420. 1. 1.2001 from はなふさ さん
こんにちわ。近藤君に4時間手伝ってもらって、やっとたどりつきました。お返事下さいね。あっと、忘れてた。新年明けましてオメコじゃなかった、おめでとう!!
園長:やっと来てくれたね。Webは、はなふさには うってつけのメディアです。この世界でもどんどんあばれてください。
(はなふさは、園長の高校時代の同級生です。口からハサミを出すのが得意な暴れん坊です。中学校の先生です。失言して失職しないでね。)
419. 1. 1.2001 from 園長(サイト管理者)
みなさま、新世紀あけましておめでとうございます。今世紀が、世界中の子供たち、生きものたちにとって、おだやかで幸せな世紀でありますように。
で、新年早々の掲載自慢です。
ISIZEあちゃら2月号のP.69で、当サイトの「いきもの道具箱」が紹介されています。(ちょっと小さいけど) どうぞ、本屋さんで立ち読み確認してください。
418.12.30.2000 from 浦崎 美雄 さん
今年3月に大和市に引っ越してきましたが、畑の近くのアパートですので「てんとうむし」が部屋の中に侵入してきます。植木に住まわせているのですが、彼らは何を餌にして生きているのでしょうか?私の記憶では油虫の幼虫が餌だと思いましたが・・・。餌がないのにずっと生きているものもいます。越冬するのでしょうか。それともそのうちに死んでしまうのでしょうか?
園長:種類にもよりますが、ナミテントウやナナホシテントウなど、最もポピュラーな種類は、おっしゃるとおり植物に付くアブラムシを食べます。(幼虫に限らず成虫のアブラムシも食べます)
成虫のまま越冬しますので、来年の春まで立派に生き延びます。
417.12.27.2000 from T.Kobayashi さん
カマキリの卵を室内に置いておいたら、孵化してしまいました。育てるには、餌などどうしたらよいでしょうか。
園長:あれマ!大変なことになりましたね。
カマキリは、自分の体の大きさに合った、生きたものしか食べないので、この季節に育てるのはとても困難です。摂氏20度ぐらいの気温が保てる部屋があるようでしたら、ショウジョウバエを繁殖させて、エサにする方法があります。(ショウジョウバエは、バナナやリンゴをエサにして簡単に増やすことができます)
でも、幼虫がだんだん大きくなってきたら、ハエより大きなエサが必要になります。ペットショップで爬虫類のエサとして売っているコオロギやミールワームを使う手もありますが、費用がかさんでしまいます。
鳥のささみや、刺身をカマキリの頭と同じ大きさに切ってピンセットで口元にもっていくと、カマで挟んで食べる場合もあります。
「共食い」も計算に入れれば、生き残って、春頃に成虫になるのがいるかもしれませんね。
416.12.26.2000 from ラヂヲ さん
全国で(出来れば神奈川県)で昔はいたけど今は環境の変化などで絶滅、またはいなくなってしまった昆虫を出来る限り教えてください。
園長:絶滅昆虫の件、ちょっと難しい質問だったので、ほかのサイトの力をお借りすることにしました。
「新RDB(レッドデータブック)種情報検索」
↑
こちらのページの、右下隅にある「新動物RDB検索」のボタンを押して表示されたページの、右下隅の「リスト検索」で、
昆虫類
絶滅、絶滅危惧1類
を選んで表示されるのが、いなくなってしまったorいなくなりかけている昆虫達です。
(横着してすみません)
415.12.24.2000 from KUWABARA Tetsuo さん
11月の頭に我が家の周りでクロマドホタルの幼生らしきものを見つけました。体長15mm程で、体節が12か13あり、尻から2番目の体節が光っていました。12月になって見かけなくなりました。これがはたしてクロマドホタルの幼生なのか、だとすればどういう生活をしているのか気になっています。また、ホタルが光るのは
mating の為だと聞いていますが、オトナになって光らないクロマドホタルの幼生が何の為に光っているのか。周りに昆虫に詳しい人も居らず、また
ろくな図書館もないため調べる事が出来ません。教えていただけませんか? 園長:クロマドボタルの幼虫は落ち葉の間などにいて、小動物を捕らえて食べる肉食性です。
幼虫で越冬するので、12月に見られなくなったのは、落ち葉の下かどこか入り込んで冬眠に入ったのでしょう。
で、「何のために光っているのか」ですが、ホタルは、敵に襲われると、いやな匂いの液体を出すので、光ることによって、「自分はいやな奴だぞ」ということを天敵に知らしめているという説が有力です。
ドクチョウやドクガエルが、派手な色彩をしているのと同じことですね。
414.12.21.2000 from M.S. さん
僕の家はマンションの10階です。
10月頃からマンションのベランダのバジルの葉の上に一匹のカメムシが住み着いています。
多分クモヘリカメムシと思います。
まだいます。 時々動いているので、生きています。
このまま冬中生きていますか。
教えてください。
園長:クモヘリカメムシは、成虫で越冬するので、来年の夏のはじめ頃まで生き延びます。ただ、ずっと動いているわけではなく、樹皮のすきまとか、落ち葉の下とか、どこか狭い場所で冬眠しますので、そのうち葉っぱの上からはいなくなるはずです。
413.12.20.2000 from ナイス 緑 さん
錦鯉は泥水の中で養殖され、餌を食べて育つと言う事ですが、泥水の中でどうやって餌を見つけるのですか?
嗅覚だけとも思えないのですが
園長:明確に知っているわけではないのですが、想像するに、まず嗅覚(+聴覚、視覚)で、遠くにある餌の存在を察知し、近寄ってからは、ひげや口の周囲の触覚(味覚?)を駆使して餌を探し当てるのではないでしょうか。
412.12.15.2000 from プレ吉 さん
今年8月に捕ったショウリョウバッタがまだ元気に生きてます。
一体寿命はどれくらいでしょうか?
園長:12月まで生き延びるとは、とても元気なバッタですね。普通は11月中に死んでしまいます。(南西諸島では1年中成虫が見られるらしいですけど)
きっと、プレ吉さんの育て方が良いのと、繁殖活動をしていないことが、長生きの原因だと思います。
このまま大事に育てて、ぜひ、年越しのミレニアム・ショウリョウバッタにしてあげてください。
411.12.10.2000 from ミナミくん
子どもから質問されたことですが,バッタをつかむと黒い液が出ますが,あれは何なんでしょうか。また,その液にさわるとかぶれるという話ですが,本当でしょうか。
園長:口から出る黒い液のことですね。人間が捕まえたときや、カマキリに捕らえられたときに、出しますね。
成分的には、バッタの嘔吐物なので、葉っぱが半分消化されたものと考えて良いと思います。
「かぶれる」というのは、聞いたことがないので、迷信ではないかな、という気がします。
が…、消化物ということは、消化液が入っているということであり、100%大丈夫と言い切る自信はありません。
身を守る武器として、毒性を持った液を出すバッタが進化していても不思議はないですしね。
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