3170. 7. 6.2004 from 茜まま さん
連日の猛暑ですが、園長さんはお元気ですか。
この暑さに、庭で放し飼い?の子カマキリが心配になりますが、すくすくと成長した4匹を確認できました。かわいい...。
お隣のアケビにかわいい『キバラヘリカメムシ』の幼虫を見つけました。とても綺麗なツヤツヤした色で、かわいい...。
まだ図鑑作りを続けている娘を悩ませそうです。自然の色合いや艶は、色鉛筆を使って描く娘には難しく、重ね塗りしながら悔しがっています。素直な娘も、かわいい...。
最近、理科の授業で飼ったメダカの卵が孵化し、目しかわからないような子メダカが我が家にいます。かわいい....。
そんなメダカにエサをあげると、おやつをもらったばかりなのに『おて』をくれるシー・ズー3歳も、かわいい...。
たくさんのかわいい子に囲まれ、幸せな茜ままです。
園長:この幼虫も、カマキリも、「かわいい」グループに入れてもらえてよかったです。
生きとし生けるものを全て大きく包み込んでいただき嬉しく思います。
3169. 7. 6.2004 from 北海道のジョン さん
はじめまして。ピンクのバッタを発見しました。新種でしょうか?
園長:なんときれいなピンクですね!
まだ幼虫のようでもあり、種名はよくわからないのですが、バッタの仲間には色彩変異が多く、このようなピンク〜赤色のものが出現することも時々あります。
この広場にも、過去に、ピンクのトノサマバッタや、赤いショウリョウバッタなど、何度か写真をいただいたことがあります。
珍しいものには違いありませんが、新種ということではないと思います。
3168. 7. 6.2004 from りか さん
先日トイレの中にいた虫について書き込みさせていただきました。
早速のご回答ありがとうございます。
昨日また出てしまいました(^^;)
今度はよく観察してみました。
色はオレンジ〜赤です。
形は太くないタラコ、と言うより人間の唇のような形状です。
大きさは1センチ無い位で、ぷにゅぷにゅと柔らかい感じです。
もし、何の虫か分かりましたら、ご回答いただければと思います。
園長:う〜〜む、わからない。
水中系でオレンジ〜赤といえば、ユスリカの仲間の幼虫なのですが、トイレの中というのが変だし‥。ユスリカの場合は、体が小さな節に分かれているはずですけど、「タラコ」「くちびる」「ぷにゅぷにゅ」ということは、節は目立たなさそうですね。
どうも結局わからなくて申し訳ないです。
3167. 7. 6.2004 from ひで吉 さん
園長さん、こんばんは。
住まいの近くに黄色い小さな花が群生しているところがあり、その花の蜜を吸いにたくさんの蝶が集まってきます。ちょっと見ただけでもカバマダラ、スジグロカバマダラ、タテハモドキ、ハイイロタテハモドキ、ジャノメタテハモドキ、シジミチョウやキチョウの仲間などが飛び回っています。特にカバマダラとスジグロカバマダラは数が多くて、40〜50匹はいそうです。
そこで見慣れない蝶を見つけました。飛び方やその雰囲気から最初はマダラチョウ科の一種だと思ったのですが、よく見るとそれはホソチョウ科の蝶でした。
園長:そんな花園があったら、何時間もバタフライウォッチングして、熱射病になってしまいそうですね。
ホソチョウの仲間は日本にいないので、異国情緒を感じます。しかし、胴体部分もマダラチョウ系に似てますけど、擬態してるんでしょうか。
3166. 7. 6.2004 from 加奈子 さん
蜂だと思うのですが・・・
土の中から出てきてます。
近づくと頭元にブーンと飛んできます・・・
駆除したほうがいいのか心配です。
園長:これはベッコウバチの仲間です。「キオビベッコウ」あたりでしょうか。
刺されることはありますが、人間に対する攻撃性はさほど高いものではなく、毒性もそれほどでもないので、どうしても駆除しなければいけないことはないと思います。
3165. 7. 6.2004 from Agrias さん
園長さんこんにちは。ふたたびAgriasです。
今回はユタからの最後(もうすぐジョージアというところに引っ越すんです)に、ちょっと古い写真をお届けします。これらは今の時点ではまだ成虫が出ていないのです。
最初はバッタです。これは全長(頭から羽の先まで)約5 cmぐらいあるこのへんでは最大種です。
外見は、このような枯れ草色で至って地味ですが、
後ろ羽はこのように真っ黒です。初めて見たときはチョウが飛んでいるのかと思いましたよ。これよりも小さいもので、後ろ羽が真っ赤なのもいます。
次はこれ、標本を撮影したものです。何と思います?わたしは初めて見たときはカマを持ったハチであると疑わなかったです。毒針のあるハチにカマまであると「無敵やん」と思ってしまいました。
黒と黄色の体色、褐色の羽、どう見てもハチですよね。
しかし、カンのいい方はこのMantispidaeという科名のラベルからわかったかもしれませんが、これは日本にいるヒメカマキリモドキと同じ仲間なのです。すなわち、Neuroptera(アミメカゲロウ目、でしたっけ?)の昆虫で、アリジゴクとかクサカゲロウに近い昆虫です。ただしこいつは昼行性で、昼間にぶんぶん飛び回っています。さらにこいつの生活誌も、幼虫がクモの卵のうに寄生するらしく、興味深いです。
まあ、広い地球、いろんな生き物がいるものです。いろんな初めてお目にかかる昆虫を発見して、これからもウキウキ、ワクワクしたいものです。
ジョージアに着いて、時間があり、通信環境も整えば、またメールしたいと思います。
それでは。
園長:バッタの後翅、見事に真っ黒ですね。真っ赤なものもいるんですか‥。
天敵を驚かすためなのか、異性を呼び寄せるためなのか、いったいどんな効用があるんでしょうね。
カマキリモドキの標本は、ほんとうに蜂とカマキリを無理やりくっつけたみたいなフシギさです。ぶんぶん飛び回っていると、さらに蜂っぽく見えるんでしょうか?
落ち着かれましたら、ジョージアからのむし探検レポートも楽しみにしています。
3164. 7. 5.2004 from たかちゃんママ さん
2.3回投稿したたかちゃんママです。
去年名前を知りたいいもむしのことで投稿しましたが、その時は写真がなく、文章だけでは園長先生も特定ができないとの回答でした。
一年待って、やっとその可愛いペパーミントグリーン色のいもむし君たちに再会できました(*^_^*)
今年は写真を添付しますので、是非その可愛さを見てやって下さい。
ついでに成虫の名前もわかると良いのですが・・・・・
もう一つの写真はこれもお気に入りのオナガグモ(名前は去年園長先生に教えていただきました)です。
去年のアップルグリーンの体が少し色が濃くなっている・・・ということは2歳になったということでしょうか?
糸の上でピーンと針のように一直線になってるところとか、尾っぽ(というのだろうか?)の先がくるるんと渦巻きのようになるところとかが超ラブリーです。
こちらも見てやって下さい。
園長:いいですねぇーー、いもむしもオナガグモも。
いもむしは、この坊主頭にちっちゃな黒い目は、詳しい種類はわからないのですが、ハバチの仲間です。去年いただいたメールでは、レモンバームにいるとのことでしたね。
オナガグモは、なかなか奥深い魅力がありますね。越冬はしないはずなので、去年のものの子孫だと思います。きっちり命をつないでいるのはスバラシイことです。
3163. 7. 5.2004 from ハッブル さん
園長さん、こんばんは。いつも質問にていねいに答えていただいて、ありがとうございます。
クラスの虫好き少年も、アリジゴクが弱っているとのお答えにはがっくりしていましたが、質問に答えていただいて喜んでいました。
以前、質問させていただいたオオスカシバ蛹ですが、教えていただいたように、少し湿った土の上に、落ち葉をかぶせて置いておいたら、2週間ほどで羽化しました。もっと蛹の期間が長いと思っていましたので、ある日ブンブンとケースの中を飛び回っていてビックリ!
ところが、1匹目はそうやって元気に飛んでいったのですが、この連休中に羽化したらしい2匹目と3匹目は3138のWUMさんのオオスカシバのように、羽が小さくて飛べないのです。前蛹の時代に、死なせてしまったと思って触ったりしたのがいけなかったのかなあ。
少年は子どもの頃にハチに刺されて以来、ハチ恐怖症とかで、1匹目のときはハチのような羽音にビビッテいましたが、この飛べないオオスカシバたちは「飼う」とのことです。飛べないのですが、ケースの床にチョウの好きなハーブの花を置いておくと、それにしがみついて蜜を吸っています。乳酸菌飲料を買わなきゃいけないかなと思っていましたが、職場の中庭のお花を拝借するだけでいけそうです。
蛹はあと3匹、この子達は元気に飛び立っていってほしいです。
園長:かわいそうに翅が伸びなかったんですね。
前蛹のうちに触ることの影響はそれほどでもないのですが、蛹になったとたんの時期や、羽化が近づいた時期に触ったり振動を与えたりすると羽化不全になることが多いようです。
あと、羽化したときに、羽を伸ばす場所(空間)がうまく確保できない場合もこんなふうになってしまうことがあります。
オオスカシバは、体つきからしてけっこう大食漢のような気がしますので、花以外に、サブのエサを用意してあげるのもいいかもしれません。
3162. 7. 5.2004 from にこちゃん さん
庭のパセリに黄アゲハの幼虫がついたのですが多すぎて葉が足りなくなってしまいました。すぐに新しい株を買ってこれなかったのでとりあえずスーパーでパセリを買ってよく洗ってから与えたのですが、半日ほどで全滅。二匹はもうすぐさなぎになるくらいの幼令だったのにとってもかわいそうなことをしてしまいました。死んだこともショックでしたが、あんなに洗っても農薬が強烈に効いたこともとってもショック。そういえば数年前アパートに住んでいたときに近所の人がやはり葉が足りなくなりスーパーのパセリをやっていたのにだんだん死んでしまい、「何がいけなかったのかな」といっていましたが、きっとあれも農薬で死んでしまったのでしょうね。なんだか急にスーパーのきれいな野菜が怖くなってしまいました。
園長:確かに、せっかく育てていた幼虫を、市販の野菜をあげたために死なせてしまうという事故は起こりがちですね。
野菜に限らず、私たちの普段食べているものは、果物も、肉も養殖魚も、薬まみれになってるんではないかという気もしてきます。
あまり考えすぎると何も食べれなくなってしまいますが、やっぱり、虫食いがあるぐらいの小汚い野菜のほうが体に断然いいんでしょうね。
3161. 7. 5.2004 from Orenge さん
こんにちは
Orengeです。
先日は マルウンカを教えていただきありがとうございました。
その後 図鑑でも調べてみたところ 載っていました!!
本当に身近なところにまだまだ名前の知らない昆虫がいっぱいいるのだなぁと実感いたしました。
ところで今回の質問は からすあげはの幼虫についてなのですが終齢になってからかれこれ2週間以上にもなるのですが蛹化する気配もなく 動きが少なくなっています。
食草もあまり食べません。
何となく 一時期よりもやせてしまったように見受けられるほどです。
同時期に飼い始めた他の幼虫も 蛹にはなったものの寄生されていました。 この子もそうなのでしょうか・・・。
様子をみるしかないとは思っていますが 寄生されて蛹になれないこともあるのでしょうか?
ご意見をお聞かせいただければ嬉しいです。
よろしくお願いいたします。
園長:その幼虫は、やっぱり寄生されている可能性が高いように思います。
成長過程の中の比較的遅い時期に寄生された場合は、蛹になってから寄生蜂が出てくるのですが、早い時期に寄生された場合は、蛹まで至らずに幼虫段階で弱ってしまい、寄生蜂が出てくることがあります。
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