1730.11.16.2002 from マゴマゴ さん
初めまして。
突然なのですが、HPを拝見していると昆虫に関する質問に答えて下さっているようなので、私の問題も解けるかと思いメールしました。
祖父から昆虫に関する質問がきて困っています。内容は…
「割り木のにおに差し込んである、径1センチくらいの竹の筒に、何蜂か分からないが巣を作る。(熊蜂など)
竹を割ってみると、数個の仕切りがある。一部屋ごとに卵一個産み付けてある。
そこで質問、一番奥の卵は、一番最後に孵化すると思う。
親蜂は、時間のずれをいかにしてコントロールするものやら、教えて欲しい。
多分ホルモンの作用と思うが。孵化する頃は、翌年の春だから親蜂は当然死んでいる。一番おくの蜂が先に孵化した場合、出られないから餓死ししてしまう。それでは種族保存に問題ありと思う。
ホルモンを与えるとしても、超、微妙な量だと思う。
それほどSevereに与えられるものかどうか。」 というものでした。
要は、一番最初に産んだ卵が一番最後に孵化するのは何故か?
って事だと思うのですが、蜂がそのような習性を思っているのかどうかもわかりません。
ネットで調べているうちのこのページにたどりつきました。
答えていただけたら嬉しいです。
どうか、よろしくお願いします。
園長:竹筒に小部屋を作って卵を産むハチには、ドロバチ、ハキリバチ、ハナバチの仲間などいろいろいますが、確かに、一番奥のハチが一番に羽化しそうなのに、手前のしきりが邪魔になって出てこれないのではないか、という疑問はごもっともなことだと思います。
「これはこういうことです!」と明快にお答えできる知識は持っていないのですが、私なりに考えたところ、解決の糸口を2つ見つけました。
その1
ドロバチの仲間は、小部屋を奥からひとつずつ完成させるのではなくて、それぞれの部屋に侵入できる穴を確保しながら、複数の小部屋を同時並行でつくり、エサのアオムシなども満遍なく運び入れ、最後にいっきょに産卵して穴をふさいでしまうようです。
つまり、産卵はほぼ同時に行われるので、羽化の時期もほとんど同じになって、奥のハチが多少早く羽化したとしても深刻なズレにはならないのではないかと思います。
その2
ツツハナバチ(だったと思うのですが)は、竹筒の中の幼虫は、冬の前に蛹になり羽化して成虫になってしまいますが、そのまま越冬して、春になってやっと外に出てきます。
もともとこんなに長い間、飲まずくわずでも大丈夫なので、奥のハチの出てくるのが一番遅れてもあまり問題ないのではないでしょうか。
‥といったところです。
また、もし仮に一番奥のハチがどうしても我慢できなくなった場合は、(もともと自分の小部屋の壁は壊さないと出てこれないわけですから)ほかの部屋の壁も全部自分で壊して、兄弟さなぎの横を通って出てくることもやろうと思えばできるのではないでしょうか。
1729.11.16.2002 from てーおばさん
園長先生こんにちは。
(てーおばさん)です。
今回は貝の中のかに?について教えて下さい。
11月に入ってスーパーで「あさり」を買いました。
めずらしいぐらいきれいな色の貝で、おまけに大きな貝がパックの中に入っていたので、思わず手に取って買うことにしました。
色は薄くてきれいな海水の所で大きくなったんだーと思っていたら、なんと「韓国産」とわかりにくいところに表示してありました。
まぁいいか〜と思い、次の日のお味噌汁に・・。
味はとても美味しかったのですが、あさりの身の中から「かに?」のような小さい生き物がはみだしていたので子どもが見つけました。
私はあさりといっしょに韓国からはるばる日本にやって来たんだなぁーと思い、ん〜と考えさせられる出来事でもありました。
日本産のあさりもありえることだと思いますが、なんという名前の生き物ですか?
よろしくお願いします。
足が5本、形がハンバーガーのように見えます。
園長:アサリの中に時々入っていますね。そんなのが。
食べれるかな、と思って口に入れてみたものの、なんか殻っぽくて食感がよくなくて出してしまった記憶があります。
おっしゃるようにその生きものはカクレガニの仲間で、たぶん「オオシロピンノ」という種類ではないかと思います。
二枚貝に寄生し、貝の中で身を守りながら、貝が吸い込んだプランクトンを横取りして暮らしているらしいです。(だから、カニの入っていたアサリはちょっとやせています。)
1728.11.15.2002 from ? さん
こんにちは
今日はシマウマと馬orロバのハーフについての情報がほしくて投稿しました。
もう、ずいぶん前のことですが、偶然開いた新聞のページ(新聞社不明)に○○サファリパーク(どこのサファリ‐かも忘れてしまいました。)にシマウマと馬orロバの赤ちゃん誕生記事を見ました。
とってもかわいくて足がしま模様で胴体が馬orロバでした。
このシマウマについて何かご存知の方は是非情報を下さい。
園長:シマウマとウマ、シマウマとロバ、両方ともハーフが生まれます。
ちゃんと名まえがあって、
母がシマウマ、父がウマの場合は、ホーブラ
父がシマウマ、母がウマの場合は、ゼブロース
母がシマウマ、父がロバの場合は、ジンキー
父がシマウマ、母がロバの場合は、ゼブロイド
というらしいです。
東北サファリパークにはゼブロイドがいます。
北海道の旭川にある旭山動物園にはジンキーがいるようです。
1727.11.14.2002 from のびちゃん さん
はじめまして! いきなりですが、相談です。この頃、どうも浴室から虫が発生しているようなんです。5ミリ四方ぐらいの羽がはえているこげ茶色ぽい虫です。もちろん飛びます。日に4・5匹発生! 無害のようですが、なんだか落ち着かないんです。この虫は何なんでしょうか? 駆除方法を教えてください!!!
園長:その虫は、はねが逆ハート型をしていませんでしょうか。
もしそうなら「オオチョウバエ」という昆虫です。
トイレや洗面所、お風呂の壁などによくじっととまっている虫で、多くの家庭に生息しています。
オオチョウバエの幼虫は、黒く細長いヒジキのような虫で、浄化槽や排水溝などの有機物が蓄積しているところで発生します。
浴室に多いということは排水溝があやしいので、一度掃除してみてはどうでしょうか。
1726.11.12.2002 from ゆゆ さん
えっと・・・ショウリョウバッタを飼うことになったのですが、卵を生みました!!
で、下は砂なのですが・・・
これからどうすれば良いのでしょう???
春まで(?)持つでしょうか?
水を砂に満遍なくかけたほうが良いのでしょうか?
どうすれば良いか、さっぱりわからないので、詳しく教えてもらえると嬉しいです。
それか、ショウリョウバッタについての(卵についても)ページ(HP)があれば、教えてくれるととても助かります。
よろしくお願いします。
園長:ショウリョウバッタの卵はそのまま冬越しして来年の5月頃に幼虫が孵化します。
卵は砂の中に産んでいるのでしょうか?
であれば、砂の表面のゴミなどをきれいに取って、そのまま玄関など暖房や直射日光の影響がない場所に置き、砂の表面が乾きすぎないように時々霧吹きしてあげればいいです。
あまり水分を与えすぎてもカビがはえたりしますので注意してください。
(冬場はほとんど放置しておいても大丈夫だと思います。)
あと、冷蔵庫で保管する方法もあります。
ケースごとビニール袋にでも入れて、そのまま冷蔵し、春になったら常温に戻すといいです。
1725.11.10.2002 from 由丈の父 さん
いつもお世話になっています。
公園にフクロウのような形をした蛾がいたので、おもしろいと思って撮影しました。
でも、いつもの通り名前が分りません。
撮ったのは昨日で、体長は約3cmでした。
度々の投稿ですが、よろしくお願いします。

園長:ほんとうに鳥っぽい風貌ですね。
これはヤガ科モクメヤガ亜科に属する「ウスキトガリキリガ」という種類のようです。
ヤガやシャチホコガの仲間には、こんなふうに背中が盛り上がっているものがけっこういます。
1724.11.10.2002 from みほこ さん
はじめまして、蜂についてお聞きしたいことがあります。春から暖かくなってくると洗濯物をアパートのベランダで干していたら蜂がブンブン飛んできて攻撃のような行動をとってくるんですが、どうしたら来なくなるんでしょう?小さい黒い蜂が多いのですが、今日はスズメバチのような大きな蜂が現れたのでとても怖いのですが・・・。アパートの周りは畑や空き地で土や木が多く、自然が多いので仕方ないとは思いますが。布団をたたくと合図のように蜂がやってきます。アパートに巣があるのでしょうか?その対処の仕方教えてください。
園長:洗濯のたびにハチに寄ってこられては困りますね。
でも、ハチも自然界の一員ですので完全に防ぐのは難しいことです。
また、畑や花壇の害虫を捕まえてくれたり(アシナガバチ、スズメバチなど)、花を受粉させてくれる(ミツバチ、クマバチなど)など、人間に利益を与える面も持っていますので、むやみに駆除するのは良くないことです。
やはり怖いのは、人家周辺などヒトと接触する可能性のある場所に巣を作っている場合です。
ハチの飛んでいく行方を追って、巣が近くにないかどうかをぜひ確かめてください。
スズメバチが巣を作っていたら、即お役所に相談した方がいいですし、アシナガバチでもヒトの背の高さぐらいまでの低さに営巣している場合は刺される危険性が高いので取り除いたほうがいいです。
巣が近くにない場合は、めったなことでは刺されないと思いますので日頃から注意することしかないと思います。
ハチは黒っぽいものへの攻撃性が強いので、服装は黒色は避け、帽子で頭髪を隠したほうが安全です。
また、強い匂いに対しても攻撃性が増すので、香水やヘアースプレーなどはひかえたほうがいいです。
また、布団や洗濯物を取り込むときに誤ってハチもいっしょに取り込んでしまって刺される事故が多いようなので注意してください。
1723.11.10.2002 from スグ さん
草むら6の答え誰か教えて下さい・・・どうしてもわかりません
園長:まだまだギブアップは早いはやい。
ヒントその1。
隠れているのは、ショウリョウバッタモドキです。
1722.11.10.2002 from ゆうゴジ さん
こんにちは。いつもお世話になっています。
実は、先日脱皮したトノサマバッタが死んでしまいました。
脱皮してから、あまり草もりんごも食べなくなっていたので、心配していたんですが、やっぱり脱皮が上手く出来なかったことが原因でしょうか?
生き物を飼うことは、本当に難しいですね。
子供より私の方がショックを受けています。
本当にかわいそうなことをしました・・・。
園長:そうですか。死んでしまいましたか。
脱皮のことが原因だったかもしれませんし、今年は急に晩秋になってしまったので季節的にも厳しかったのかもしれません。
トノサマバッタ君の命はもうかえってきませんが、1匹の虫の死を心底「かわいそう」と感じられた心の経験はとても貴重だったのではないでしょうか。
ぜひ、今回のことが「もう虫を飼うのはやめておこう」にならずに、「次はうまく脱皮させてあげよう」のファイトにつながりますように。
1721.11.10.2002 from よしりん さん
水槽でみどり亀を飼ってます。最近、ほとんど餌も食べずにいます。温度管理をしていません。このまま、ほっておいていいのでしょうか?冬眠させるにはどのような環境にしてあげればいいか教えてください。
園長:ミドリガメは、水を深く張った水槽に入れて、寒いところに置いておけば冬眠させることができます。
しかし、飼いはじめて数年程度は体力が安定していないので、冬眠させるとそのまま死んでしまうおそれがあります。
できれば冬眠させずに冬越しさせることをおすすめします。
そのためには暖かい場所に置いてあげることが必要です。
わが家の場合、クサガメが2匹いるのですが、ここ数年は熱帯魚水槽の上に飼育ケースを乗せて、2次的なヒーティングによって冬越しさせています。
そんな、特別暖かい場所がない場合は、ヒーターによって暖めることになります。
ヒーターを使う場合、やはりある程度の大きさの水槽が必要です。
熱帯魚を飼う場合のように水をたくさん入れて、れんがなどで陸地を作ってあげます。
ヒーターは、カメ用として売られているものよりも、熱帯魚用の方がパワーがあっていいようです。
ヒーターは、カメがいたずらして機能不全になることもあるので、2本セットできればベストです。
いずれにしてもミドリガメを飼い続けるのは、かなり大変なことだと覚悟しなければなりません。
|