むし探検広 場
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480. 5. 1.2001 from なおやと母 さん

 こんにちは。
 アオムシを観察していますが、みんなさなぎになりました。
 6匹のうち、2匹が緑色で、あとの4匹は茶色になりました。動かないので、生きているのかどうかわかりません。教えてください。

園長:この季節、アオムシの観察をしている方が多いみたいですね。
 うちの息子たちも近所の畑でモンシロチョウの卵をとってきて、数日後に生まれた驚くほど小さい幼虫を、ニコンネイチャースコープ「ファーブルミニ」で観察して喜んでいましたが、ちょっとした拍子に幼虫をキッチンの床に落としてしまい、あんまり小さいのでついに発見できずじまいになってしまいました。

 さなぎは、たぶん生きています。動かなくて普通です。
 そのうち、はねのもようが透けて見えてきたら、「もうすぐ羽化」のしるしです。(羽化はだいたい早朝)
 羽化したチョウは、何かにつかまった体制で羽根を伸ばすことが必要ですので、飼育ケースの底に落ちてしまったときの安全のために、ワリバシなどを何本か斜めにたてかけておいてあげてください。


479. 4.30.2001 from たっちゃんとママ さん

 こんにちは。
 初めてやってきました。教えていただきたいことが有ります。よろしくお願いします。
 きのう、生協の省農薬のかぶの葉から青虫が出てきました。この子の親は何だろう?と家族で悩んでます。
 というのは、小学3年次男の学校からのお便りで、モンシロチョウの幼虫を見つけたら、学校で育てるので持って来てくださいと、あったからです。
 都会育ちの母(私)は何だかさっぱりわかりません。5年生の長男は教科書とにらめっこして、チョウチョなんじゃない?と言います。田舎育ちのパパも、モンシロチョウの幼虫に似ている。と言います。全長2.5cm、幅4mm、緑色。わき腹に黄色い小さい点点が並んでいます。
 しかし、出てきたところが如何せん、カブの葉。教科書には、糞は黒いとあるのに、昨日から出てるのは、濃い緑から薄い緑。次男はもしかして、違うかもと心配しつつ、キャベツをいれた箱で育て、観察しています。
 カブの葉から出てきたこの子は蝶なのでしょうか?それとも蛾?
 カブもアブラナの仲間なので、もしかしたらと期待してますが、このままでは学校に持って行けません。
 子供達はこのままウチで育てて、さなぎが蝶のものじゃなかったら、自然に返すと言っますが・・・・

園長:カブの葉の幼虫は、おそらくモンシロチョウだと思われます。(スジグロシロチョウというモンシロチョウに近い仲間である可能性もありますが)
 糞は、食べる葉によって色が変わり、むしろ緑色っぽいことの方が多いかもしれません。
 大事に育ててあげてください。

 ただ、野外で大きくなった幼虫には、寄生蜂が卵を産みつけている確率が高いので、寄生されているかも…という覚悟は持っておいたほうがいいかもしれません。  


478. 4.28.2001 from S.Y. さん

  はじめまして、質問があります。

 我が家のベランダに、アシナガバチが巣を作っています。
 お母さんバチ(?)が1人で、せっせと巣を大きくしています。
 (↑昼間は外出しているコトが多いです。)

 そこで質問です。
 蜂の巣は何でできているんですか?
 巣はどれくらいで完成しますか?
 攻撃してきたりしますか?
 子供がたくさん孵ったりしますか?

 できたら、教えてください。

園長:アシナガバチやスズメバチは、樹木の皮などを集め、それを自分の唾液で溶かしたものを使って巣を作っています。
 一方、ミツバチは腹部からロウ(蜂ろう)を出して巣作りの材料にします。(体の中で蜜をロウに作りかえることができる)

 巣は、秋に向かってどんどん大きくなっていきます。

 子どもがたくさん成長して、だんだん大家族になっていきます。

 アシナガバチは攻撃性が低いので、巣が手の届かない高いところにあるなら、危険は少ないです。人間が誤って巣を触ったりしないかぎり大丈夫です。ハチは害虫を退治してくれる益虫でもあるので、できれば共存したいところですね。


477. 4.27.2001 from ブリパパ。 さん

 返事ありがとうございました。心強いです。
 早速質問ですがいくつかあるので長いです。スミマセン。
 1.カマキリに寄生している「はりがね虫」を体内から出すとカマキリは死んでしまうそうですがそれは何故ですか?
 2.「はりがね虫が寄生していないカマキリ」はあり得ますか?
 3.肉食と草食の昆虫の身体のしくみに違いはありますか?もし『ない』としたら肉食昆虫が草食に。もしくはその逆への進化はあり得ますか?(例えば異常気象や人災により食料危機が訪れたとして。)これは先生の推測、想像でかまいません。
 4.映画『ミミック』で「昆虫に肺はない。だから小さい。」とありましたが、昆虫はどんなしくみで生きているのですか?
 5.昆虫にとって触角はなくてはならないのでしょうか?取ったら死にますか?
 6.マイマイガは垂直なところに卵を産むそうですがそれは何故ですか?
 簡単でいいのでどうか教えて下さい。

 以前このコーナーで『ゴキブリのように自分の生活の場に無差別に入ってこられてイヤだと思うのは自分の本拠地を守ろうとする「動物としての人間」の本性が出てそうゆう感情がわきおこるのでは?」という先生のコメントに、かなりナットクさせられました。
 そこでもう一つの疑問。ゴキブリやクモが現れるとそぐに殺してしまう人、追っ払ったらそれでいい人、まったく気にしない人と様々ですが、昆虫にも性格、個性ってあるんでしょうか?

 うーん。長くてスミマセン。次はなるべく短く区分けするので許して下さい。

園長:うひゃあ、質問シャワーですね。このへんの話題がミックスされて、昆虫ストーリーができるのでしょうか。
 さて、それでは行ってみましょう。

 1.よくわからないのですが、ハリガネ虫が出てくるときに、カマキリの内蔵を破ってしまうので死ぬのかもしれません。また、ハリガネ虫が自主的に出てくるときは、宿主のカマキリが弱ってもう役に立たないので出てくるのでしょうから、カマキリが死んでしまってもフシギはないところです。
 2.あり得ます。ハリガネ虫は、もともと水中にいて、まず水生昆虫に寄生し、その水生昆虫を食べたカマキリに2次寄生するとのこと。水生昆虫を食べたことのないカマキリは、無事なはずです。
 3.消化システムなど細かいレベルでの「しくみ」は違うでしょうが、基本的には違いはないといえます。テントウムシの仲間にも草食種と肉食種が混ざっていたり、普通は木の葉を食べるはずのシャクトリムシの仲間に肉食種のものがいたりと、進化の途中で、食性が変わっただろうと思われるケースはたくさんあります。ただし、人災などの一過性のレベルではなく何万年単位での時間の流れのなかで進行したことでしょうけれど。
 4.ほとんどの昆虫は、体の側面に点々と並んでいる気門を使って呼吸しています。ここから取り入れた空気は、気のうというという場所に入って、そこから、気管という細い管を通って、全身に運ばれます。水生昆虫には、独特の呼吸をするもの多く、水生カメムシは、おしりに 細長い呼吸管を持っていてここで空気を吸います。ヤゴは、腸が変形して出来たエラを使って、おしりから水を出し入れして水に溶けた空気を 取り入れます。
 5.触角はほとんどの昆虫にとってなくてはならないものです。触角を取ると、食べ物を見つけることができなかったり、環境変化を察知できなかったりして、遅かれ早かれ死んでしまうことでしょう。
 6.マイマイガの垂直産卵。どうしてでしょう。よくわかりません。天敵に襲われにくいようにとか、水がたまらないようにとか… 卵のままで越冬するので、冬の環境変化を考慮しているのでしょうか。…よくわかりません。
 番外.昆虫にも性格、個性はあります。カブトムシを飼っていても、気のあらいのやおとなしいのがいるし、働きアリにも勇敢なのと軟弱なのがいます。そんなのは体の化学反応の差異が行動で現れてるだけだよという意見もあるかもしれませんが、そういう考え方でいけば人間の性格も化学反応で説明されてしまうことになります。

 末筆ながら、「先生」というのはやめてください。なんの権威も持たない人間ですので。  


476. 4.26.2001 from ブリパパ。 さん

  こんにちは。漫画家を目指している者です。
 擬態をテーマに『昆虫vs人間』を描くにあたって虫について色々調べていたらこのサイトへたどり着きました。(すでに一度質問してますけど。)
 正直、感動してまいす。Q&Aはすごく参考になってます。
 質問「213」の『セミに近い仲間』とありましたが、私も見た事があります。確かに顔はセミでした。同じように疑問に思ってる人がいたとおもうとなんか嬉しいです。このサイトにハマりそう。
 もうひとつ。質問「232」のヤケド虫ですが、あれは「あおばありがたはねかくし」の事だとおもいます。かなり前の質問みたいなんで、すでに解決してるかもしれないですけど。
 コレにやられるとヤケドしたみたいに水膨れが出来、とにかく痛くて、とにかく痒い!私も去年の夏やられました。痕も残ってます。地元ではこの虫を「タジ」と呼び、それに効く薬もあります。

 最後に。まだストーリーを作ってる段階なのでこれからどんどん質問していくと思うのでよろしくお願いします。

園長:過去Qへの情報ありがとうございます。

 ご質問には、どこまで答えられるかわかりませんが、またいつでもお尋ねください。
 ブリパパさんの昆虫漫画が、どんなストーリーのどんな作品に仕上がるのか、とても興味があります。作品が完成しましたら、あらすじなども教えてください。


475. 4.25.2001 from ??? くん

 今の時期にヤゴを飼うとしたらどのようなエサが良いでしょうか。
 生餌(イトミミズ・ボウフラ・アカムシ・オタマジャクシ)などは捕まえられませんし・・・。
 もし手軽に手に入るエサがあれば教えてください。
 調べましたがなかなか分からなくて...

園長:地域にもよりますが、もうボチボチ、野外でも生き餌を確保できる季節になってきていると思います。でも、???くんのお住まいは、県名から察するに、気温が低いところなのかもしれませんね。
 一番手っ取り早いは、釣具屋さんで釣りエサ用のイトミミズなどを購入することです。(当たり前な答えですみません) そのイトミミズを飼いながら、少しずつヤゴに与えるのが、最も手軽で確実な方法です。

※このご質問は「掲載不可」になっていましたが、メールアドレスの記載がなく、返信できないので、匿名扱いで掲載させていただきました。


474. 4.25.2001 from いくお さん

  暖かくなってきて昆虫が増えてきました。そして蜘蛛が家のサッシガラスに巣を張ります。はらってもはらってもまた巣を作ります。その蜘蛛には悪いと思いますが防蜘蛛対策など有りますか。あったら教えて下さい。

園長:クモは、けっこう害虫を捕まえて食べてくれていますので、できれば大目にみてあげたいところなのですが、家の見た目が悪くなるのでそうもいきませんよね。
 対策としては、家の中の灯りが外にもれないように工夫する、という手があります。クモがサッシガラスに巣を張るのは、ほとんどの場合、家の灯りに寄ってくる昆虫を捕らえるためなので、灯りを見えなくして昆虫が寄ってこないようにすれば、クモが巣を張る理由もなくなってしまうというわけです。
 もちろん、防虫スプレーを使えばいっきょに解決なのでしょうが、そんな方法は使いたくないですよね。クモは、スギの木の匂いを嫌うらしく、市販されている木材原料の防虫用香りスプレーを吹き付けておくのがいい、という意見もあるみたいです。


473. 4.22.2001 from あかみねさちこ さん

  好奇心と生理的嫌悪の境目

 先日クモ好きとのメールを出した沖縄のあかみねです。
 4月から職場が変わり、その通勤路にいっぱいクモがいるので毎朝楽しいです。種類によって、朝網をはるのと夕方はるのがいるようですね。植え込みの主に払いのけられたりしないといいんですけど。
 ところで、さきほど家の中で2ヶ月おいてあった荷物をどけた所、うじ虫みたいなのが10匹ぐらいいて、ちょー驚いた。食べ物でも落ちてたのかと思ったけど無いし、床の上をくちばしみたいな口(?)を前にしてせっせと歩くんですよー。触ってみたら米粒みたいな形にちぢんで小さくなりました。何の幼虫だろう?と知りたかったんだけど同時にキモチワルイ〜〜!!
 猫の寄生虫のウリミにちょっと感じが似てるんだけどもうすこし栗の中に居る幼虫っぽくした感じ。
 このところ仕事が遅くて部屋が締切りだからかなあ。だんなにバレたら掃除不足とかいわれそうだ(汗)。
 しかしクモは平気でアリは苦手、トカゲは好きでうじは嫌い(と、いうか気持ち悪い)。その境目って何なんだ。身勝手というか不思議というか・・・。自分の心の不思議の小道に迷い込みつつ幼虫は捨てちゃいました。何だか納得いかないまま・・・。虫よ、差別してゴメン。もっとみんな好きになりたいものですエレベーターの照明に虫が入り困ってます。なにか防虫対策有りますか。

 (続報)ちょっと解決

 うじにビックリの沖縄のあかみねです。今日は夫婦で一斉に家の大掃除をしたんですが、台所の別の場所からあと15匹ぐらい出てきてさらにびっくり。気をとりなおして調べた所ハエの幼虫なのは確かなようなのですが、どこから来たのかは探せませんでした。最近ワイドショーでやってる「天井から血が....」とか思い出してひょえ〜って感じです(笑)。
 だんなに昨日も発見されて往生したことを白状したのですが何が発生原因かわからないところが不安をあおるのだろうということに意見が落ち着きました。イエバエが怪しいのかな。ネットによるとゴシキノミバエの幼虫は活発に歩き回って別の場所で見つかるとも書いてありましたが、何しろ調べたいのならちゃんと成虫にしなくては話にならない(っていうか、成虫がわかればけっこうあっけなく判明するはず)。なのでもしまた見つけたら頑張ってみようかやめようか...悩む..。
 エサにするために飼う人もいるようですが.....。飼育したら愛着がわくかも!?

園長:通勤時に生き物の観察ができるのは幸せなことですね。
 私は、自宅から駅までの8分ほどの道のり、ちょっと遠回りして、川沿いの小道を歩いています。
 虫や鳥や花をながめながら、のんびり歩くのですが、たまに、まだ写真を撮っていない昆虫に出くわしたりすることもある。カメラを持っているはずもなく、そういうときは、くやしい思いに心が乱れてしまいます。
 もっと悟りを開いて、おおらかな気持ちで歩きたい。でも、まだまだ邪念が多くて困ります。
 生き物への感情、平気と気持ち悪いの境目は、確かにあいまいなものですね。気持ち悪いの感情は、人間に備わった本能からくるものでしょうから、しようがないといえばしようがない。
 しかし、あかみねさんのいうとおり、飼育したり、研究したりすると、深い愛着がわくのも事実ですね。
 似たような似ていないような話題…
 動物のフンは汚いので嫌いですけど、山道に落ちているものには、糞虫やいろいろなハエ類がやってきているかもしれないので、思わず注目してしまいます。
 ふとわれに帰ると、フンにあと2cmのところまで近づいて、写真を撮っている自分に気づき、あわてて周りの目を確認することもしばしば。

 その世界に入り込んで、キモチワルイやキタナイが関係なくなるのはとても素敵なことだと思うのですが、まわりの理解をいかにして得るかが、けっこう課題ですね。

 どっちにしても、ウジはぜひ飼ってみてください。種類の判明、期待しています。


472. 4.21.2001 from ふじの さん

  エレベーターの照明に虫が入り困ってます。なにか防虫対策有りますか。

園長:昆虫は、主に紫外線領域の光に惹かれて飛んできますので、黄色っぽい照明にかえれば、それだけで虫の数は随分減るはずです。
 でも、照明の色合いが変わってしまうのが難点ですね。
 自然な光を保ったままで防虫するためには、低誘虫蛍光管を使うという手があるようです。ガラス管に密着させた透明な特殊フィルムが昆虫を引き寄せる光線をカットするしくみです。
 ご参考に、こちらのページをご覧ください。→ 防虫対策に


471. 4.19.2001 from S さん

  初めてメールをさせていただきます。私は群馬に住むSと申します。群馬は山が多く季節の変化を様々に楽しむには良い所だと思っています。特に、新緑に染まり小動物の動き始めるこの季節は一段と心が弾みます。
 ところで、私は長年疑問に思いながらなかなか知ることのできない中、ふと先生のホームページを見つけ、もしかしたら疑問を解決いただけるかもしれないと、思い切ってメールさせていただきました。私が疑問に思っていることは以下のとおりです。大変ご多忙の中、唐突でばかげているご質問で恐縮ですが、もしお分かりならばその一部でも教えていただければ幸いです。勿論先生ご自身のお考えや仮説でも結構です。
・ 虫たちはなぜ「卵→幼虫→さなぎ→成虫」と全く別な形に変化するのか。(変化しなければならないのか。)
・ 仮に虫たちに心や知能があるとすれば、変化する過程ではどうなるのか。
です。是非是非ご指導くださいますようよろしくお願いします。

園長:まず、お断りしておきたいのですが、(園長とか勝手に名乗ってますけど)私は「先生」と呼ばれるような立場の人間ではなく、単なるアマチュアの生き物好きにすぎません。おたずねの件についても、無責任な考えをお伝えすることしかできませんが、お許しください。

>・ 虫たちはなぜ「卵→幼虫→さなぎ→成虫」と全く別な形に変化
>するのか。(変化しなければならないのか。)

 卵は、鳥や爬虫類、両生類にもあるステージですので、生き物には一般的に見られる形態だと言えるでしょう。
 しかし、幼虫→さなぎ→成虫という変貌は、昆虫に特有のもので、考えてみれば不思議なことです。
 で、頭をひねってみましたところ…
 虫たちは、みんな、繁殖力の高い生命体になることを目指しています。
 カブトムシのように立派な体型をしていたり、
 チョウのように自由に飛べる羽根を持っていたり…
 一方、そのような高度な体や機能を獲得するためには、成長期にたくさんの栄養を効率よく摂取しなければなりません。
 で、繁殖力の高い生命体としての「成虫」
 成長期に栄養を効率よく摂取する形態としての「幼虫」
 というふうに、ライフステージ間での形態分化が起こったのではないでしょうか。
 さなぎは、幼虫が、成虫という全く違ったシステムを持つ生き物に変貌するため、体のしくみの大変革をするステージとして必要になったのだと思われます。

> ・ 仮に虫たちに心や知能があるとすれば、変化する過程ではどうなるのか。

 心や知能について考え出すと、哲学の迷宮に入り込んでわけがわからなくなってしまいます。
 ただ、昆虫は私達とは違った概念の心・知能を持っているという言い方はできるかもしれません。
 そして、身体のシステムが全然違う幼虫と成虫もまた、それぞれに全く違った心・知能を持っていると言えるのではないでしょうか。
 さなぎの時代に、幼虫の心が一旦全部崩壊して、成虫の心のとして再構築されるのではないでしょうか。

 疑問の解決にはあまり役立たなかったかもしれませんが、私に出来る範囲でお答えしました。


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