昆虫採集・昆虫観察のガイド

むし探検ガイド

昆虫観察入門編
“むし探検のススメ”
公園、原っぱ、自宅の庭… 身近な自然のなかでも、驚くほどたくさんの昆虫たちに出会うことができます。
私たちは、日常の生活にかまけて、ともすると彼らの存在さえ忘れがちですが、そこにはとても豊かな世界があります。
「自然にふれる」というと、遠くの山や川に出かけなければ…と考えてしまいます。
しかし、何も特別に遠出をしなくても、私達の暮らしのすぐそばで、大自然のドラマが展開されているのです。
いつでも、どこでも、ファミリーで手軽にできるネイチャー・ウォッチング。身近な自然で楽しむ昆虫観察の世界にご招待します。
 INDEX
1.むし探検のススメ
2.探検隊5つの誓い
3.家のまわりでむし探検
4.水辺でむし探検
5.原っぱでむし探検
6.林でむし探検
※文中の下線部をクリックすると、新しいウィンドウに、関連画像が表示されます。 
 
1.むし探検のススメ
 自宅から徒歩やクルマで簡単に出かけられる場所にある自然環境、つまり身近な自然の中で昆虫観察することを、ちょっと大げさに「むし探検」と名づけましょう。身近な自然といってもあなどることなかれ、そこには探検と呼ぶにふさわしい楽しみと驚きが満ちています。
 むし探検の魅力とは何か?
 その第一は、「とても手軽にできてしまう」ということです。
 ある休日、朝から降り続いた雨が午後の3時になってやんだとしましょう。それからでも十分にアウトドアできるのが、むし探検のいいところです。時間をとらないし、準備に手間がかからないし、小さな子供を連れていても大丈夫。もちろん、お金がほとんどかからない、というのも忘れてならない魅力ですね。
 魅力の第二は「子どものように純粋に昆虫を楽しめる」ということです。
 私は、学生時代、蝶の生態写真を撮ることに熱中していました。もともと子どもの頃から虫が好きで、それが高じて蝶に興味が集中していったのですが、今から振りかえると、当時は虫とのつきあいを楽しむというよりは、とにかく珍しい種類を撮影するという欲求のとりこになりすぎていたような気がします。
 その後、結婚して二人の男の子に恵まれ、子供といっしょにふたたび野に出て虫採りをするようになって気づきました。珍しい種類を追いかけるのもいいけれど、その辺のありふれた虫たちと遊んだり、顔を近よせてじっと見つめていることのほうが、もっとはるかに面白いのです。
 遠くの山だけにいる珍しい虫は、どうしても自分のものにしたくなります。でも、身近な自然の中にいくらでもいる虫に対しては、そんな欲望は起こりません。好きなだけ採って、家路に付く前に「また遊ぼうね」と呼びかけながらリリースしてあげる。そんな少年時代の虫採りの延長線上にあるのが「むし探検」なのです。
 
2.探検隊5つの誓い INDEXへ
 むし探検に特別のルールなど不要ですが、楽しむためのコツがあることも確かです。そんなちょっとした心得を5ヶ条にまとめてみました。

その1 子供に帰るべし
 目に同じものが映っていても、人によってそれが見えていたりいなかったりするものです。虫たちはたいてい隠れんぼ上手ですから、うっかりすると、本当はたくさんいる虫が1匹も見つけられない、ということにもなりかねません。
 知識や経験も必要ですが、一番大切なのは、動物的な勘。これを養う近道は子供に学び、子供の気分になりきることです。動くもの、見慣れないもの、へんてこなものには何にでも興味を持つ。ほかのことはすっかり忘れて、今、目の前にあるものに熱中する…。最初はちょっとした気持ちのきりかえが必要ですが、そのうち、意識しなくても、自然に体と気持ちを少年少女バージョンにもどせるようになることでしょう。

その2 “環境目利き”になるべし
 昆虫の暮らしや行動には、一定の法則があります。観察のための場所・季節・時間のポイントがあるのです。
 むし探検は「いつでも、どこでもできる」と言っておきながら矛盾しているようですが、探検を実り多いものにするためには、場所や季節を選ぶことが大切です。たとえば、同じように見える原っぱでも、日照や土の湿り具合など、微妙な条件の差によって、見られる昆虫の豊かさが大きく左右されるものです。また、いつも見かけていると思っていた虫が、実は1年のうちでほんの数週間しか活動していないということもよくあります。
 むし探検の先輩に教えてもらったり、本やインターネットで調べたり、自分で経験したことをしっかり記録に残したりして、環境目利きになるための修行を積みましょう。

その3 植物博士になるべし
 昆虫は植物と深い関係をもって暮らしています。
 食物にしたり、住みかにしたり、獲物を得るための狩場であったり…。そして、たいていの虫たちは、特定の植物と深くかかわっているので、虫そのものを捜すよりも、植物を先に捜すほうが、かえって昆虫を簡単に見つけられる場合が多いものです。
 また、昆虫たちの生活全般を総合的に観察するためにも、植物を知ることは大切です。
 ただ、植物の名前さえわかったらいいかというと、そうとも限らず、たとえば同じ種類の樹木であっても、こちらの木には虫がわんさかいるのに、すぐ隣の木には1匹も見つからないということもあります。経験を積めば、木全体の雰囲気から「いそうだ!」というのが直感的に分かるようになるものです。
 植物を征する者はむし探検を征する。そう言っても決して過言ではありません。

その4 仲間を増やすべし
 ご近所でのむし探検に難点があるとすれば、それは近所の人たちに変な目で見られるかもしれないということです。
 子供を連れているときはまだしも、大の大人が一人で街角にじっとしゃがみこみ、草むらをしげしげと眺めながら一心にメモを取っている… そんな光景を世間はあまり普通には見てくれません。残念ながら、我ら探検隊は未だ市民権を得るには至っていないのです。
 このような現状にあっては、探検隊員の重要な使命の一つは、仲間を増やし、むし探検の認知度を高めることにあるといえます。仲間が増えるに比例し、探検の楽しさも増します。「○○自治会 春のむし探検」などというものも催すことができるかもしれません。
 また、人の輪が大きくなれば得られる情報の幅も広がります。甲虫に強い人、トンボに強い人、植物に強い人…と、それぞれの専門家が集まれば、お互いの知識を補いあうことができます。

その5 ほどほどにハンティングすべし
 探検というからには、ハンティングも大切な要素となります。
 人間は本能的に獲物を捜したい、捕まえたい、集めたいという欲求を持っているものですから、探検にハンティングという味つけを加えることで、特に子供たちののめり込み方が違ってきます。
 網を持っての採集もいいのですが、それは子供たちにまかせ、お父さんお母さんにはカメラでのハンティングをおすすめします。
 一眼レフカメラやデジタルカメラ、ビデオカメラを使えば、とても手軽に昆虫の接写を楽しむことができます。特に、デジカメやデジタルビデオは、レンズの特性から、接写に向いている機種がたくさん出ています。
 しかし忘れてならないのは、ハンティングが目的化しすぎないように気をつけること。むし探検の神髄は、虫たちの形態や行動の面白さをライブで楽しむことにこそあります。ネットハンティングにしろカメラハンティングにしろ、おまけの楽しみであると心得るようにしましょう。

 むし探検の心得をいろいろ紹介しましたが、つまり、少年の「こころ」科学者の「思考」、そしてそまびとの「五感」を兼ねそなえた者こそむし探検の達人!ということができましょう。
 
 それでは、むし探検のヒーローたちを、彼らが住んでいる環境別に紹介することにしましょう。 (種名や分布状況は筆者の住む関西を基準にしています。地域によって多少違いがあることをご了承ください。)
3.家のまわりでむし探検 INDEXへ
 むし探検の原点は、自宅の庭とその周辺にあります。家のまわりこそ、いうまでもなく最も手軽に昆虫観察できるフィールドであるからです。
 特に、卵から幼虫〜成虫になるまでを人家の周辺で一貫して過ごす種類については、生活誌の全体を対象にした突っこんだ観察ができます。
 チョウ・ガの仲間は、けっこう多くの種類が人家周辺に定着しています。幼虫なども見つけやすく、卵→イモムシ→さなぎ→チョウと、劇的な変態を子供たちに見せてあげられ、生活誌観察の入門に適しています。
 幼虫が庭木を食べるナミアゲハ(ミカン・サンショウ・カラタチ)、クロアゲハ(ミカン・サンショウ・カラタチ)、アオスジアゲハ(クスノキ)、ホシミスジ(ユキヤナギ)、オオスカシバ(クチナシ)、人家周辺に生える雑草を食べるヤマトシジミ(カタバミ)、家庭菜園の野菜を食べるキアゲハ(パセリ)などをターゲットにするといいでしょう。成虫になる前に、寄生バチの犠牲になってしまうこともありますが、これも自然のしくみの不思議さを学ぶいい機会です。
 自宅の庭は、昆虫観察のために環境を自分なりにアレンジできるのがいいところですが、庭に植える木としてぜひお奨めしたいものの一つにムクゲがあります。初夏から秋にかけて、大輪の花を次々と咲かせ、チョウやハチ・アブの仲間を強力に呼び寄せてくれますし、茎にはアブラムシがたくさんつきますので、それを食べるナミテントウナナホシテントウヒメカメノコテントウなどのテントウムシ類や、ヒラタアブクサカゲロウたちがわんさかとやって来ます。何年か経るうちには、カマキリカメムシ類なども現れ、一日中見ていても飽きない大生態系が造りあげられるのです。
 樹木が植えられている古い寺や神社は、環境条件が安定しており、昆虫たちにとってはオアシスのようなところです。特に幼虫時代が長いセミの仲間の観察場所としては貴重です。6月から鳴き始めるニイニイゼミ、真夏の風物詩アブラゼミ、夏の終わりを告げるツクツクボウシ、これに地域によってクマゼミミンミンゼミヒグラシが加わります。発生シーズンの後半には、子供の背の高さぐらいの幹にも良く止まっていて、針のような口器を使って木の汁を吸っているところや、産卵シーンが観察できます。羽化を見るためには、発生初期の夕方、サクラなどの木の根周りから這い出てくる幼虫を待ちます。羽化が終わるまでには何時間もかかりますので、小さな子供を連れている場合は、出てきた幼虫を家に持ち帰り、適当な場所に止まらせてゆっくり観察しましょう。
 
4.水辺でむし探検 INDEXへ
 近所にある溜め池や川の周辺は、水に依存して暮らす虫たちの探検ポイントです。都市周辺の河川も一時に比べたら水質が改善されてきており、年を追うごとに様々な生き物が戻って来つつあります。
 水辺の最重要昆虫は、何といってもトンボの仲間でしょう。幼虫時代を水の中、成虫は陸上で過ごすという彼らの生活誌上のバラエティが、観察をより興味深いものにしています。シオカラトンボオオシオカラトンボコシアキトンボアキアカネウスバキトンボショウジョウトンボギンヤンマクロイトトンボモノサシトンボなどが常連ですが、少し注意して捜せば、20〜30種類ぐらいは簡単に確認できます。たとえばアカトンボにも、アキアカネナツアカネノシメトンボリスアカネマユタテアカネ…と、仲間がたくさんいて、これだけで10種類近くになってしまいます。
 トンボ観察の良いところは、捕食、求愛、交尾、産卵といった、親子そろって「スゴイ!」と注目できるシーンを結構簡単に体験できることです。肉食の彼らが、他の昆虫を見事空中キャッチして、ムシャムシャ食べてしまうところなどは、アップで観察すると、なかなかの迫力ものです。
 水生カメムシ、水生甲虫、ヤゴなど、水中に暮らす昆虫は、釣具店で売っている丈夫な半円型の網で捕獲し、水草や落ち葉と一緒にプラスチックケースに入れて観察するのが手軽です。(子供と一緒になって、網で水中を引っかき回すのが、また最高に楽しい!)
 興味深いのは、水生カメムシの仲間が、カメムシ類の基本型を保持しつつも、それぞれがとてもユニークな形態をしていることです。水面上を滑るように進むスレンダーなアメンボ、水面直下を起用に背泳するマツモムシ、その名のとおりカマキリに瓜二つでお尻に呼吸管を持ったミズカマキリ…と、個性豊かに進化した役者が勢揃いしています。意外に飛翔力が高い彼らは、エッ、こんな小さな水たまりに!?という場所でも見つかることがあります。ただし、鋭い口器で指を刺される場合がありますので、手に取って観察するときには注意が必要です。
 水辺の探検ポイントとしては、夏の水泳シーズンに入る直前の学校のプールも、水生昆虫天国に変貌している場合があり、目が離せません。(小学校に勝手に入ったら叱られますけどね。)
 
5.原っぱでむし探検 INDEXへ
 公園の藪や、雑草の生い茂っている休耕田、土手や河原などが、草原の昆虫を捜すポイントです。
 ここでの主役はバッタの仲間。特に夏の終わりから秋にかけては、原っぱを適当に歩き回るだけで大小たくさんのバッタが飛び出します。
 一見、みんな同じように見えるバッタたちですが、実はたくさんの種類が入り乱れて暮らしています。おなじみのトノサマバッタショウリョウバッタオンブバッタのほか、クルマバッタモドキマダラバッタイボバッタコバネイナゴツチイナゴなどは、いたるところで見ることができます。網で捕獲し、ひととおり種類の確認ができたら、次は飛んでいる姿だけで何バッタかを当てっこするのも楽しいでしょう。
 バッタを追いかけるのに飽きてきたら、子供と一緒に地面に腹這いになって、じっくり観察してみましょう。メスを捜そうと懸命に背伸びするオスの姿や、同種間の小競り合い、葉っぱをモリモリ食べるところなど、バッタの素顔を見ることができます。
 バッタと並ぶ草原の主役は、キリギリス・コオロギの仲間、いわゆる「鳴く虫」達です。(一般に私たちが「バッタ」と総称している虫たちには、狭義のバッタと、キリギリスの仲間とが含まれています。)図書館に行って捜せば、鳴き声の入ったCD付きの図鑑が見つかりますし、インターネットでも虫の鳴き声を紹介しているホームページがあります。探検に出かける前に何度も繰り返して聞いて、種類ごとの鳴き声を頭に叩きこんでおきましょう。
 キリギリススズムシの鳴き声はポピュラーですが、その他、聞き分けの入門種としては、マツムシ(チッ、チュロリ)、アオマツムシ(フュリリリリリリ)、ケラ(ビーーーーー)、エンマコオロギ(コロコロリーー)、ツヅレサセコオロギ(リー、リー、リー)、カネタタキ(チン、チン)などがあげられます。
 むし探検のベテランになってきたら、野原にはえている特定の植物を決めて、その植物を取り巻く昆虫相全体を観察するのも興味深いことです。クズ、イタドリ、ススキなどには、多くの昆虫が依存しており、奥が深くて調べるのに適しています。
 
6.林でむし探検 INDEXへ
 林に生えている木の種類によって、住む昆虫も様々ですが、昆虫相の豊かさや観察の容易さの点から考えると、針葉樹よりも広葉樹、常緑樹よりも落葉樹、密生林よりも疎林が観察に適しています。また、林の中央部よりも、むしろ林縁部、草地や道との境目の方が圧倒的に昆虫が多いこともおぼえておきましょう。
 ワンパク小僧たちにとって、林の昆虫といえば何と言ってもカブトムシクワガタムシです。ハンティングに没頭するのは決して探検隊の本意ではないのですが、子供達の熱い思いに敬意を表し、この際、お父さんお母さんが先頭に立ってカブト採りに挑戦することにしましょう。採集方法の基本は昆虫図鑑などに載っていますが、けっこう書きもらされている事もあるように思います。ここでは、ちょっとマイナーなノウハウをご紹介しておきます。
1.ベストの時間帯はPM8:00〜10:00。宵の口に昆虫達は最も活動的になります。
2.電灯で照らす時、赤いセロハンを付けると、あまり虫が驚かないので、じっくり観察できます。
3.捕まえた虫は、タッパーやスーパーマーケットのビニール袋に一匹ずつ分けて持ち帰りましょう。(そうしないとカブトがクワガタに挟まれて穴あきになってしまったりする。)
4.ピンセットは強力な採集道具。一人一つずつ携行しましょう。(樹皮の裏など狭いところに入りこむクワガタを引っぱり出すのに便利。)
 クワガタムシで見られる可能性が高いのはコクワガタミヤマクワガタノコギリクワガタヒラタクワガタの4種です。オスは、大顎の形でたいてい見分けられます。メスはどれもよく似ていて、見分けるのに苦労します。
 また、カブトムシやコクワガタは、比較的簡単に飼育下で産卵させて2代目を育てあげることができますので、子供たちと一緒にぜひ挑戦してみましょう。
 さて、人気種にこだわらず、あらゆる虫たちに目を向けるのが、むし探検の正しい道です。親たるもの、カブト・クワガタだけが林の昆虫でないことを、子供たちに教えなければなりません。
 その多様性で、林の昆虫を代表するのがカミキリムシの仲間。長い触角に、サイボーグみたいな顔つき、洗練されたフォルムを持つ昆虫群で、子供たちもきっと気に入るはずです。シロスジカミキリゴマダラカミキリキボシカミキリラミーカミキリキイロトラカミキリベニカミキリアカハナカミキリヨツスジハナカミキリなど、大きさも形状も色彩も様々な種類をご近所でも発見できる可能性があります。林の周辺に咲くノリウツギ、リョウブ、クリ、シシウドなど、細かな白い花にはハナカミキリの仲間が多く集まり、交尾も確認できます。伐採木や、道沿いに積まれているマキも、様々な種類の交尾、産卵が観察できるポイントです。
 林はまた、昆虫達の擬態の見事さを観察するのに適した場所でもあります。樹皮にぴったりくっついて自分の輪郭を消しているキノカワガ、木の枝に化けているナナフシシャクトリムシ(シャクガの幼虫)、枯葉そっくりのアケビコノハテングチョウ…。一生懸命隠れている昆虫を見つけたら、その上手さのレベルを百点満点で採点してみましょう。
 これ以外にも、七色に輝くタマムシハンミョウ、幼虫のために葉っぱのベッドを作るオトシブミ、ひっくり返すと首を鳴らして跳び上がるコメツキムシと、雑木林は観察ネタに事欠くことがありません。マムシヤマカガシ(いずれも毒ヘビ)と、スズメバチにだけは充分注意して、時の経つのを忘れて探検しましょう。
いろいろ説明してきましたが、少しは昆虫ウォッチングの世界に興味を持っていただけたでしょうか?
私たちはともすると、自然と人間社会を相対立するものと考えがちです。
しかし、案外と、生き物たちは人間社会の真っ直中、私たちのすぐそばで、したたかに暮らしているものです。
身近な自然で「むし探検」することによって、そんな彼らの生活に直に触れ、自然の豊かさ、不思議さを肌身で感じ取るのは、とても素敵な体験です。

さあ、世のお父さんお母さん方!家族を引き連れて野に繰り出し、21世紀を担う子供たちに、自然と一体となることの素晴らしさを教えてあげましょう!!