260. 8.18.2000 from ヘラクレスさん
昆虫は、なぜ夜行性が多いのですか。
園長:う〜〜ん、なるほど、そうですね。なぜでしょうね…。
2個ほど、理由を推理してみました。
1.温度のせい
昆虫の体は小さいので、夏場の日中に活動すると体温が上がりすぎる。なので、涼しい夜に動き回る。
2.鳥のせい
昆虫の一番の天敵は小鳥たち。小鳥は鳥目だし、夜にはだいたい寝ているので見つかりにくい。だから、鬼の居ぬ間の夜間に活動する。
どうでしょうか…
259. 8.18.2000 from Sさん
質問です。
「ひぐらし」というのはセミの種類なのでしょうか?
それとも●●セミの別名なのでしょうか?
気になって気になってしょうがないのに、私の周りの人は
誰も知りません。
教えてください。
よろしくお願いします。
園長:ひぐらしは、和名 ヒグラシ、学名 Tanna japonensis
という、正式な種類です。
夕方によく鳴くので、この名がつきました。
鳴き声由来の和名を持つツクツクボウシとともに、虫にしては面白い名前の付き方ですね。
沖縄の八重山諸島には、近い仲間で、イシガキヒグラシというのがいるらしいです。
258. 8.18.2000 from AKIHIROくん
ぼくは、夏休みの自由研究でバッタの保護色についてしらべています。
虫かごにサルスベリの花をいれてオンブバッタがピンク色になるかを調べたのですが、茎の緑色になってしまいました。バッタの保護色についてとバッタは色が判別できるのか、ということをおしえてください。
園長:オンブバッタには緑色型と褐色型があります。成虫になる前のまわりの環境によって、保護色として役立つ方の色になるようです。たまに脚や、頭の先がピンクっぽいものはいます(→この写真の一番左) が、全身がピンクになることはありません。
バッタが色を判別できるかどうかはよく知りません。ちなみに、チョウは、人間には見えない紫外線も含めて、私たち以上に色を見分ける力があります。
257. 8.17.2000 from ひろゆきさん
はじめまして!
横浜に住むひろゆきです。先日、お盆に帰省で静岡へ行ってきたのですが息子(5歳)とセミとりに行ったんですが収穫はナント「カマキリとバッタ」でした。私の住むところでは中々カマキリとバッタを見ることがないので息子のたっての希望で新幹線に乗せて持ちかえって来ました。ところで餌は何?と息子に聞かれましたが恥ずかしながら知りませんでした。ご存知でしたら教えていただけないでしょうか。
園長:カマキリのエサはバッタなどの昆虫です。
生き餌がよいのですが、手に入らない場合は、鳥のササミや魚の刺身でも代用できます。
ただし、動くものにしか興味を示さないので、置いておくだけではだめです。1cm角ぐらいに切ったものを、ピンセットで口に持っていって、カマにはさませて食べさせてください。
バッタのエサはススキなどのイネ科植物です。おやつ的にリンゴなどの果物も与えてください。
いわゆる狭い意味でのバッタでなく、キリギリス系
でしたら、キュウリ、リンゴ+ケズリブシ、キャットフードを与えてください。
256. 8.16.2000 from 六甲昆虫倶楽部さん
素晴らしいサイトをお作りですね。これからちょくちょく参考にさせていただきます。
我々も最近、子供の頃以来の昆虫心がよみがえり、クラブを作りました。
まだまだお恥ずかしい内容ながらWEBサイトも作ってます.
http://www.geocities.co.jp/AnimalPark-Tama/6564/
こちらへのリンクも張らせていただきますよろしくお願いします。
園長:六甲昆虫倶楽部さんのサイトには、昆虫(&カエル)探検奮闘記のコーナーなどがあります。興味のある方は、上記アドレスにご訪問ください。
255. 8.16.2000 from shoさん
今、我が家の庭に「じがばち(似我蜂)」というのが
とびまわっています。10匹近くが狭い庭に穴を掘って
います。このじがばちなんですが、人を刺すということは
あるのでしょうか?また、毎年見るのですが同じ場所に
戻ってくる習性でもあるのでしょうか? 教えて下さい。お願いします。。。
園長:じがばちは、人を刺さないものと思っていたのですが、子供用の図鑑で調べると、危険マークが付いていました。
向こうからいきなり攻撃してくることはまずないでしょうが、捕まえようとしたりしたら刺されるのだと思います。
今いるハチは、冬越しはしないので、毎年もどってきているわけではありません。
たぶん、shoさんところの庭が、じがばち仲間一般に人気があるのでしょう。ただし、穴の中で育った2代目が、繁殖のために戻ってきているということは十分ありえることです。
じがばちのお母さんが、いもむしを捕まえてきて、穴に運び入れるシーンが観察できるといいですね。
254. 8.16.2000 from ヒデ父さん
園長先生、教えていただきたいことがあり、メッセージを掲載することにしました。
昨日、家族で志賀高原に行った際、娘がバッタを数匹捕まえ、自宅に持ち帰りましたが、ところでバッタって何を食べるんでしょうか?
以前、テントウ虫を捕まえた時もインターネットで調べ、庭にいるアブラ虫を与え続け、庭に逃がすまでの2ヶ月間は元気でした。。。すいませんが教えて下さい。
園長:バッタの種類にもよるのですが、ふつうのバッタなら、ススキなどのイネ科植物の葉が主食です。副食として、リンゴなどの果物を与えてください。
キリギリス関係なら、植物質+動物質のエサが必要です。
キュウリ、ナス、リンゴに、ケズリブシやキャットフードを
組み合わせてあげてください。
253. 8.16.2000 from Mさん
@Res有難うございます。
オオミズアオが誕生したので画像送ります。
>追加情報です。 オオミズアオは、夏の間は木の上でさなぎになり、
>秋が近づくと地表でさなぎになるそうです。
@そうなんですか。
その後、蔦の太いつるにくっついているサナギや地上5センチメートルの位置で塀にへばりついているサナギも発見。
夏型とも秋型ともとれるような場所設定ですが、庭の草や木をいろいろ利用している様子がとても健気です。
園長:立派!美しい! 電灯にバサバサ飛んでくると、ちょっとひるんでしまいますが、
こうして至近で見ると、本当に魅力的なガですね。
252. 8.15.2000 from ケンシロウさん
クワガタのメスの見分け方がわかりません。ノコギリ、ミヤマ、ヒラタ、コクワガタ等のメスの簡単な見分け方があれば教えて頂けませんでしょうか。よろしくお願いいたします。
園長:クワガタのメス、確かに見分けにくいですね。
あらっぽく言えば、深みがある黒色で、細長く薄っぺらく小さいのがコクワガタ、
同じく深みがある黒色で、どっしりしていて、前脚が太くてギザギザ感の強いのがヒラタクワガタ、
まっ黒〜少し茶色がかった黒色で、やや細長く、大顎が大きめなのがミヤマクワガタ、
茶色っぽく、寸づまり気味なのがノコギリクワガタといったところです。
251. 8.15.2000 from kikimamaさん
こんにちは、初めましてと言うべきかしら...
takapapaの妹です、憶えていらっしゃらないでしょうが私にとってはイラストを見て「懐かしい〜」です。
ねこまたぎを思い出しました。
とても素敵なHPですねぇ、時々見に来てたんです、
これからも楽しい生き物話に期待してます。
我が家にはフラット・コーテッド・レトリーバーのキキ、めだか、らんちゅうがいます。小さな庭には、昆虫、とかげ、くもなども住んでます。去年はへびが住みたそうにしていたのですがこれは遠慮してもらいました、今年は来ませんねー。
去年までハリネズミのモグがいたのですが、先立って逝きました。
もう少しで5才だったのに残念です。
そこで、園長さんの独特のかわいいタッチのイラストでハリネズミが見てみたいです。ハリネズミなんてどうでしょう?
ではでは、また来ま〜す。
園長:おぼえてますよ。
大阪ミナミ宗右エ門町のお好み焼きやさんでアルバイトしてた妹ちゃんですよね。そしてショートカットでした。
(けっこう断片的な記憶)
今は千葉にいらっしゃるんですね。
いろんなものがすんでいる良い家です。ヘビはおしいことしましたね。
(また、生き物ネタもお待ちしてます)
ハリネズミの件は承知しました。
ただ、実は、クモ図鑑とか、ハリセンボンとか、はたせていない約束を既に何個かかかえてまして、
UPは、「すっかり忘れた頃」になってしまうと思います。
用語解説
「takapapa」 … 園長の学生時代からの友人。アジア、アフリカを放浪する人。長い間ゆくえ知れずだったが、つい最近、兵庫県丹波篠山で再発見された。takapapaのWebサイトはこちら→僕の不条理宇宙
「ねこまたぎ」 … 20年(!)ぐらい前にtakapapaや園長が参加していた同人誌。むし探検広場の常連の近藤大魔王もお仲間です。そのうち「Webねこまたぎ」ができるかも。
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