610. 6.24.2001 from みつひと さん
ドライブ中に車の中に大きな蜂のようなものが飛び込んできました。
みんな大騒ぎで、おじいちゃんは急ブレーキをかけました。
青っぽいシマシマの蜂なのですが、お父さんは「アブか蝉だ」と言っています。
いったい何だったんだろう?
誰か教えてください。
園長: 車の中、さぞかしパニック状態だったんでしょうね。
事故にならなくてよかったですね。
それって、何となく、ウシアブのような感じがしますが、ちがうでしょうか?
↓(クリック)
青っぽいシマシマということでいくと、ルリモンハナバチというのもいます。
↓(クリック)
609. 6.24.2001 from Y.M. さん
子供がバッタを飼いはじめたのですが、えさは何を与えればよいの?との事なので教えていただけますでしょうか。
突然のご質問で申し訳ありませんがよろしくお願い致します。
園長: バッタには、狭い意味でのバッタの仲間と、キリギリスの仲間がいて、エサもちょっと違います。
触覚が短くて、顔が四角っぽいのはバッタで、触覚が長くて、顔が卵形なのはキリギリスの仲間です。
バッタの仲間ならば、ススキ、コムギなどのイネ科植物の葉を中心にして、リンゴ、ナシなどのフルーツをおやつ程度にあげてください。イネ科植物の葉は、すぐしおれてしまうので、1〜2日おきに取り替える必要があり、ちょっと大変です。
キリギリスの仲間ならば、キュウリやナスなどの野菜と、かつおぶし、にぼしなどの動物質のエサを両方あげてください。
どちらも、風とおしのよい明るい場所で飼ってください。
608. 6.24.2001 from TSUKA さん
こんにちは
以前、ご連絡した、ひょんなことからテントウ虫にクッキーをあげることになった TSUKAです。
食べ物の入れ替えを行った際に、ふと気になったので、人差し指のうえに乗せ数分じ〜っとみていたところ、元気に飛べるぐらいまで回復していました。
このまま、飼い続けようかとも思っていた矢先でしたが、やはり、自然に戻すのが一番と考え、先ほどベランダの植木に移動させておきました。
バイバイ
園長: Wonderful! (^u^)
テントウ虫くんも嬉しくて、TSUKAさんも嬉しかった、ということで、とてもよい出会いでしたね。
クッキーそだちのテントウ虫、いまごろどこかで恋の相手を見つけているかもしれません。
607. 6.24.2001 from しん くん
小学3年生のしんと言います。ダンゴムシについて教えてください。@ダンゴムシはなにを食べますか?Aダンゴムシはいつもどこにすんでいますか。Bそのほかダンゴムシについて知っていることがあったら教えてください。
園長: @ダンゴムシは、ふつう、落ち葉を食べています。飼うときには、野菜やフルーツ、ニボシなど、けっこう何でも喜んで食べます。
Aとにかく、暗くてジメジメしたところが好き。ダンゴムシのすみかは、道ばたの大きめの石の下や、植木鉢の下、落ち葉の下などです。
Bその他、ダンゴムシについて
・昆虫のあしは6本ですが、ダンゴムシのあしは14本もあります。
・メスはおなかにふくろのようなものを持っていて、そこに卵を入れて、赤ちゃんがかえるまで守ります。
・1cmぐらいで大人になるけど、そのあとも脱皮をくりかえしてだんだん大きくなっていきます。
・ダンゴムシと同じような場所にいて、同じようなかっこうをしているけれど、丸まらないのは、ワラジムシという別の種類です。
606. 6.23.2001 from Y さん
地球上の生き物の中で、寿命が一番短い生き物、長い生き物は何か、またそれぞれの寿命はどのくらいかわかれば教
えていただきたいのですが。
よろしくお願いします。
園長: まず、生き物の範囲をどう考えるか、ということがあります。
動物や昆虫などに範囲を限ると、
寿命の長い方の代表は、チョウザメ、ゾウガメ、シロナガスクジラで、長生きの個体は150年ぐらい生きるらしいです。昆虫でも、オーストラリアにいるシロアリの女王は100年も生きます。
寿命が短い代表は、ショウジョウバエの2週間あたりでしょうか。アリマキもけっこう短そうですが、正確なことはしりません。
対象範囲を、植物なども含めた全ての生き物に広げると、
屋久島の屋久杉(縄文杉)が6000年。
細胞分裂によって数を増やす単細胞生物は、分裂によって新しい生命が2つ生まれると考えたら、数時間の命ということになります。
605. 6.23.2001 from kiri さん
こんにちは。
先日、小2の昆虫大好きの娘が、学校の帰りにアメンボを捕まえてきて、飼いたいと言い出しました。アメンボは飼えるのでしょうか?
餌はどうしたらイイでしょうか?今は水槽に入れていますが、なにか注意する事はありますか。
教えて下さい。宜しくお願いします。
園長:アメンボは、がんばれば飼えます。
なぜ、がんばらなくてはいけないかというと、生きたエサしか食べないからです。
ハエや、小さいバッタなどを少し弱らせて水面に浮かべると寄ってきて体液を吸います。
食べ終わったら、水が汚れないよう、早めに取り除いてください。
その他の注意点としては、
アメンボは、はねがあって、けっこう良く飛びますので、ケースには必ずふたをしてください。
水面に届くくらいの水草を植えたり、板きれを浮かべてあげると、アメンボが休憩するのに役立ちます。
水面上に出るように、レンガや大きい石を入れてあげると、脱皮の時などに役立ちます。
水の深さは5〜10cmで十分ですが、生きたエサをあげるとどうしても水が汚れるので、数日ごとに替えてあげてください。
604. 6.23.2001 from 前田勝美 さん
600. 6.18.2001 from 涼太の母 さんのメッセージを読みました。
金魚が元気に育って、よかったですね。大きくなった金魚には、30cmの水槽は狭いとは思いますが、ポンプでエアーを送付するなどして、酸欠にならなければ大丈夫です。以前45cmの水槽で最大10匹以上飼っていましたが、とても元気でした。水がすぐ汚れるので水替はたいへんでしたが。
今は、引越しがたいへんなので、水槽も手放してしましました。
それにしても、金魚の食欲はすごいですね。どうしてもやりすぎてしまいますね。
記憶違いかもしれませんが、ある本で、金魚は飼い主の顔がわかると読みましたが、うなずける気がします。のぞいただけで反応がちがいますから。
ぼくのベタは、コップからネスカフェの空き瓶に引越しをしてますます元気です。
園長: うちにも、モロコやドジョウなどと同居している和金が1ぴきいて、もっぱら私がエサをあげており、私が近づいただけで嬉しそうに寄ってくるのは憎めないといえば憎めない。しかし、実は家族の誰が近づいても、いさんで寄ってくる無節操さがありまして、「飼い主の顔がわかる」説にはちょっと賛同しかねないでもありません。
603. 6.22.2001 from Y.A. さん
はじめまして。
いきなりのメールで失礼します。
私は今アメリカの大学で夏季クラスに通っている者です。
そのクラスの課題でなぜか”ふんころがし(bung beetle)”について調べることになりました。
Yahooやgoogleで検索したりしているのですがなかなかいい情報がありません。
日本には生息していないのでしょうか?
もしわかることがあれば教えていただければありがたいのですが。
特に何を食べてまた何にたべられるのか、どこにすんでいるのか、変わっているところがあればお願いします。
またはそれに関するサイトがあれば教えてください。
園長: 本物のフンコロガシは、アフリカやフランスが本場です。
乾燥地帯の砂地に住んでいることが多く、ファーブル昆虫記にも詳しく取り上げられています。
正式には、「タマオシコガネ」といい、学名から「スカラベ」とも呼ばれます。これらの語でも一度検索してみてください。
日本には真性のフンコロガシは住んでいません。
しかし、フンに集まる糞虫と呼ばれる甲虫の仲間はたくさんいて、一部の種類が、フンを転がす(もしくはひきずる)というのは聞いたことがあります。
フンコロガシの食べ物は動物の糞です。フンを丸くボールにして、その中に卵を産み、幼虫はフンボールを中から食べて育ちます。フンボールを適当な場所に埋めるために、ころがしているのです。
エジプトタマオシコガネという種類の場合、オスがフンボール(ウェディングボールというらしい)を作り、メスを呼び寄せて産卵してもらい、オスがそれを適当な場所に転がして埋めるらしいです。
何に食べられるのかはよくわかりませんが、日本の糞虫の場合は、肉食性のアブにつかまったりしているのをよく見かけます。
602. 6.21.2001 from みっちょー さん
近所の人から「たまむし」をもらいました。緑色っぽいきらきらしてるやつです。
でも、何を食べるのかわかりません。どうやって飼ったらいいのですか?
わかりますか?教えてください。お願いします。
園長: タマムシは本当にきれいでビックリしますよね。
飼うのはちょっと難しいです。
なかなかエサを食べてくれない面があります。
自然の状態での食べ物は、普通、エノキの木の葉です。葉が付いたままの枝をあげてください。
エノキは水の吸い上げが悪く、すぐに枯れてしまうので、頻繁に取りかえることが必要です。(けっこう大変) 瓶に入れた水にさしても水を吸い上げないので、むしろそのままケースに入れて、ケースそのものを密封して乾燥を防いだ方が長持ちします。
その他、リンゴや、乳酸飲料を綿にしみこませたものも試してみてください。
601. 6.20.2001 from じゅんじゅん さん
擬態をする昆虫はどんな種類の昆虫が多いのですか?
園長: 擬態をするのはどんな種類の昆虫が多いか…。
う〜〜ん… これは、簡単には語りつくせません。
擬態にもいろいろなパターンがあり、あらゆる種類の昆虫が擬態の腕を競い合っています。
パターン1.弱い昆虫が、天敵に捕食されないように背景や物にまぎれる。
(例)ショウリョウバッタ、ニイニイゼミ、アゲハチョウの幼虫など(これを隠蔽的擬態といいます。)
パターン2.肉食昆虫が、獲物から身を隠すために背景や物にまぎれる。(と同時に天敵から身を守る役にも立っている。)
(例)カマキリ、タイコウチなど(これも隠蔽的擬態です。)
パターン3.弱い昆虫が、毒を持っていたり武器を持っている昆虫に似せて身を守る。
(例)メスアカムラサキという蝶のメス(毒蝶カバマダラをまねる)、トラカミキリ(ハチをまねる)など(これを標識的擬態のうちのベーツ型擬態といいます。)
パターン4.毒や武器を持っている昆虫どうしが、お互い同じパターンの、目立つ色彩、模様を身につけ、自分たちが危険昆虫であることを強調する。
(例)ハチの仲間、テントウムシの仲間など(これを標識的擬態のうちのミューラー型擬態といいます。)
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