るのですか? ふと疑問に思ったもので・・・。
園長:モンシロチョウやアゲハチョウは、さなぎで冬を越します。
成虫は秋の終わりに全部死んでしまって、次の代がさなぎで
越冬して、春に羽化するのです。 同じチョウでも、成虫のまま冬を越すもの(キチョウ、タテハ類)
卵で冬を越すもの(ミドリシジミ類)幼虫で冬を越すもの(オオムラサキ、ベニシジミ)と、種類によっていろいろです。
28. 6. 9.1999 from さいとうさん
蝶の数え方を教えて下さい。 匹でいいのですか?
何か他にあるのでしょうか。
園長:1匹2匹でも全然いいと思いますが、より専門的には、1頭2頭
と数えます。なんかウマみたいですけど…
27. 6. 9.1999 from けんたろうさん
テントウムシの出す黄色い液はなんですか? その目的と成分は?
もし、お分かりでしたらお返事ください。
園長:あの黄色い液は、あしの間接から出るもので、苦い味がして、敵に食べられるのを防いだり、もし自分が食べられてしまった場合にも、食べた相手にまずい虫であることをおぼえさせて、
ほかの仲間が食べられるのを防ぐ役割があるらしいです。
成分が何なのかは残念ながら知りません。
26. 6. 8.1999 from けやさん
園長さんへ パンダの森 が大好きです。 何度もくりかえしみました。
またへんちょこりんなのつくってください。
園長:楽しんでいただけてとても嬉しいです。 パンダの森は、来園者の方から「こどものためにパンダのアニメ
を」と、お題をいただいてつくったものです。
ほどよいへなちょこりんさが自分でも気に入っています。
25. 6. 6.1999 from M.T.さん
蛍の絵を書きたいので写真か絵の書いたのを見たいです。
よろしくお願いします。
園長:ホタルの写真とイラストをお届けします。 写真はあまりいいものでなくてすみません。
イラストは私のサイトの「いきもの道具箱」のホタル素材から とったものです。 ホタルの素材は季節的にそろそろを作らなければ、と思って
いたところで、M.Tさんのメールをきっかけに昨日作成しまし
た。素材ホタルは点滅しますので、ぜひこちらもご覧ください。
24. 6. 5.1999 from T.W.さん
先日、学校のプール清掃で娘が「ヤゴをつかまえたよ」と、うれしそうに帰ってきました。
しかし、「とんぼになるまでそだてるんだ。」と言われ困っています。
どうか飼い方を教えてください。
園長:ヤゴの飼い方ですが、市販のプラスチックケースに、川砂を敷き、
一晩汲み置きした水を半分くらいまで入れてください。
忘れてならないのが、ケースの中に羽化のための棒(直径1cm
程度)を何本かたてておくことです。羽化したトンボのはねの伸び
るのを考えると、棒は、水の上に10cmくらい出ていることが必要
です。 難しいのがエサです。ヤゴは肉食で、動いているものしか食べな
いので、エサの確保が大変です。大きいヤゴならオタマジャクシや
小魚を、小さめのヤゴならアカムシ、ボウフラなどを生きたままあ
げることが必要です。 あまりたくさん一緒に飼うと、酸素が足りずに弱ったり、共食い
の怖れもありますので、もしたくさんいるようでしたら、大きいものを
2匹ぐらい残して、あとは逃がしてあげるのがいいと思います。
あと、肉食のため水が汚れやすいので、2〜3日おきに半分ぐらい
ずつ水をかえるほうが良いと思います。 もし、無事とんぼになったら、とんぼは飼うのがとても難しいので、
ぜひ逃がしてあげてください。
23. 6. 3.1999 from Y.K.さん
おしえてください。 蝶の「りんぷん」は何のためにあるのでしょうか?
近所の子供にきかれて困ってます。 お暇なときに回答してくだされれば幸いです。
園長:鱗粉は、はねの表面の毛が変化したものといわれています。
その役割は、 1.いろいろな色の鱗粉が集まることによって、チョウのはねの美しい色と模様をつくりだしている。
2.水をはじく性質をもっているので、雨や夜つゆからチョウの体を守っている。(鱗粉がとれると、はねが湿って飛べなくなったり、体温調節ができなくなる。
3.一部の鱗粉は形が異なっていて、発香鱗と呼ばれ、香りを出して、オスがメスにプロポーズする役に立つという説もある。
といったところのようです。 (乾 実著「チョウの不思議」を参考にしました)
22. 5.31.1999 from ストリームさん
私の趣味はバス釣りです。季節になるとカエルも釣れてしますのですが、私はまだ、カエルを釣ったことがありません。釣ったというよりも、かけたことがあり
ません。何度かかけた人が言うには、ワーム(バスを釣る時のゴムのごはん)を
ハフッと口にくわえた後、手で口に押し込んだのを見たというのです。基本的
に、カエルは手を使ってごはんを食べるのでしょうか?
園長:バス釣りをしていてひっかかるというのはウシガエルでしょうか?
カエルの種類にもよると思いますが、ウシガエルなどは確かに
手を使います。 わが家の熱帯魚水槽にはヒメツメガエルという小さなカエルが同居
していますが、彼らもよく、ごはん時に手を使います。大きすぎるえさをくわえた時に、余分な部分を手で素早く器用に押しのける様子、結構かわいい
です。
21. 5.24.1999 from Y.S.さん
私の趣味はフライフィッシングなのですが、先日霞ヶ浦に釣りにいったときに
水面を泳いでいる昆虫を発見、手ですくったらあっけなく捕まえることが
出来たので写真を撮りました。 自分ではオニヤンマだと思ったのですが、友人はヤンマ系ではなく
トンボ系ではないかと言っています。 昆虫採集が趣味ではないのですが、フライ(毛針)を巻く際に正確な名前を
付けたいと思い昆虫図鑑などを調べたのですがわかりませんでした。
写真を見てもしもわかるようでしたら教えていただけないでしょうか。
よろしくおねがいします。

園長:良くうつってますね。これは、たぶんウチワヤンマではないでしょうか。オニヤンマにはかないませんが、けっこう大きなトンボです。ヤンマという名がついていますが、サナエトンボ科に属しています。
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