1140. 5. 3.2002 from ひゅう さん
園長:野外でひっついてきたのなら、ヤマトマダニなどのマダニの仲間ではないかと思います。
イエダニは、1mm以下の小さなダニで、ネズミにとりついていて時に家屋内で大発生するものですので、今回のダニは、イエダニではありません。
1139. 5. 1.2002 from gomiyosi さん
先日てんとう虫の件でメールいたしましたgomiyosiです。
おかげさまで、てんとう虫の幼虫も元気に育っているようです。
3o位の幼虫が、10数匹確認出来ました。
毎日、アブラムシを確保するのは大変ですね!
園長:すくすく順調に育っていますね。
でも、これからどんどん食欲が増してきますので、アブラムシが不足しないようにがんばってください。
幼虫が10匹以上もいると、共食いがちょっと心配なので、いくつかにケースをわける方がいいかもしれません。
1138. 5. 1.2002 from さえ ちゃん
せんせいありがとう
せんせいアメンボウのしゃしんありがとう。
また、かわったむしみつけたらおしえてください。
うちで、かっているアカアシモリフクロウのほーちゃんのしゃしんです。
また、フクロウのこともおしえてください。
さえ 6さい

園長:(せんせいってよばないでください。えんちょうは、えらそうに「えんちょう」とかいってますけど、せんせいではなく
ただのおじさんですので‥)
かわいらしいフクロウのしゃしんありがとう!
こんなペットが おうちにいていいですね。
なにかおもしろいことやかわったことがあったらまたいつでもメールください。
さえちゃんは、No.1134のぽぽっこさんのお子さんです。
1137. 5. 1.2002 from アントニオ さん
いつも楽しく拝見させていただいています。久しぶりにお尋ねしたい事があります。家で飼っている金魚の事です。3年程前に露天で購入した金魚7匹を40g水槽で大切に飼っています、おかげさまで大きく成長しこれまで数回産卵もしました。その金魚が最近妙な動きをします、体を頻繁に底の石に擦りつけるんです、水温が高くなったせいで目に見えない寄生虫でも発生したのでしょうか?見た目は何も見えません。水温はちょっと高めで26℃を表示しています。対処のアドバイスがあればよろしくお願いします。
園長:金魚が頻繁に石に体をこすりつけるのは、やっぱり、病気or寄生虫発生の兆候です。
最近、新しい魚や水草を加えたのでなければ、水質の悪化が原因ではないかと思います。
水を半分〜1/3ぐらい入れ替えて、フィルターもつまっていないか点検してください。
それでも「こすりつけ行動」がなおらない場合、0.2%程度の塩を入れると薬浴したのと同じ効果があります。
市販の薬を(予防なので薄めに)使えばより安心ですが、水草がはいっている場合は枯れてしまうかもしれません。
金魚がどれくらい大きく育っているかにもよりますが、産卵するぐらいの金魚なら、40リットル水槽で7匹というのはちょっと狭すぎると思います。
これから夏場にかけて、ますます水が汚れやすくなるので、水槽を大きくするか、2つに分けるかするほうがいいかもしれません。
1136. 4.30.2002 from M. さん
はじめまして
娘の体にくっついて(張り付いて)いました。
何の虫かわかりますか?
体長は1mm前後で、色はフラッシュのせいで茶色く見えますが実際は黒です。

園長:これは、ダニの仲間です。(ダニは昆虫ではありません)
娘さんの体にくっついていたのは、たぶん犬や猫などのペットから乗り移ったか、それとも草むらで遊んでいた時に草で待ち構えていたダニが飛び移ったのだと思います。
張りついていただけなら大丈夫ですが、噛まれると、ダニの頭部が皮膚の中に食いこんで、血を吸われるのはもちろん、場合によってはダニの体内から悪い物質が逆流してしまうことがあるので要注意です。
念のため、体のほかの部分にも別のがくっついていないか確かめておいてください。
1135. 4.30.2002 from 吉岡 さん
はじめまして、ウチの庭のサクランボの木にた かっていた毛虫なのですが何の幼虫なのでしょう?それとどう対処すれば よいのかお教え下さい。
体長は8センチほどあります。

園長:これは「カレハガ」の幼虫ではないかと思います。だとすると、毒針毛を持っているので注意が必要です。
対処方法はよく知らないのですが、
同じカレハガの仲間で‥
1.ツガカレハの場合は、冬のうちに木の幹にすべりやすいテープを幅広に貼っておけば、冬眠からさめて幹を登ろうとした幼虫をそこでシャットアウトできます。
2.マツカレハの場合は、秋に幹にむしろを巻いて、越冬しようと集まった幼虫を駆除します。
3.オビカレハの場合は、若令幼虫が春先に集団で巣を作っているので巣ごと取り除きます。
このうちどの方法が適しているのかはよくわかりません。(たぶん1か2のどちらかかな、という気はします。)
でも、どれもあてはまらないのかもしれません。
1134. 4.29.2002 from ぽぽっこ さん
幼稚園児の娘に園のプールにあめんぼうがいると聞き、どこから来たんだろうと、二人で悩みました。気になってネットサーフィンしてこのサイトであめんぼうが飛べることを知りました。身近すぎて気にも留めなかった昆虫の生態が、子供のおかげで今更ながら発見できてうれしくなりました。明日は庭を観察してみようかな〜
園長:お子さんの視点で、お子さんといっしょに生きものの世界に触れるのはほんとうに楽しいことですね。
アメンボは、あの小さな細い体に、水面を滑走したり、空を飛んだり、すばらしい機能がそなわっていて、なかなかスーパーな昆虫です。
腰をすえて観察すれば、水に落ちた昆虫の振動を察知して遠くから寄ってくるようすや、産卵の時に水中もぐったりたりするところも見られるかもしれません。
庭でも、もし何か見つかったらまた教えてください。
1133. 4.29.2002 from I.T. さん
昆虫大好きな息子が、家の近くで見つけたのですが、名前がわかりません。教えてください。

園長:きれいな虫ですね!
これは、タマムシの仲間で「アオマダラタマムシ」という種類です。
普通は全身が緑っぽいのですが、この写真のように、ちょっと赤みがかった個体もいるようです。
クロガネモチやサクラの枯れ木で発生するらしいのですが、成虫の食べ物が何なのかはよく知りません。
1132. 4.27.2002 from 26 さん
昆虫は6本足なのに哺乳類の足が4本になったのはなぜですか?
園長:やったー、ひさびさの奇問だ。
確かに!
そういわれれば、哺乳類の足は、本当は6本ぐらいあるほうがいい場合が多いですよね。
カバやゾウは足が多ければそれぞれの足への負担が少なくなるし、ウマはもっと早く走れそうだし、人間も、「千と千尋」の釜爺みたいに、今よりもっと器用になれそうです。
ではなぜ、昆虫みたいに6本にならなかったのか‥
魚から両生類が進化したとき、ひれが変化して足になりました。両生類の原型となった魚の想像図を見ると、体の腹側にあるひれは3対、ということは、両生類が6本足になる可能性は十分あったわけです。
ところが、2対のひれだけが足に変化して、最初の陸上動物は4本足になりました。
たぶん、最初の段階で陸上を蠢きまわるには、4本足で十分、というか、そのほうがむしろ動きやすかったのでしょう。
やがて、両生類から爬虫類の仲間が進化し、さらに、爬虫類から哺乳類が進化しました。
その間、「足の数を変える」というのはあまりに大幅な変化すぎるので、4本足という枠組みは保ったままで、さまざまな進化がおこり、現在に至ったのではないでしょうか。
1131. 4.26.2002 from ぶりぶり さん
何年か前から春になると毎年私の部屋にだけテントウムシが小さくなったような黒地に白い斑点模様のある虫がわいてきます。インターネットで調べてそれがヒメマルカツオブシムシということがわかったのですが、どう駆除していいのかわかりません。そして部屋を掃除するとたまにタワシのような胴体にイボのようなものがついた幼虫を発見します。この幼虫はやはりヒメマルカツオブシムシの幼虫なのでしょうか?その幼虫も私の部屋にだけ発生します。それが不思議でたまりません。どうか教えてください。
園長:そのタワシ幼虫は、ヒメマルカツオブシムシの幼虫に違いありません。
成虫は、マーガレットの花粉が好きなおとなしいヤツなのですが、幼虫は、洋服や貯蔵食物を食害してしまうヤッカイものです。
ぶりぶりさんの部屋だけに出没するということは、その部屋の洋服ダンス、毛布、じゅうたんなどで発生しているのかもしれません。
大切な洋服に穴をあけられたらいけないので、洋服系は特に注意して点検してください。
洋服を長期間保管するときは、成虫や幼虫が入りこまないようケース・袋に入れて密封するようにしてください。(ただし、うすい袋だと、幼虫はそれを破って潜入してしまうことがあります。)
また、汚れたまま保管しないように心がけることも大切です。
ナフタリンなどの防虫剤を入れておくとさらに安心です。
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