2940. 5.24.2004 from ? さん
こんにちは。広島で教員をしています。先日,子どもが校庭で見つけたと,イモムシをもってきました。手元の図鑑でも調べてみたのですが,この手の幼虫が載っている図鑑が少なかったもので,よろしければ正体を教えていただければと思います。
また,チョウとガの幼虫の見分け方があれば,教えていただきたいのですが。どうぞよろしくお願い致します。
園長:このイモムシは、ヨトウガの仲間の「シマカラスヨトウ」の幼虫ではないかと思います。
チョウとガの幼虫の決定的な見分け方というのは、たぶん ないと思います。チョウにもガにも、それぞれほんとうにいろいろな形態の幼虫がいますので‥。
今回のような緑色のイモムシ系の場合、この幼虫のようにお尻に突起があるものは、ガの幼虫と思って間違いないです。(もっと細長い突起を持ったものはスズメガの仲間の幼虫です)
2939. 5.23.2004 from りょうへい さん
潮干狩りに今日行ったところ、小さな蟹をとってきました、今日は海水とかつおぶしとアサリを同居させていますがどんな環境がいいのか解りません、明日からが不安です。アドバイスをお願いします
園長:種類にもよりますが、海でつかまえたカニの場合、たいていは海の生き物向けの環境が必要なので、ちょっとやっかいです。
海水はそのうち交換しなければいけませんが、水道の水ではもちろんダメです。食塩水をかわりにするのも難しいので、ペットショップで人工海水のもとを手に入れるほうがいいです。 ケースには、できればサンゴ砂(ペットショップに売っています)を敷いて、石を入れ、海水は3分の1ぐらいにして、陸地もできるようにしてください。 エサは、魚の切り身や貝のむき身、しらす干し、乾燥エビなど。 水が汚れやすいので、ちょっと大がかりになりますができれば底面フィルターをセットするのがいいです。
環境さえキッチリしてあげれば、長生きするかもしれません。
2938. 5.23.2004 from ぺらりん さん
こんばんは ぺらりんです。 先日は毛虫の名前を教えていただきまして、ありがとうございました。
クマケムシとはバッチリな名前ですね。 長い間 名前を知りたかったので すっきりしました。
ありがとうございました。
今日は またまた うちの庭で発生している虫です。毎年この時期に大量発生します。
ヨロヨロと飛ぶところもみますが、植物につながって じっとしています。
また 名前をお知りでしたら 教えてください。
園長:これは、ケバエの仲間で、「ハグロケバエ」あたりではないかと思います。
目の大きいのオスで、小さいのがメスです。
2937. 5.23.2004 from 桜 さん
かえるの食べ物を教えて・・・
園長:カエルは、生きている小動物を食べます。
たとえば、ハエ、バッタ、ガ、クモ、ミミズなどなど。死んで動かないものは食べないので、生きている状態で与えなければいけません。
そのカエルに合った大きさのエサをあげることも大切です。
2936. 5.23.2004 from こんちゃん さん
何度かお世話になりました、こんちゃんです。いつも楽しく拝見しています。今回は虫ではないのですが、教えて頂きたい事が出来まして、質問させて頂きました。先日の雨続きの日、庭のゴミ箱の後ろにカメが隠れているのを発見し、保護しました。まだ体長4〜5cmの小さいカメで、調べた所ゼニガメのようです。とてもかわいいので、飼おうと思っています。今のところ発泡スチロールに砂利をしいて、少し水をはり、陸地用の石を置いて様子を見ています。カメ用のえさをあげても食べませんし、小さい生きているミミズや乾燥エビをあげても全然食べていないようです。最初は逃げようとしていたのですが、元気がなくなったのか、じっとしている事が多いです。やはり、野生のカメを飼うのは難しいのでしょうか?近くのカメがいる池などに放した方がいいのでしょうか?むやみに放してしまうのもどうかと思い悩んでいます。園長さんのご存知の範囲で構いませんので、教えてください。よろしくお願いします。
園長:野生のカメでも、飼うのはそんなに難しいことではありませんが、餌付けできるまでに日にちがかかることがあります。
カメもけっこう我慢強いですが、根気よくエサをやりつづければ、そのうち食べてくれるのではないかと思います。(食べなかったエサはこまめに取り除き、水換えも行って、水が汚れないようにしてください)
ミミズとか、魚の切り身とかは、かなり好物だと思うので、何気なくそろっと鼻先に持っていけば食らいついたりするかもしれません。
やっぱり食べない場合は、人の出入りの少ない静かな場所で、あまり干渉せずに放っておくのもいいかもしれません。
発見された時にかなり弱っていて、体力がない場合には、そのまま回復できないこともあるかもしれませんが、その場合は、放してあげても結局生き延びられないと思います。
2935. 5.22.2004 from 茜まま さん
先日はありがとうございます。私の図鑑にもガガンボは3種しか載っていませんでした。
今日も、また見つけてしまいました。『キイロホソガガンボ』だと思います。足がたったの3本になってしまっている、哀れなガガンボ...。園長さんのお話だと短い寿命なのに...。思わず『ガンバレ!』とエールを贈ってしまいました。
それにしても、ガガンボってよく見るときれいなのがいるんですね。ちょっとはまってしまいそうです。
園長:はい、これはキイロホソガガンボですね。あと左下の脚なら取れてもまだいけるかも、と、イケナイことを考えてしまいます。
ガガンボの世界を深く覗き見た人は、日本広しといえども、まだあまりいないかもしれません。茜ままさん、ぜひ、その道の達人になってください。
2934. 5.22.2004 from いちばん さん
園長先生 いちばんです。
毎日楽しく探検させていただいています。ぼつぼつムシたちの活動が活発になってくるのに伴い投稿数も増え、先生も広場の編集にお忙しい様ですね。
また、添付写真の「幼虫」の名前を教えて頂けませんか。
一重のバラの花にいた、体長約6mmの小さなキリギリス系の幼虫です。体の割には足と触覚が馬鹿に長く、人間の髪の毛よりも細くて驚きでした。
また写真を拡大してみると、口はハンミョウによく似た構造です。
宜しくお願いします。
園長:ほんとうに、スマートな幼虫ですね。はっきりとはわかりませんが、「クダマキモドキ」の幼虫ではないかと思います。
2933. 5.22.2004 from ツチサ さん
はじめまして
自身の経験上、シロツメクサの周りでよくテントウムシを見つけます。
それなのに、シロツメクサにアブラムシが付いているのは見たことがありません。(注意力が足りないだけでしょうか?)
成虫だけなら色の関係等で発見し易いだけと言えるかもしれないのですが幼虫や蛹も同様に見つけられます。
ほとんどがナナホシテントウってのも意味ありでしょうか?
シロツメクサとテントウムシの関係って何なのでしょう?
園長:そうそう、そういわれれば、私も同じように思ったことがありました。
でも、「何かヘンだなぁ」とちょっと思っただけで、その意味を真剣に考えたことはありませんでした。
肉食系のテントウムシの場合、前蛹や蛹になってから、ほかの幼虫に共食いされることがよくありますので、もしかしたら、それを避けるために、蛹になる直前の幼虫が、近くのほかの植物から移動してきている、という説も考えられるかもしれません。
でも、シロツメクサにも、実はアブラムシがよく付きますので、目に付きにくいだけで、ほんとうはアブラムシがいっぱいいる、という可能性も捨て切れません。
今度また、私も気をつけて見てみようと思います。
2932. 5.22.2004 from ハッブル さん
園長さん、こんにちは。ハッブルです。
ツマグロヒョウモンの蛹と成虫の写真、ありがとうございます。蛹のキラキラ模様、ホントにきれいですね。楽しみです。
先日の冷え込みにもめげることなく、幼虫たちは元気です。プランターのままだと、なぜか脱走を図って、あちこちでもこもこ、のそのそ…虫が苦手な先生たちをドキドキさせてしまうので、パンジー1株とともに飼育ケージにまとめて入れました。写真のような感じでうじゃうじゃしてますが、過密によるストレスなんかはなさそうで、みんなのんびりしています(そう見えます)。
それと、今朝、庭で確認したら、なんとトビモンくんがまだいたのです。先日は薄暮の中、みごとにだまされました。さらに大きくなって、もう8センチを超える勢い。さすがにもう枝からはがすことはあきらめて、このまま庭で蛹になってもらいます。
園長:きれいですね! 一般感覚では「毒々しい」といわなければいけないのかもしれませんが、色彩といい、造形といい、完成された美しさで思わず見ほれてしまいます。
2931. 5.22.2004 from Mimi さん
子ども達がカエルをたくさん捕まえてきて飼育ケースで飼いはじめました。
しかし、カエルは生餌しかたべないという知識しかなく、虫を集めるにも、なかなか集められません。
なにか、良い代用品などがあったら教えていただきたいのですが・・・。
それから、カエルというカエルをみつけては、つかまえてくるのですが、毒など(イボができるなど、幼心に聞いた覚えがあるのですが)ある種類があるのなら教えていただきたいのです。
よろしくお願いします。
園長:カエルは、やっぱり生きたものしか食べないと思います。
虫を捕まえるのが困難な場合は、ミミズや、ペットショップで売っているコオロギ、ミールワームなども使えますが、カエルの種類や大きさによっては合わないこともあるし、栄養の偏りも心配なので、本来の食べ物である野外にいる生きた昆虫を与えるのが一番いいと思います。
毒性については、アマガエルなど多くの種類が、皮膚の粘液に弱い毒を持っています。たいていは、触っても大丈夫ですが、カエルを触った手で、目や口に触れないようにするなど、粘液が目や口に入らないように注意が必要です。
ヒキガエルは、目の後ろの方に耳腺という毒腺を持っていて、比較的強い毒を出します。
|