320. 9.18.2000 from chiemiさん
ガーデニングをしてるんですが、花の根ッこを食べる”ねきりむし”と言う気持ち悪い虫を最近ウジャウジャと発見しました。この幼虫?達の生態や何故発生するのかを教えてください。
園長:ねきりむし、ガーデニング界ではけっこう悪役として活躍しているみたいですね。
カブラヤガというガの仲間の幼虫で、根っこを食べるというよりは、茎の地面からの生え際の形成層部分を、ぐるっとひとまわりかじりとって食べ、一気に植物を枯らしてしまうらしいです。夜行性なので、夜に見て回って駆除するのがいいらしいです。
319. 9.17.2000 from Yさん
はじめまして。私は、北海道札幌市在住のYと申します。
先日、釣りに行ったときにこの虫たちに、囲まれました。(数十匹)体長は、約4〜5cm位です。
私の記憶の中で、小さい頃、もう少し小さ目のこの虫に刺された記憶があります。(定かではありませんが・・・)
ここ最近この虫に対しての恐怖感からなかなか釣りができなくなりました。もしよろしければ、お答えください。
32参考32
場所〜山の中、クマバチやスズメバチもいました。(渓流釣りに行く所にいました。)
時間〜日中 天候〜晴れ、曇り(前日まで雨が降っていました。)
特徴〜動作は、蝿のように手をすりすりしていました。顔も蝿そのものです。BODYは、蝉にそっくりです。ただし、しっぽ?(腹?)の部分は、蜂のようでした。
32質問32
@ハッキリ言って、この虫は、危険なんでしょうか?
Aこの虫の名前は何でしょうか?
B例えば、蚊には、蚊取り線香が効くように、この虫には、何が効きますか?
以上、どうしても知りたいので分析をお願いします。
園長:いかにも恐ろしげな口元が、見事に写ってますね。
これはアカウシアブだと思われます。
体長4〜5cmというのが、ちょっと大きすぎるのですが、ウシアブの仲間であることに間違いはありません。家畜の血を吸うのですが、人間も刺します。刺されるとけっこう痛いですけど、命にかかわることは
ありません。
虫よけスプレーはきくかもしれませんが、服の上からでもさされることがあるので、油断は禁物です。
(関連情報→P.25の246 千葉に出現した大きなアブ)
(普通のメールでいただいたQです。普通に返信したのですが、送信不能で帰ってきてしまったのでここに掲載させていただきました。)
318. 9.16.2000 from ひでくん
近所の公園でとてもおおきな(7〜8センチくらい)幼虫をみつけました
図鑑でしらべましたがわかりませんでした。
どんな昆虫の幼虫か教えてください。
園長:りっぱな幼虫ですね!
この、赤い目玉もようと、さきが白くなったとげを
もったファッショナブルなイモムシは、セスジスズメというスズメガの仲間の幼虫です。
もうすぐさなぎになって冬をこし、来年の5月頃、茶色っぽくて、夜によく飛び回るガになります。
317. 9.16.2000 from takapapaさん http://www.ceres.dti.ne.jp/~takapapa/index.html
NAMASTE!
ふんころがしの写真です.
アフリカはケニアのナイバシャ湖の近くで撮影しました.
ナイバシャ湖はカバが生息していることで有名ですが,近くの丘に登ったときにこのふんころがしを発見.
牛のウンコを転がしていました.
ふんころがしの傍にぶんぶん小さい甲虫が飛んでいたのですが,よく見るとふんころがしの子供らしく,最期は土の中に親子共々潜っていきました.もちろん,ウンコの玉もいっしょに.^^
なお,このナイバシャ湖の近くにはヘルズゲートという国立公園があって,ケニアでも唯一歩いて自由にウォーキングサファリが出来ます.
でも,動物の内臓が転がっているのを発見し,後で聞いたら岩場に豹がいるとのこと,ぞぞぞ.
昼間は活動しないのだそうです.
園長:(takapapaは、アジア、アフリカを放浪するひとです)
アフリカ生きたいなぁ。
「小さな甲虫」は、子供ではなく、たぶん、小さな種類のふんころがしだと思われます。
316. 9.15.2000 from ナオさん
蝶が飛んでいるときの羽の動かし方はどうなっているのですか?左右同時にはばたかしてはいないそうですが、具体的にどのような羽の動きをしているのかおしえてください。 園長:蝶は、左右のはねを同時にはばたかせます。左右のそれぞれ2枚ずつのはねを1枚のはねのようにして、同時に動かすので、そんなに複雑な動きではありません。
(ちなみに、トンボは、前後のはねを別々に動かすので、けっこう複雑です。)
315. 9.14.2000 from ゆうきくん
スクールの、総合の時間に、オーストラリアの動物を調べることに、しました。
園長、オーストラリアの動物、植物でみんなの知らないのを、教えてください。
できれば、くわしいことも。
園長:オーストラリアの、おもしろそうな動物の名前です。
ウォンバット
クスクス
キノボリカンガルー
フクロネコ
ハリモグラ
フクロモグラ
トリバネアゲハ
ブルドックアリ
コノハゼミ
リーフィー・シードラゴン
勉強なので、くわしいことはがんばってしらべてください。インターネットの検索もけっこう役に立つと思います。
314. 9.14.2000 from 土井 慎也くん
ぼくは、学校で昆虫の勉強をしています。
図鑑でイトトンボならかえるとかいてあったんだけど
どうしてイトトンボは、かいやすいんですか。
ぼくは、ほんとは、オニヤンマがかいたいんだけどどうしたらいいですか。
おしえてください。よろしくおねがいします。
園長:トンボは、もともと飼いにくい昆虫です。
生きたえさをあげなければいけないし、飛び回って暮らしているからです。
イトトンボは、体が小さくて、あまり飛び回らず、飼育ケースでも自然とさほど変わらない状態で飼うことができるのがいいのでしょう。
オニヤンマなどは、本当はブンブン 飛び回っているのを無理矢理小さなケースに押し込めることになるので、虫にとっては、かわいそうな感じになってしまい長生きしてくれません。
313. 9.14.2000 from たけぽん さん
はじめまして。。
いきなりで申し訳ないのですが、、教えてください。
夏から初秋にかけてによく現れると思うのですが、1mmにも満たない小さな虫なのですが、何百匹という大群で、まるで竜巻の様にグルグル回りながら
なぜか、人間の頭の上を飛んでいる虫がいます。
彼らは、なんて名前の虫でしょうか?? んでもって、、頭の上で何をしてるのでしょうか?
色々な検索エンジンで検索してみましたが、なんて検索したら良いかわからず、「竜巻 虫」と書いてみましたが、、ヒットしませんでした。
スゴク、気になってます。
ご存じでしたら、教えてください。
お願いします。
園長:いますねぇ、確かにそんな虫。
頭のうえを一生懸命飛んでいて、 しつように追いかけてきますよね。
しかし、ふと考えてみると、名前さえ知らないのです。
「身近な昆虫に親しもう」と呼びかけながら、
こういう、地味なハエ系で、しかも小さな虫には、全然目がいっていない自分を反省。
しかし、手持ちの昆虫本をたくさんあたってみたのですが、
どこにも載っていません。
継続調査しておきます。 何かご存じの方はメールください。
312. 9.14.2000 from I.Y さん
カナブンとハナムグリは体つきはとても似ていると思えますが、識別する方法を教えてください。
園長:カナブンには、(普通の)カナブン、アオカナブン、
クロカナブンと、色違い的に3種類がいますが、ハナムグリは、種類が多く、形、色ともに様々です。
日本国内では、大ざっぱには、体に模様がないのがカナブン類で、白い点々とかの何らかの模様があるのが
ハナムグリ類といえます。
海外では、カナブン類の形態にもバリエーションが
多く、ハナムグリ類とどういう基準で 分けられているのか、よくわかりません。
もしかしたら本質的には違いがないのかも…
311. 9.12.2000 from つくんこさん
先日の赤色の卵の話です。回答をありがとうございました。ところで、娘の友達が「ジャンボタニシの卵」だと教えてくれました。が、3年生の子供の話に納得して良いものかどうか?そういうタニシがいるのかどうかも疑問です。でも、園長さん曰くの、貝類は当たっているのです。引き続き、観察してみます。
園長:おっしゃるとおり、ジャンボタニシの卵、というのが正解のようです。ジャンボタニシというのは俗称で、正式名は「スクミリンゴガイ」です。南米原産で、日本に帰化し、水田を荒らし回っている嫌われものらしいです。
ちなみに、日本にもともといるタニシは、卵胎生といって、親の殻の中で子供が孵化して子貝になってから外に出てくるので、卵を見ることはありません。
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