2000. 6. 2.2003 from よんよん さん

　はじめまして。
　検索をしてこちらにたどりつきました。
　購入したコスモスの苗に数日して青虫を発見し、なりゆきで飼育しています。
　色が日々変わってゆき、何の幼虫かとても気になるので、もしおわかりでしたらお教えください。
　コスモスの葉にいたのに、容器に移してキャベツを与えています。
　食べてはいるようですが、このままでいいのでしょうか。
　画像を添付いたしますのでどうぞよろしくお願いいたします。

　

園長：（よんよんさんからは、その後、「いろいろとしらべた結果、ヨトウガの幼虫だと思います。」との再メールが届きました。）

　お返事が遅れてすみません。
　もうお調べいただいたんですね。
　確かにこの幼虫はヨトウムシ関係のようです。
　ヨトウムシ類は食草の守備範囲が広く、キャベツでも育つ可能性が高いと思います。

　あっ！　よんよんさん、No.2000　ゲットでした。

1999. 6. 2.2003 from fusae さん

園長：なかなか難しいのですが、コンポストのそばに腐りかけのバナナを入れたビニール袋などを置いてショウジョウバエをそっちにおびき寄せ、たくさん集まったところで一網打尽にするというのはどうでしょうか。バナナトラップをしかけたことを忘れて繁殖するほど放置すると逆効果になってしまいますが。

　クワガタ飼育の場合もコバエに悩むことが多いのですが、室内にモンセンゴケなどの食虫植物を置いてコバエをエコロジカルに退治している方もいらっしゃいます。（効率は芳しくなさそうですけど）

1998. 6. 2.2003 from 直たろう さん

園長：鮭のように生まれた場所に引き寄せられて戻ってきて増えていくということはないでしょうが、順調な営巣活動がおこなわれた場合、地域全体のアシナガバチの個体数が増えて、巣の数も増える、ということはあると思います。
　また、一度巣を失ったとしても、新たに巣を作るというのはそのとおりです。

　アシナガバチは、いろいろな害虫を狩ってくれるし、スズメバチほど危険ではないので、できれば共存したいところですが、人と接しやすい場所に巣があると刺される危険性がありますし、もしご近所に小さいお子さんがいらっしゃたりするとやっぱり心配な面はありますね。

1997. 6. 1.2003 from きんさんま さん

園長：たぶん、ドクガの仲間の「キアシドクガ」だと思います。
　翅は半透明の白色で、脚は黄色。ドクガの仲間ですが、毒毛などは持たないようです。
　幼虫の食樹はミズキやエゴノキです。成虫は昼間に活動し、食樹のあたりを弱々しく飛びます。

1996. 6. 1.2003 from ゼットン さん

　はじめまして、ゼットンです。
　この前、家の中に蛾？らしいかわいい昆虫？を見つけました。体は黄色、羽の部分にピンクの模様があるやつです。
　画像があるので、お送りします。名前＆こ奴が人間に害があるかないかを知りたいのですが・・・
　子供には、なるべく生き物を手で触らせる様に育ててるつもりなので、('-'*)ヨロシク♪お願いします。
　実際には、こ奴もすでに触っていますが``r(^^;)ポリポリ

　

園長：このチャーミングなガは「ベニモンアオリンガ」ではないかと思います。
　ピンクの紋の大きさには個体差があって、この個体はわりと大きめです。
　幼虫は、ツツジのつぼみを食害するので嫌われています。

　生き物を自分の手で触るのはとてもいいことなのですが、ガの仲間にはドクガ、カレハガなど毒毛を持っているものがいますので、多少の注意が必要です。
　特に黄色や茶色で、胴体が毛深いものは触らないようにしてください。

1995. 6. 1.2003 from サチコ さん

園長：どうしたんでしょうね。そのサワガニのお母さん。
　なぜ、卵を離してしまったのか私にはよくわからないのですが、メス同士で飼っておられたということは、未受精卵なのかもしれませんね。それで世話をしなかったのかも。
　サチコさんのとられた方法が特に間違っているとは思えません。
　エアレーションしたほうが孵化の可能性は高まるかもしれませんが、どうも未受精卵のような気がします。

　サワガニの子育てを観察するには、既に抱卵しているメスをつかまえてくるのが確実です。オスメスが揃っていても飼育下で交尾させるのはなかなか難しいらしいです。

1994. 6. 1.2003 from なおなお さん

園長：その虫は、モンシロチョウではありません。
　モンシロチョウの幼虫はアブラナ、キャベツなどアブラナ科植物の葉につきます。
　レタスは（形はキャベツに似ていますが）キク科の植物なので、ふつう、モンシロチョウの幼虫は食べないはずです。

　それに、モンシロチョウの幼虫は大きくなっても緑色のままです。

　たぶん、その幼虫は、ヨトウムシなどガの幼虫ではないかと思います。

1993. 6. 1.2003 from ありんこ さん

園長：それは、たぶんクロオオアリの女王です。
　この季節、クロオオアリの巣から、翅のある女王（候補）アリと、雄アリが結婚飛行に飛び立ちます。
　結婚を終えた女王アリは、翅を落として、子育てを始めます。

　たぶん、巣作りの拠点となる場所をさがして迷い込んだのだと思います。
　最初の働きアリを育てあげるまでは、何も食べずにいるらしいので、そのまま逃がしてあげても大丈夫だと思います。
　人を噛むようなこともありません。

1992. 6. 1.2003 from Ｍ さん

園長：（ムカデを掃除機で吸わせたＭさんです）
　やっぱり逆走してましたか。
　ムカデは、平べったいので、わずかな隙間からでも侵入してしまいます。
　サッシの隙間、換気扇、窓枠タイプのエアコン、などなど怪しげなところがないか点検してみてください。　

1991. 5.31.2003 from 赤嶺 さん

　ありんことのたたかいはつづく

　こんにちわ。沖縄の赤嶺です。
　最近は質問メールが多いので、たまには違うのを。

　ありんこの攻撃に悩まされる我が家では、使いかけの食品などの「虫にやられにくい袋の口のとじ方」をあみ出しました。

　ふつう、開けた袋の口を巻いてとめると思うのですが、その時に、上のあき口を、両側からぴちっと三角に折ってから丸めるのです（図参照）。で、輪ゴムでもいいですがクリップでてっぺんをとめれば、虫が入り込むのをかなり防ぐことができるようです。
　困っている方がありましたらお試しあれ。。

　

※ただし、前の家に出たあり（今のとは種類が違った）は、キャットフードの袋の口を本気でふさいだら、底に穴を開けて侵入したという過去の実績あり。なので、口の巻き方ぐらいでは虫族の底力には勝てない可能性もあります。。

　今日はむし探検広場を開いたらいきなり「お断り」とか書いてあったので、何か迷惑行為でも受けたのかと思いました（「勧誘お断り」とかそういうの系かと）。
　それでは園長さん、忙しいと思いますががんばってください。

園長：この袋のとじ方は、おかしが湿るのをふせぐのにも役立ちそうですね。

　うちの家内が、この図を見て、「私もやってる」と言い出し、最初左右から折る時にもっと重なり合うように折ったほうがいい（まず片方を大きめに負ってそれに重ねるようにもう片方を折る）と、うるさく主張していますので、いちおうご報告しておきます。

　いろいろお心遣いありがとうございます。
　「おことわり」の件は、あかみねさんのご指摘をうけて「おわび」に変えました。これでもちょっと変かな。