300. 9. 7.2000 from ゆりぞうさん
園長先生へ
はじめまして。むし探検広場ではいろいろ勉強させていただき、私のお気に入りに登録させていただきました。
7月初めからコオロギの種類の虫(デジカメがない為、お見せできないのが残念です。主人はクマコオロギだ!と言っていますが・・・)が家の中の観葉植物に住みついています。最近、羽が生えて行動範囲が広くなった為か、足にケガをしたらしく、引きずっているではありませんか!これは大変と思っていたら、なんとコロ吉(彼の名前です)は、その不自由になった足を自分でとってしまったのです!こんな事はあるのでしょうか?
虫は痛みを感じないと昔聞いたことがありますが、本当なのでしょうか?
又、一度折れた足は一生治らないのでしょうか?
教えてください。よろしくお願いします。
園長:「お気に入り」の仲間に入れていただいてどうもありがとうございます。
クマコオロギということは、ちょっと小さめの種類ですね。
あしを自分でかじって取ってしまうということは確かに
あります。私も見たことがあります。
傷ついたあしは、取ってしまった方が便利なのでしょう。虫の感覚のことは想像するのが難しいですが、私達が感じるような痛みは感じないのだと思います。
でも、一度切ったあしは、もう二度と生えてきません。
299. 9. 7.2000 from りゅうざかさん
園長せんせいありがとうございました。
すかしまだらですか〜。画像かなにかあればどなたかお持ちでないですかねー。
とても綺麗だったのだけ覚えてるんですけども。
アメリカにはいて、ええと、東南アジアとかにはいない種類なんですかねえ?
透明なチョウチョ。
園長:書店によくおいている子供用の図鑑で、ニューワイド学研の図鑑「昆虫」のP.40にベニモンスカシジャノメという美しい透明チョウの写真が載っています。
世界中さがせばインターネットのどこかにも画像があるんでしょうが、未調査です。すみません。
透明タイプは、どうも中南米に多いみたいです。
298. 9. 7.2000 from いまじょう なるみさん
学校で捕まえたバッタを、教室で飼うことになりました。
たぶん、ショウリョウバッタかオンブバッタだと思います。
上手な飼い方を教えてください。
園長:ショウリョウバッタやオンブバッタは、草を食べます。
ススキやエノコログサなど、細長いイネのなかまの葉っぱが
いいとおもいます。
すききらいもあるので、もし食べない場合は、いろいろな雑草でためしてみてください。
リンゴなどの、くだものも食べるはずです。
草は、水をいれた小ビンにさしておいてください。
それでも、すぐかわいてしまうので、1〜2日ごとにあたらしいのと取りかえてあげてください。
ケースは、かぜとおしのよい日かげにおいて、1日1かいは、日光浴させてあげてください。
日光浴のとき、ケース内の温度があがりすぎないようちゅういしてください。
297. 9. 5.2000 from H.K.さん
前略。8月29日に浅間山山麓で見た蝶です。種類を教えていただければ幸いです。
園長:これは、アサギマダラという種類です。けっこうフワフワとゆったり飛んでいたでしょう?
飛翔力が強く、とても遠くまで旅をするチョウとして知られています。
296. 9. 5.2000 from J.K.さん
今まで、クワガタの寿命は夏までだと思っていました。
しかし、4年ほど生きるという話しを先日友達から聞きました。本当でしょうか?
カブトは一夏で寿命がきますよね?
もしクワガタの寿命がカブトより長かったとしたら、その違いはどこからくるのでしょうか?
園長:クワガタムシには、種類によって、長命型と短命型があります。
オオクワガタ、ヒラタクワガタ、コクワガタなどは、長命型で、成虫で越冬して、何年か生き続けます。特にオオクワガタは、飼育下では3〜4年生きることはあたりまえのようです。
ミヤマクワガタ、ノコギリクワガタなどは、カブトムシと同じで、ひと夏のうちに死んでしまいます。
長命型と短命型の違いが何からくるのか、というのはとても難しい。遺伝的に、そのようにあらかじめ組み込まれているとしか、今のところ答えられません。
また勉強しておきます。
295. 9. 3.2000 from サンフラワーさん
8月18日の質問にあったオンブバッタの緑色と褐色の2種類の色は、トノサマバッタの場合も同じ理由ですか?
園長:トノサマバッタは、バッタの中でも特に色彩の変異が大きい種類です。
緑色のものから、褐色のものまで、体の部分によって色彩の異なる場合もあり、10数種類ものパターンにわけられるらしいです。
特徴的なのは、個体密度の濃い環境で育つと、体色が黒くてスマートで、はねの長い型になることです。(郡生相といいます)
ということで、トノサマバッタの体色は、育った環境が影響するとともに、遺伝や生息密度など、いろいろな要素がからみあって決まるようです。
294. 9. 3.2000 from ひろとくん
ななふしを飼っていたのですが、最近卵を産んで、死んでしまいました。
その卵を育てたいと思っています。どうやって育てたらいいでしょうか?
園長:卵はそのままにしておくと乾燥にてダメになってしまうので、それなりの世話が必要です。
密閉できるケースを用意し、土(園芸に使う赤玉土など)をよく湿らせて、3〜5cmぐらい敷きます。そのうえに、シャーレをのせて、その中に、卵を1個ずつはなして置いておきます。
ケースを密閉し、冷蔵庫の中に入れて、冬を越させます。
来年4月になったら、冷蔵庫から出して、孵化させます。
冷蔵庫に入れている間に一部の卵が死んでカビがはえることがあるので、時々点検して、カビった卵を取り除くことが必要です。
293. 9. 3.2000 from ラーラーさん
はじめまして。
私の家に先月あたりから、ハチ(アシナカ゛ハ゛チと思われる)が巣を作りました。
ところが、最近スズメバチが2匹くらいやってきてその巣に近づき、どうやら中身を
食べてしまったようなのです。
さらに、ちょっと離れたところに固まっておびえているその巣の持ち主のハチ君たちに攻撃をしているのです。
とにかくスズメバチがうろうろしてちょっと恐いんです。
どうしたらイイでしょうか。
やはり、何もせずに去るのを待つしかないのですか?
なにか、注意する事とかあったら教えてください。
園長:スズメバチは本当に危険なので注意が必要です。
問題はスズメバチの方の巣がどこにあるかです。これから秋にかけて、巣に近づく人間に対しては
非常に攻撃的になるのでとても危険です。
もし、人間と接触する可能性のある場所に巣をつくっているのなら、役所に相談し、その道のプロに退治を依頼する方がいいかもしれません。
スズメバチの行動を観察し、巣が近くにないかよく見ておいてください。
巣の場所が問題なしなら、今回の侵略戦争のほとぼりがさめるまで、静観しているのが得策だと思います。
292. 9. 3.2000 from りゅうざかさん
どこで見たのかは忘れたんですが、多分東南アジアかどこかに羽が透明な蝶がいると聞いたことがあるのです。TVで見たのはよく覚えているんですが、どこの、なんという名前の蝶だったのか、それが知りたいです。
気になって仕方ないので、どなたか御存じの方、教えてください〜
園長:中米や南米にいる、スカシマダラ類は、はねのヘリだけに細く色がついていて、あとは透明です。また、コスタリカには、後翅の下部だけがショッキングレッドで、あとは透明の、ベニモンスカシジャノメという種類がいます。
世界は広いので、ほかにももっといるかもしれません。
ご存じの方はメールください。
291. 9. 2.2000 from ゆみさん
こんにちは。この前はありがとうございました。
8月28日に見つけた赤いバッタですがマダラバッタじゃないようです。
写真を送りますので、もう一度教えて下さい。
大きさは2cmから3cmぐらいです。
よろしくおねがいします。
園長:これはものすごく真っ赤ですねぇ…
園長もこんなのは見たことありません。
体型などはクルマバッタモドキの幼虫にとても似ています。その、色彩変異なのかもしれません。
確実な答えでなくてすみません。
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