220. 7.21.2000 from フェアリー・ミミさん
はじめまして。フェアリー・ミミです。
最近チョウに興味があります。写真も撮りたいのですが、普通のフィルム写真を撮るには、どんなレンズや機材を使えばチョウを綺麗に写せますか?カメラは家にあるペンタックスLXというものを使いたいのですが、これでも大きく綺麗に写せますか?
≡♭♯♪ミ♪ミ≡
園長:ペンタックスLXというのは、一眼レフですね。
チョウの写真を撮るには、近くによってもピントがあうように、接写ができるような準備が必要です。
一般的な方法は3つあります。
1.レンズの先、フイルターを付けるところに、「クローズアップレンズ」
というのを付ける。
2.レンズと本体の間に、「接写リング」というものを付ける。
3.「マクロレンズ」という交換レンズを付ける。
1→2→3の順に高価になり、その分、性能も上がります。
手軽にすますなら1、本格的に考えるなら3がオススメです。
ペンタックスのマクロレンズには、 FAマクロ100mm
F3.5(定価35000円)というのがありますが、けっこうお買い得かもしれません。
219. 7.20.2000 from あつくん
こんにちは。夫婦の間で意見が対立していることがあるのでぜひ早急に解決したいと思っています。
「蚊は血液型が違う血を吸っても平気なのか」
ということです。
よろしくお願いします。
園長:蚊が血を吸うのは、輸血しているのではなくて、食べ物としてお腹の中に入れているのですから、全然平気なわけです。
私達がスッポンやマムシの血を飲んでも大丈夫なのと同じことです。
もし輸血ということになると、昆虫の血は緑色で、血液型というかもっと根本的に私達の血液と違うものなのでやはり人間の血を輸血するのはムリではないでしょうか。
が、血液型が違う場合の拒否反応の原因である免疫機能自体がないかもしれず、以外と平気であるのかもしれません。
218. 7.19.2000 from 園長(サイト管理者)
7月15日土曜日の午後8時〜9時、家族で近所の小川にホタル狩りに行って来ました。
田んぼと住宅地が混在している中をさほど綺麗ではない小さな川が流れているところで、ヘイケボタルが生息しています。
家族だけで捜しているときには、たまに1〜2匹、草の中で光っていたり、光りながら飛ぶのを見つけるだけでしたが、そのうち幼児連れの女性がバイクでやってきて、「こうすれば寄ってきます」とハザードランプをつけたままにしました。
するとランプめがけて、あちこちからたくさんのホタルが飛んできて、うちのガキ坊主達が狂喜しながら、たちまち10匹以上ゲットしました。
袋に入れて家に持ち帰り、寝室の天上から釣り下げて、部屋を真っ暗にし、クリスマスツリーのように明滅するホタルに見とれました。
下の写真は、本日、もとの場所に逃がしてあげた時に撮った写真です。(何匹かは死んでしまいましたが…)
←ヘイケボタルを見た場所の昼間の風景。
217. 7.18.2000 from H.Mさん
つい最近、林の中にカブト虫を取りに行ったのですが雄しか捕まえられませんでした。
だから、市販のカブト虫の雌を買おうと思うんですが、やはり同じ飼育かごで飼育しないほうがよいでしょうか?
園長:ぜひ同じ飼育かごで飼ってあげてください。
エサを食べるときに多少ケンカするかもしれませんが、だいたいオスはメスに対して優しく接しますので心配ありません。
うまくすれば交尾シーンを見ることができます。
腐葉土を敷いたケースで飼っておけば、メスが産卵するので、2代目を育てる楽しみもあります。
216. 7.17.2000 from 上田さん
初めまして、今日は。
実は最近ウチの玄関先(東京都八王子市)でクワガタのメスを捕まえました。
そこでペアにしようと思ってるのですが、どうも種類が特定できません。
捕まえたのは昼間の11時ぐらいでした。
観察してると、昼間でもゼリーを食べたり活動してます。
体長は大体4Cm弱。他の方にも聞いてみたところヒラタでは?とも言われたのですが、写真で判断するとどうもミヤマのような気もします。
いったいこのクワガタはどの種類に属するのでしょうか?
何かわかればお願いします。
園長:この長細さからすると、ミヤマクワガタに違いないと思います。
ヒラタクワガタやノコギリクワガタのメスは、もっとずんぐりした体型です。
昼間に活動するのも、ミヤマクワガタの特徴です。
(地域によって、昼間に活発に活動する場合と、夜行性の場合があるようです。関西では、夜行性の地域が多く、関東方面では昼行性の地域が多いようです。)
215のミヤマクワガタのオスとお見合いさせたいところですが、彼の方は福知山出身で、夜行性のようなので、そりがあわないかもしれません。
215. 7.14.2000 from 近藤大魔王さん
今週、ミヤマクワガタをひらいました。夜更かしして、家に帰りそびれたのでしょうか。あお向けにひっくり返っていました。相当、弱っていましたが、砂糖水をやると、かなり元気を取り戻しました。
ところで、カブトムシとかクワガタはどう考えても、子供のオモチャとしてこの世に存在しているとしか考えられませんよね。不思議です。
園長:りっぱなクワガタですね。
大あごの形がすばらしい。
この季節は、夜や朝に、道に落ちている昆虫をよく見かけますね。
園長も宝探しをするように、いつも下を向いて歩いています。
カブトムシやクワガタは、人間より前からこの世にいるのでしょうから、「なんで自分たちをオモチャにするために存在するかのような人間というへなちょこな生き物が出現してしまったのか…」と悩んでいるのかもしれません。
214. 7.11.2000 from ひろみさん
最近家の中で発見されるムシがいて…とっても気になるので(どうして出るのか)お聞きしたいです。
こちらのHPで調べたところ、たぶん『ゾウムシ』の仲間だと思うのですが。
黒くて大きさは3ミリほど、つのの様なものが前にあって、カブト虫を小さくした感じのカタチでしょうか!?
1日1匹発見したのが3回…今日はなんと4匹も!!
飛んで家の中に入って来るものなのか…それとも不衛生にしていると出てくるとか?
家の中で卵がかえってしまった?とか?
ちなみに家はマンションで高台の3階です。
園長:「コクゾウムシ」というゾウムシがいます。
体長3mm前後で、黒色で、よく見ると、後翅の四隅に黄赤褐色の紋があります。
コク=穀のことでして、この虫は、米や麦の害虫です。
メスは長い口吻で米粒に穴をあけて卵をうむのです。
もし、ひろみさんところに出没しているのが、本当にコクゾウムシだったら、そんなにたくさんいるということは、ひょっとして、お宅の米びつから出ているのかも…。
213. 7. 8.2000 from M.S.さん
ついさっき、うちの中で、今までにみたことない虫を発見しました。5ミリもないくらいの大きさで、なぜか、お尻にたんぽぽの綿毛のようなものをつけていて、それを閉じて、「ポン」という音をたてていきなり飛び跳ねたりしてくれたので、とりあえず捕まえて、コップの中に入れているところです。こいつはいったい何ものなんでしょうか?ちなみに、捕まえたとき、綿毛みたいなものはとれてしまいました。これがなんなのか知っている方がいらっしゃれば、教えて下さい。ちょっと恐いし。
園長:それはたぶんこいつですよね。
目に筋があって、まるでマンガチックに困ったような
ひょうきんな表情をしていませんか?
確か、セミに近い仲間の、なんとかハゴロモかなにかの幼虫だったような気がするのですが、どうもハッキリしません。本で写真を見たことがあるのですが、どこに載っていたのか忘れてしまいました。
ご存じの方、お知らせください。
212. 7. 8.2000 from hさん
揚羽蝶を捕まえました。24時間飼って放したいと思います。どうすればよろしい
か。
今、ビニールの袋に大きな葉といっしょに入れています。
園長:24時間なら何もあげないでも生きていると思いますが、せっかくなのでおもてなしする場合は、蜂蜜を10倍に薄めて、ティッシュにしみこませ、チョウのはねの付け根近くを押さえて、(はねをいためないよう慎重に!)
巻いている口をつまようじで伸ばして ティッシュに付けてあげると吸います。
211. 7. 7.2000 from のんのん@Mくん
僕は小学4年です。互いに助け合う動物について教えてください。
園長:種類がちがう動物たちが助けあうことを「共生(きょうせい)」といいます。
とてもたくさんの例がありますが、身近なところでは、庭の植物に付く小さなアブラムシとアリの共生があります。
アブラムシは、アリにお尻から出る甘い汁を与え、そのかわりにアリに、天敵であるテントウムシを追っぱらってもらっています。
海の生き物には共生をするものが多く、ヤドカリはイソギンチャクをからにくっつけて、自分では早く動けないイソギンチャクを
エサの多いところに案内するかわりに、イソギンチャクの毒のある触手(しょくしゅ)のおかげで魚から身を守ってもらいます。
ホンソメワケベラという魚は、大きな魚の口やエラのまわりについた寄生虫やエサのたべのこりなどを食べます。大きな魚にとっては気持ちのよいそうじやさんなので、決して攻撃することはありません。(写真)
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