むし探検広場
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1010.11.30.2001 from UEMATSU Tsukasa さん 

 以前(10/23)「ムラサキシキブについたアオムシ」について質問させていただきました。

 そのときにも、去年偶然、蛹を掘り返してしまったと書きましたが、なんの因果か今年も掘り返してしまいました。
 わざとじゃないんです〜。ちょっと離れたところにあったハーヴのプランターを植え替えようとひっくり返したら出てきてしまったんです・・・。
 先生にはお珍しいものではないでしょうが、いちおう写真に収めてみました。

 ちなみに、関係ないですが 今、うちではカブトムシの幼虫が成育中です。
 1,2週間に一度、飼育ケースの端へ出てきて(ぶち当たって?)顔を見せてくれます。
 すくすく大きくなっているようで、楽しみです。

 

園長:写真ありがとうございます。
 でっぷりとした、何となく偉そうなさなぎですね。
 成虫になったときに長い口になる部分が入った小腮環(しょうさいかん)がよくわかりますね。

 …それから、 先生って呼ばないでください。


1009.11.30.2001 from あさこママ さん 

 こんにちは、はじめまして。
 蛾についてぜひ園長先生に教えていただきたいことがあってメールいたしました。先月、葉付きの蕪を買ったところ葉っぱに黒い毛虫がついてきました。しばらく飼っていたところ、昨日無事成虫になったのですが、種類がわかりません。
 羽を広げてとまっています。形は富士山のような二等辺三角形。
 大きさは両方の羽の先から先までが約25ミリ。
 色はごく薄い茶色で、少し緑がかっています。黒い波状の斑紋があります。
 写真を送ることが出来なくてすいません。
 もう外は寒い季節ですが放してやっても大丈夫でしょうか。
 飼うとしたら食事は何を与えればよいのでしょうか。
 アドバイス頂ければ嬉しいです。

園長:蕪の黒い毛虫の件、もうしわけないのですが、種類はよくわかりません。

 成虫の様子からすると、ヤガの仲間かなという気はします。
 ヨトウガが、大きさ的にも、色合い的にも近いのですが、幼虫は、イモムシ型で、ケムシではありません。

 今の季節に羽化したということは、この季節が活動時期か、越冬する種類である可能性が高いので、はなしてあげてもいいのではないでしょうか。

 しかし、本当は来春羽化すべきなのに、飼っている場所が暖かかったために間違って羽化した可能性もあります。(ヨトウガならこれにあたります)
 ただ、飼おうと思っても、ガの成虫は、あまり食べ物をとらないことが多く、餌付けも難しいと思います。
 蜂蜜を水で薄めたものを脱脂綿等にふくませて口器を爪楊枝などで伸ばして与えれば吸うかもしれませんが、うまくいかないかもしれません。

 それから、園長は先生ではありませんので、先生って呼ばないでください。(「園長」というネーミングがいけないんでしょうか…)


1008.11.29.2001 from EVE さん

 先日、蛾のサナギやカメムシの件でお世話になったEVEです。

 あのとき生き残っていたカブトムシのメスがとうとう、先日(11月24日)お亡くなりになりました。断末魔だったのか、夜中にブンブンとしばらく聞こえました。残念なような、ちょっとホッとしたような(?)複雑な気持ちです。

園長:ちょっとホッとした、というお気持ち、とてもよくわかります。
 EVEさんに見守られながら、天寿をまっとうしまくったのですから、カブトムシとしては、とても幸せな一生だったのではないでしょうか。


1007.11.28.2001 from ようちゃん 

 世界で一番多い虫は、何ですか。

園長:けっこうむずかしい質問です。

 多い虫の条件(じょうけん)は、
 ・町から山まで、どこにでも見られること
 ・世界中の、いろいろな国にすんでいること
 ・からだが小さくて、一カ所にたくさんいること
ですね。

 大きなグループでいうと、これにあてはまるのは「アリ」かもしれません。
 でも、土の中にいるとても小さな「トビムシ」の仲間もあやしいです。
 きらわれものの「シロアリ」もいい線いっているかも。
 こまかい種類でいうと、どの種類が一番多いのかはよくわかりません。  


1006.11.28.2001 from I. さん 

 毎度勝手に御世話になっておりますm(_ _)m大阪府に住む I. と申します。
 先ほど息子と昆虫エクスプローラーを拝見させて頂いていたところ。朝鮮カマキリの写真のめすは・・あれはオオカマキリではないかと・・
 素人なのに申し訳ないですが再度ご確認をお願いしたくてメール致しました。
 チョウセンカマキリの雌の羽の縁に見られる細い黒色のラインの確認が出来ないという所で判断しています。
 前足(カマ)の付根に見られるチョウセンカマキリとは違う独特の色が確認できないので正直何とも言えないのですが・・・
 何はともあれこのサイトはとても気に入っております。何せ最近の小学生(息子)はカマキリの主食すら知らず飼育箱にチリメンジャコが床に散らばっていたのを見てショックを受ける次第で・・
 とにかく今後も期待しておりますので!!! 

園長:ご指摘ありがとうございます。
 確かに、確認してみましたところ、とても怪しいので、さっそく、問題の写真は削除しておきます。
 また、お気づきのことなどありましたら、ぜひご連絡ください。

 お腹の減ったカマキリのメスは、口元に持っていってあげて、鎌にはさませさえすれば、チリメンジャコでも食べかねないのではないか、という気もします。
 来シーズンまで憶えていたら、試してみたいと思います。


1005.11.28.2001 from 夏目冬目 さん 

 蚕っていうのは、なんで桑の葉しかたべないんでしょうか?たいていのホームページでは糸に関することが多かったですね。
 お願いします。

園長:蚕に限らず、植物食の多くの昆虫は、特定の植物グループの葉しか食べないことが多いです。(たとえば、アゲハチョウは柑橘系しか食べないとか、モンシロチョウはキャベツ系だとか)
 蚕は、その昔、桑の葉に適応したクワゴという野生種から、人間が家畜化したものです。

 植物は、昆虫などに食べられるのを防ぐため、さまざまな忌避物質を体の中に蓄えるように進化してきています。昆虫は昆虫で、特定の忌避物質は食べても平気なように進化し、その結果、特定の昆虫が特定の植物の葉を食べるようになっているのだと考えられます。
 このことが、昆虫の、食べ物による「棲み分け」を促進することになり、生態系の多様性を育む一因になっているのだと思います。
 ただ、クワには、目立った忌避物質は含まれていないようです。人間には まだわかっていないことも多いのだとは思いますが…。

 「桑の葉の成分は蚕が消化し栄養化するのに最適なもので、そのために蚕は桑の葉を美味しいと感じて好んで食べる」というのがお答えになるでしょうか。
 厳密には、桑以外にも、コウゾ、チシャ、ノゲシなども食べるらしいです。
 また、人工飼料も作られているようです。


1004.11.27.2001 from 札幌の諸沢 さん 

 ご返事に対し取り合えずビックリです
 念のために、違うアングルで撮影しましたが口の周りは赤いです

 

園長:No.999の続報です。

 やっぱり、クビキリギスですね。


1003.11.26.2001 from H.I. さん 

 雪中で眠る毛虫は在りや?

 私は新潟県在住の山好きのオヤジ(43歳)です。今から5年前の丁度今頃、つまり、11月下旬、八海山という山に登りました。標高1600m付近の笹原は、一面の雪原に変わり、おりからの小春日和の中、雪上には黒っぽい毛虫が「へ」の字に寝ておりました。私は、何らかの要因で、集団自殺をするのだと思って納得しておりましたが、妙に気にかかり、翌年の同時期、つまり、11月下旬に再び、八海山に登ってみました。すると、また、たくさんの、黒っぽい毛虫が雪上に寝ていました。動かないので、死んでいるのだと思い、珍しいので、家にもって帰ろうとして、弁当箱の蓋に置いていたら、もぞもぞと、動き始めました。無益な殺生は嫌なので、また、雪上に置いて下山しました。友人の蝶屋(長野県中央部在住)に話しても、取り合ってくれません。で、4年ぶりに、今年の11月20日、八海山に登ったところ、いつもより雪が少なかった為か、毛虫の数が少ないような気がしましたが、初めて、雪上を這いずり回る毛虫を発見。さらに、雪の中に埋もれて、まるで、仮死状態で越冬するやも知れない?態勢の毛虫も発見。しかし、幼虫のまま、雪にうずもれて越冬する蝶が、果たして存在するのでしょうか?どうか、お教え願います。

園長:なんか とてもロマンティックな毛虫ですね。
 残念ながら、私にも心当たりがありません。
 チョウの仲間には、そんな種類はいないと思いますので、ガの一種の幼虫ではないかという気がしますが、
 知識がなくてわかりません。

 この、雪上ケムシに お心当たりのある方、ぜひ情報をお寄せください。


1002.11.26.2001 from 省吾 くん 

 「まゆたろうのぼうけん」がおもしろかったです。
 体が半分鳥になったり、りゅうになったり変なところがよかったです。
 ミニゲームは全部クリアしてしまいました。
 続きはないのですか?
 それからへなちょこ園長さんは何でへなちょこなんですか?
 ぼくは最強園長だと思います。

園長:まゆたろう、楽しんでもらったみたいで、うれしいです。

 ゲームはぜんぶできてしまったんですね。すごいですね。
 作るのに時間がかかるので、なかなか追加できないのですが、そのうち、思いっきりむずかしいのを のせられるようがんばります。

 園長は、へなちょこなものや、へなちょこなことが大好きなので「へなちょこ動物園」なのです。
 いまよりもっと、へなちょこレベルをあげていきたいと思っています。

>体が半分鳥になったり、りゅうになったり変なところがよかったです。

 ほらね、省吾くんも、「変なところがよかった」って、ほめてくれてるじゃありませんか!  


1001.11.26.2001 from がぉー さん 

 こんな生物を知ってますか?
 頭がモグラのように鼻が長く、足がたくさんあり、大きさは約10ミリ位、色は灰色(たしか)の生物なんですが…
 友人が6年程前に見たそうです。その時、触った人がさされた(様な痛みがあった)らしいです。
 話を聞いた瞬間「…?」って感じになりますよね!もしかして…新種の生物???
 すごく気になるので教えてください。
 ちなみに、見たのはその時だけだそうです。

園長:たしかに「…??」な生き物です。
 そうとう考えてみましたが、どうにも思いつきません。

 むりして結びつけることができるのは、アリグモのオスぐらいのものです。

  

 しかし、色は黒いし、この突き出た上顎をモグラっぽいと言っていいのかどうか…
 やっぱり違うかな。


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