70. 9.17.1999 from K.Y. さん
昨年8月末から蝶のビデオ撮影にはまってしまいました。
今年もギフチョウから始めるぞと意気込みましたが、土日がほとんど雨のため全くだめでした。5月に入ってからやっとウスバシロチョウやアオバセセリの求蜜の撮影が出来たくらいで、たいしたものは撮影できませんでした。自宅(横浜市内)からの日帰りコースではたいしたものは撮れないと思っていたところ”てふてふファンタジア”を発見。やっぱり北海道に行かなくてはと7月末に車で約1週間道内を動き廻りました。その間、2日間大雪の麓でねばり、天候が良くなりそうな時を見計らってコマクサ平に行きましたが何も撮影できませんでした。でもウスバキチョウやおそらくアサヒヒョウモンらしきものが飛んでいるのを見て大感激しました。今年は行く時期が遅かったみたいな
ので来年は早めに行こうと思っています。ところで、最近はごく普通の蝶を撮影していても楽しくて、楽しくて。アゲハ、クロアゲハ、キタテハ...よく見ているとおかしなことをよくやりますよね。
仕事が始まりそうなので、それでは。これからも楽しい情報をお願いいたします。
園長:ビデオでチョウを撮影している人がこの頃増えているみたいですね。
たしかに、写真の静止画像より、ビデオ画像の方が、はるかに魅力的ですよね。私も一時ビデオ撮影に凝っていましたが、アナログの
8ミリビデオしか持っていないので、画質が不満で、今は写真一本
です。そのうち、デジタルビデオを買って、またビデオ撮影にチャレンジしたいと思っています。
ごく普通のチョウを撮影していて楽しいとのご意見、深く共感します。
69. 9.17.1999 from 戦うカエラーさん
はじめまして、戦うカエラーと申します。「ヒメツメガエル」の検索で辿り着きました。なんと心強いHPでしょう。拝見してやもたてもたまらずの質問メールで失礼致します。私もヒメツメと暮らしているのですが、この子達によくあらわれる「皮下に水がたまる」また「皮膚が厚く剥けてボロボロになってすぐ死んでしまう」という症状を改善させるにはどうしたらよろしいのでしょうか?色々試行錯誤していますが決定打がありません。また原因についてもお教えください。
園長:すみません。私、カエルは魚のついでに飼っているだけなので、経験もなく、知識もなく、お答えできません。わからないので、どこかのカエルのサイトにでも聞いてみようかと思ってネットサーフィンしていましたら、ヒメツメガエルについての強力なサイトを見つけ、「これだ!」と思ってよく見ると、なんとそこは、このメールをいただいた「戦うカエラーさん」のサイト InDi FROG Worldでした。(←勝手にリンクしてすみません)
こんな権威の人が、カエル素人の私に質問してくるなんて、反則だぁ!
ところで、戦うカエラーさんのサイトの、コンゴツメガエル(ヒメツメガエル)のコーナーの1ページめの下の方にのっている、脱皮ダンスの写真はみものです。
68. 9.16.1999 from ラッキーさん
クモヘリカメムシ
このカメムシは、触角が足のように見えるので、
8本足のクモと間違えられて命名されたのでしょうね。
陸上のアメンボという感じにも見えるので、
僕なら「リクアメンボカメムシ」という名前をつけてあげたいです。(CoolPix910
1999/09/01 福島県相馬郡新地町)
鮮やかなオレンジの豹・メスグロヒョウモン
小高い里山に登ると、いろいろなチョウに出会えます。
僕は、初夏と初秋に現れるメスグロヒョウモンのオスの
ハッとするような鮮やかなオレンジ色が好きです。
夏の終わりに、赤みがかったオレンジ色の花「フシグロセンノウ」が
半日陰に咲く頃、茶色がかったオレンジ色のメスグロヒョウモンは、
色気のない山道に華を添えていました。(CoolPix910
1999/09/01 福島県相馬郡新地町)
新種の昆虫か?
この昆虫は、何でしょうか? 僕の図鑑には載っていません。
開長10mmくらいの小さな昆虫です。 1999/09/02午後3時頃、福島県相馬郡新地町の
低山の中腹で出会いました。 飛び方は、ハゴロモやコミスジのように広げたまま飛ぶので、初めは、ハゴロモの仲間かと思いました。
なかなか警戒心が強く、近づくとすぐに逃げてしまいます。デジカメの光学ズームとデジタルズームを最大にして撮ったので、ややぼやけて写っていますが、今こうしてみるとガのようにも見えますね。でも写真には触角が写っていません。
園長:毎度このコーナーに彩りをそえていただいてありがとうございます。最後の写真、やっぱりガの仲間のように見えますね。翅のもようがとてもハッキリしているので、図鑑で解るだろうと思いましたが、ガが2000種類以上載っている本で調べてもわかりませんでした。継続して調査いたします。ご存じの方がいらっしゃいましたらご連絡ください。
67. 9.13.1999 from kさん
最近アパートの部屋にはさみ虫がでます。5ミリ位のものから,3センチ位のものまでで,3日に1匹の割合ででます。
そのつど捕まえて,殺しているのですが,なぜ,こんなにいるのでしょうか。家の中に巣があるのでしょうか。
園長:大小とりまぜて、そんなに頻繁にあらわれるというのは、たぶん
近くで繁殖していますね。普通、湿った石の下にいるものなのですが、お部屋の中には
まさか湿った石なんかないですよね。部屋は1階にあるのでしょうか?たたみのすきまから侵入している
のかもしれません。乾燥に弱く、湿気が好きなので、撃退には侵入口をつきとめること、部屋の湿気を低く保つことが必要です。
はさみではさまれると少し痛いですから注意が必要ですが、はさま
れても大事に至ることはありません。
でも、そんなに現れるのなら、発想をかえて捕まえてペットにしたらどう
でしょう。ハサミムシは、母親が卵を守り、やがて力つきて生まれた子供に自分の体を食べさせるというショッキングな習性を持ってい
ます。えさは、煮干し、果物、熱帯魚のエサ、死んだ昆虫など、何でも食べます。
66. 9.10.1999 from ラッキーさん
チョウになりたかったガ
僕は、昔からガはヘビよりもずっと嫌いでした。
鱗粉をまき散らしながら、不規則な飛び方をするのがその理由。
図鑑によるとこのガは、「シラフシロオビナミシャク」というガです。
初めは、チョウかと思って見ていましたが、
腹の辺りが太っているのでガかも知れないという雰囲気を感じていました。
白昼に花に飛んできて蜜を吸うなんて、ガらしくないですね。
限りなくチョウになりたかったガなのでしょう。
CoolPix910 1999/09/01 福島県相馬郡新地町
園長:昼間に飛ぶガはほかにもいて、だいたいチョウに似ていますね。逆に夜に飛ぶチョウというのは、いませんね。
65. 9. 9.1999 from くみこ
お兄ちゃん、ふくわらい面白かったです。 にわとりの卵みたいのは、ぜんぜんでてこなかったので、いらいらして消してしまいました.今度ホームページ作るみたいです。
園長:これ、うちの妹です。へなちょこワンダーランドの「へんしんふくわらい」は自信作なので、みなさんもぜひやってみてください。
「たまごラビリンス」は確かに重たいので、昼間の空いているときにアクセスしてください。
64. 9. 9.1999 from アラレさん
はじめまして。アラレと申します。
実は、我が家にはごまだらかみきりがいます。なまえを「かむ」と言います。
1ヶ月ほど前、アスファルトの道路をのこのこ歩いているところを捕まえました。
めでたく(?)我が家の一員になりましたが、どうやって飼ったらいいのか思考錯誤の毎日です。確か、イチジクの木にたくさんいたと思い、果物をあげています。特に桃とパイナップルが好きなようです。キャベツも食べます。でも、それ以外の環境はどうしたらいいのか。
そうこうするうち、また、のこのこ歩いているやつを見つけました。今度はきぼしかみきりです。(なまえはまだない)どうやらかみきりの仲間らしいということで、一緒に飼っていますが、きぼしくんだということは、きのうこのページではじめて判りました。一緒に飼ってみて、けんかはしませんが、それぞれ過ごし方に違いがあることが判りました。性格も違うようで、見ているとあきません。そこで、教えていただきたいのですが、この2匹の飼いかた、具体的にえさや水の与え方、冬の過ごし方、それからオスメスの見分け方など、ぜひよろしくお願いします。
園長:たびたび、カミキリムシがのこのこ歩いているとは、うらやましいことです。
えさについて:ごまだらかみきりは、果物のほかに、蜂蜜を水でとかして綿にしみこませたものや、昆虫ゼリーも食べます。きぼしかみきりは生木の茎や葉が好きなので、水の入ったビンにイチジクかクワの小枝をさしてあげます。また、リンゴなどの果物も食べます。いずれも、水は特別あげる必要はありませんが、1〜2日ごとにケースを霧吹きで湿らせてあげてください。
冬の過ごし方:残念ながらどちらも成虫では冬を越せません。(きぼしかみきりは比較的寒さに強いので、秋の終わり頃まで生きるかもしれませんが) もし9月の終わりまで生きていたら、イチジクの木にもどしてあげたらいかがでしょうか。。(ただし、かみきりむしは植物側からすると立派な害虫なので、人目につかないようにこっそりもどしましょう。)
オスメス:だいたい、カミキリの仲間は、触角の長いのがオス、体の大きいのがメスです。ごまだらかみきりは、触角の長さが体長の倍ぐらいあったらオスです。また、メスの方が白い斑紋が大きくはっきりしています。きぼしかみきりは、触角が体長の3倍ぐらいならオスです。
63. 9. 3.1999 from ラッキーさん
羽がないバッタがいたなんて。
先日、羽がないバッタを標高500mの山頂で見つけました。
奇形かなと思いつつ、デジカメで写真を撮っておき、
帰宅後に図鑑で調べると「アオフキバッタ」という種でした。
成虫でも羽がないバッタがいるんですね。驚きでした。
園長:この種類は、ラッキーさんの地元の福島と、関東、長野にしかいないみたいですね。園長の住む関西で見られるフキバッタの仲間は、みんなとても短い羽根をもっています。
62. 9. 3.1999 from Y.Mさん
お教えいただきたいことがあり、メールさせていただきました。我が家の息子(5才・幼稚園年長児)は大の昆虫好きで、生活環境にいる昆虫に関心
を示しています。夏休みには毎日朝食後と夕方前の少し涼しくなった時間に虫網とかごを持って、約1時間ほどの採集に出かけるほどです。住まいが横浜ですのでもっぱら蝉や蝶の類の採集になりますが、採集後は虫かごで観察し、図鑑等で名前を確認
し、自然に戻すことを楽しんでいます。私自身も一少年に戻り、息子と採集・観察に興じているのですが・・・
最近困ることが多く発生しております。特に幼虫と成虫の関係、つまり「この幼虫は何の幼虫?」と聞かれた時に答えがでないのです。特に蝶類(正しい分類名ではないと思いますが・・・)の詳細が、一般に市販されてる図鑑等では明らかにならず、ネットで調べてもなかなか「これは」というところにアクセスできません。何かこのような「幼虫と成虫の関係」が検索のでき(図鑑でもHPでも良いのですが)、視覚的に理解できる方法はないでしょうか・・・。
誠に勝手なお願 いで恐縮ですが、お知恵を拝借できれば幸いでございます。
園長:蝶の幼虫と成虫の関係が確認できる図鑑で、手頃なものとしては、保育社から出ている検察入門シリーズの「チョウ1」「チョウ2」が
あります。全種類ではないのですが、6割ぐらいの種類の幼虫の生態写真が載っています。
また、小学館の自然観察シリーズの「野山の昆虫」「庭・畑の昆虫」
は(成虫はあまり載っていないのですが)チョウやガの幼虫のイラストがたくさん紹介されています。植物別に集まる昆虫が紹介
されているので、成虫の載った図鑑と組み合わせて使えば、野外観察に結構役立つと思います。
61. 9. 3.1999 from Y.Sさん
以前ウチワヤンマのヤゴの写真を投稿させていただきました、Y.Sと申します。その節はありがとうございました。
今回の質問は、小5の息子が飼っているコクワガタについてです。コクワガタの体にちいさな白い虫が沢山付いています。息子が言うには「餌にしている昆虫ゼリーを食べるときに体中昆虫ゼリーだらけになって食べているので、それにつられて集まってくるのではないか」と言っています。
対処方法がありましたら教えてください。
園長:ダニがついているんではないでしょうか。クワガタの健康によくないので、駆除しなければいけませんが、殺虫剤を使うわけにはいかないので困ります。マットや土は、一度全部取り替えた方がよいでしょう。クワガタの体についてるダニは、歯ブラシなどで、ていねいに取り除いてください。再発防止策は、なるべく清潔を保つことぐらいしか思いつきません。そろそろ涼しくなってくるので、一度駆除したらもう大丈夫かもしれませんが。大事に育てたら冬越しできるので、ブラッシングなどこまめにやってあげてください。
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