910.10. 9.2001 from N.T. さん
カブト虫 N.T.です
9/22に、雄と雌が死んだので飼育箱をひっくり返すと、卵が30個ほどありました
さっそく雄をくれた友人に卵15個あげました
それで新しいマットに取替、あと1匹の雌を一緒に入れると、10/3にその雌は死にました
そしてそのマットの上に幼虫マットを足しましたもちろん水分補給も補っています
飼育箱は大です
次は11月22日頃にマットをひっくり返そうと思うのですがどうですか
教えてください
園長:カブトムシの幼虫は、10日間ほどで卵からかえり、その後、30日間ほどで3令幼虫になります。
3令幼虫になると、食欲も旺盛になるので、卵を見つけてから1ヶ月後というのは、いいタイミングだと思います。
幼虫はとてもデリケートなので、飼育箱をひっくり返したとき、なるべく幼虫を直接手でさわらずに、スプーンなどでマットといっしょにすくいながら取り扱うようにしてあげてください。
15匹が全部順調に育っていると、そうとう大きなスペースが必要です。(3令幼虫だと1匹当たり15cm四方というのが目安らしい)
その後は、エサをよく食べるようになるので、マット表面に黒い糞が目立つようになったら、新しいマットと、とりかえるようにしてください。
園長宅では、10月10日現在、越冬できない甲虫のうち、カブトムシのオス1匹とクロカナブン1匹が生き残っています。
シロスジカミキリもがんばっていましたが、採ってから2ヶ月目を目前にした9月29日にとうとう力つきてしまいました。このシロスジカミキリは、体長6cm強もある大ものでした。一般の図鑑には、シロスジカミキリの体長は最大5.5cmと記載されていますので、記録破りの大カミキリだったんでしょうか。
909.10. 9.2001 from 省君の母 さん
子供がドングリの木の下を掘っていて、幼虫を見つけました。
3pくらいでプリプリしていて、全体に黄色(薄茶?)がかっています。
カブトムシではなさそうですし、コガネムシにしては大きいし・・・
(この子、背筋して威嚇するんです)
図鑑には幼虫まで載っている物が少なくて。
どうか教えてください。
園長:詳しい種類はわかりませんが、それは、コガネムシまたはハナムグリ系の幼虫だと思います。
これらの幼虫でも、成長すると4〜5cmぐらいにはなります。
おもに腐葉土を食べている場合と、おもに植物の根を食べている場合があります。
もし、飼育されるなら、腐葉土に、木クズタイプの昆虫マットを混ぜ、さらに見つかった場所にはえていた木の葉っぱを刻んで混ぜ込んで、飼ってみてください。
908.10. 8.2001 from Y.K. さん
バッタ産卵
娘が子を産みましたので、縮小せずそのままお送りします。(1.4M)
園長:決定的瞬間を捕らえた写真、ありがとうございました。(でも、やっぱり、縮小してほしかった…)
これ、オンブバッタですね。
おなかがとてつもなく伸びているのでビックリしました。
写真をよく見ると、オンブバッタの顔の横に、エンマコオロギの顔のようなものがうっすら写っているので、ひょっとしたら昆虫の心霊写真では!?と思っていましたが、これは、実は、産卵中のオンブバッタを生身のエンマコオロギが襲っているところらしいです。
体をかじられながらも産卵を続ける母バッタ。飼育ケースの中の驚くべきドラマです。
907.10. 8.2001 from 由美ちゃん母さん
なみあげはに寄生する虫について教えてください。8月に蛹になったものにはアゲハヒメバチが寄生してまして、蛹に大きな穴を開けて出てきました。9月の末に蛹になったものには、10月になって小さな穴が二つあいてもちろん蛹は空っぽになってました。なにが寄生してたのか教えてください。夏休みに6匹幼虫を飼育しましたが、蛹になる瞬間は子供とともに見ることができたものの、蝶になる瞬間は見逃してしまいました。来年こそは蝶になる瞬間をみたいと思ってます。
それと現在オオカマキリのメスを飼育してます。なんとか交尾させて卵を産んでもらいたいのですが、捕まえて1週間たってもまだ生まないので、オスのオオカマキリを見つけて飼育箱に入れないと卵を産みませんか?毎日えさ捕りにがんばってます。
園長:アゲハの蛹に小さな穴をあけてでてきた犯人は、たぶんアオムシコバチという寄生蜂だと思います。
体長3mm程度の小さな黒いハチで、一つの蛹から50匹ぐらい生まれてきます。
オオカマキリは、そのうち時期が来れば卵を産むと思います。
交尾はすましている可能性が高いと思いますが、オスと一緒にすればより確実です。
ただ、オスがメスに食べられる可能性も高いので、ペアリングする場合は、草やワラ、葉っぱをたくさん入れて、オスが身を隠しやすいレイアウトにしてあげてください。
交尾していなくても卵を産むことがあり、その場合は、当然、子どもはかえりません。
906.10. 8.2001 from リッキー さん
初めまして。
いきなり質問なのですが、さっきアロエを別の鉢に移そうと思い入れ替えてたのですが、その土の中から何か分からない幼虫が出てきました。
それもかなりの数。10から15匹ぐらいはいたと思います。
それと、土もスカスカになっていたように思います。
頭の部分が茶色で胴体は白(半透明)1cmから2cmぐらいのものです。
この幼虫は何なのか分かるようであれば教えて下さい。
すっごく気になります。お願いします。
園長:はっきりとはわからないのですが、様子からすると、コガネムシの仲間の幼虫ではないかという気がします。
植物の根を食べるので、アロエにとっては害虫です。
でも、アロエを食べてるなんて、なんかヘルシーな幼虫たちですね。
905.10. 8.2001 from たかひろ くん
蝉の脱け殻はなぜ蝉よりちいさいのですか?
園長:目からウロコのQですね。
小さいものから大きなものが出てくるなんて、考えてみればフシギなことです。
まず、セミには はねがあるので、その分が、抜け殻にくらべて大きく見える原因だと思います。
羽化する前は、はねは小さく折りたたまれた状態で、小さくおさまっており、羽化してから体液が送りこまれてはじめて大きく伸びるので、まるで体が大きくなったように見えるのです。
また、昆虫は外骨格といって、表面が固い皮でおおわれていて、この皮じたいは、新しい皮ができて脱ぎすてないかぎり、体の中身が成長しても大きくなることはありません。
なので、羽化直前の成長した幼虫は、外骨格の中身がギュウギュウにつまった状態になっていて、それが、羽化によって、新しいゆったりした外骨格に変わるので、大きくなるのだと思います。
904.10. 7.2001 from はっぴー さん
最近弟が、庭でヤモリみたいなものを見つけて、家で飼う事になりました。まだ小さいんですが、飼育の仕方や、エサなどを教えて下さい。おねがいします。
園長:ヤモリは、よく見ると、とてもかわいい生き物ですね。
もともとヒトの家にすみついているものなので、そのまま放し飼いにしておくのが一番いいようにも思うのですが、もし飼う場合にはこんな感じでしょうか。(私は飼ったことありませんので、推測も入っています。)
大きめの飼育ケースや水槽に、木の枝や観葉植物の鉢植えを入れてやります。生きた植物を多めに入れてあげると、湿度が安定するのでヤモリにとって快適になると思います。
ケースの温度管理は けっこう大事で、今の季節なら直射日光が当らないところなら大丈夫でしょうが、冬場はヒーターや電球などで保温したり、夏場は涼しい場所に置くなど、気を付けなければいけません。
エサは、ペットショップで売っているエサ用コオロギやミールワームがいいと思います。
903.10. 7.2001 from まさき くん
こんばんは
今日、池であめんぼを4匹捕まえて帰りました。
ところで、アメンボのえさはなにをあげればいいのですか
園長:アメンボを飼うのはすこしむずかしいです。
エサは、水に落ちた生きた小昆虫です。
ハエや、小さいバッタなどをすこしよわらせて水にうかべるとよってきて体液を吸います。
アメンボは、はねがあって、けっこうよく飛びますので、ケースには必ずふたをしてください。
水面に届くくらいの水草をうえたり、板きれをうかべてあげると、アメンボが休むのにやくだちます。
水の上にでるように、レンガや大きい石を入れてあげると、脱皮の時などに使います。
水の深さは5〜10cmでじゅうぶんですが、生きたエサをあげるとどうしても水がよごれるので、2〜3日ごとにかえてあげてください。
902.10. 7.2001 from A.T. さん
「 833. 9.11.2001 from つきだしあにまる管理人 さん」の、「ナメクジのテレポーテーション」の話は、私も昔々に同じ本で読みました♪。
今は出張中なので手元に本が無くて確認できませんが、単なるテレポーテーションではなく、こっちで消えていくナメクジから、あっちで出現中のナメクジに向かって、細く何かが流れていく、という記述であったと思います。
園長:そうか、それであれば、出現場所もわかるわけですね。
ということは、ワープしているわけではなくて、形状を変えながら遠く離れた場所に物理的に移動しているということでしょうか。
なんか、とても見てみたい光景ではあります。
901.10. 6.2001 from H.F. さん
こおろぎが飼いたいのですが…‥
餌は何をあげればいいですか?
虫かごに土もいれた方がいいですか?
ほか注意する点があれば、教えて下さい。
よろしくお願いします(^0^)
園長:コオロギは地面で生活しますので土は必ず入れてあげてください。
深さは5cm以上必要です。
もし、卵をうませるつもりなら、スズムシ用のマットや赤玉土を使うのがいいです。
植木鉢のかけらや小石、わらなどを入れてあげると隠れ場になって喜びます。
エサは、ナス、キュウリ、カボチャなどの野菜と、ケズリブシ、ドッグフードなどの動物質のものを両方あげてください。
清潔を保つために、野菜は串に刺して土に立てておき、ケズリブシなどは小皿に入れてあげてください。
1日1回は、霧吹きして、湿り気を与えます。ただし、コオロギに直接水がかからないよう注意してください。
土の表面やエサにカビがはえることがあるので、見つけたらこまめに取り除いてください。
あまり過密にすると、共食いすることがあります。
特に、産卵前のメスは、どう猛になり、オスを食べてしまうことがよくありますが、しっかり卵を産むためには仕方のないことかもしれません。
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